私は公益社団法人日本吟道学院認可修神会の会員です。
日本吟道学院では年に2回昇段審査があります。
本日は二段昇段課題吟「楓橋夜泊」(吟者:指方龍順)を参考に公開します。
この様子をご覧になった方が、少しでも詩吟へ
参加してもらえるとうれしいな~と思って、ブログで発信しています。
二段昇段審査「楓橋夜泊」
楓橋夜泊 張継
月落ち烏啼いて霜天に満つ
江楓漁火愁眠に対す
姑蘇城外の寒山寺
夜半の鐘声客船に到る
「楓橋夜泊 張継」の詩の心(日本吟道学院吟道範典より転記)
張継が楓橋で船泊りした時の作です。夜中の作だとするのが通説ですが、
明け方という議論もあり、やかましい詩ですが、絶唱たるを失いません。
寒々とした空に啼く烏、川岸の楓を照らし出すいさり火、
おりから響く寒山寺の鐘の音、しみじみ旅愁がわいてきます。
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