マツダの雇用制度違法
=元派遣13人を正社員認定―地位確認訴訟・山口地裁
(時事通信) - 2013年3月14日(木)00:53
マツダ防府工場(山口県防府市)の元派遣社員が、違法な雇用を繰り返したとして、マツダに対し正社員としての地位確認などを求めていた訴訟の判決で、山口地裁(山本善彦裁判長)は13日、原告15人のうち13人を正社員として認め、未払い分の賃金の支払いを命じた。同社の雇用制度に違法があったことも認めた。
原告はマツダが導入した、一時的に直接雇用する生産サポート社員制度と派遣労働者としての雇用を繰り返し、違法な雇用をしていたと主張していた。判決は「常用雇用の代替防止という労働者派遣法の根幹を否定するものだ」と厳しく批判し、違法な雇用形態だったことを認定した。
また、マツダが派遣社員を技能に応じてランク付けし、派遣元がランクに応じて給与に反映させる仕組みになっていたことも指摘。一時的に直接雇用する制度と合わせて違法性を認定した。
原告団によると、雇い止めされた元派遣社員を派遣先の正社員と認めた判決は極めて異例。原告団は「画期的な判決。全国で相次いでいる『派遣切り訴訟』にも解決に向けた大きな力となる」としている。
元派遣13人を正社員認定
雇用制度訴訟、マツダ側敗訴
(朝日新聞) - 2013年3月13日(水)23:29
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マツダ「雇い止め」元派遣13人、正社員と認定
(読売新聞) - 2013年3月13日(水)22:43
山口県 防府市のマツダ防府工場を不当に雇い止めされたとして、元派遣社員15人が派遣先のマツダ(本社・広島県府中町)を相手取り、正社員としての地位確認などを求めた訴訟の判決が13日、山口地裁であった。
山本善彦裁判長は、同社が一定期間直接雇用した後、派遣社員に戻す方法で長期間雇用を続けたことについて、労働者派遣法に違反すると指摘。13人について正社員と認定し、雇い止め後の未払い賃金を支払うよう命じた。雇い止めされた派遣労働者について、派遣先企業の正社員と認めた判決は異例。
判決によると、15人は2003年7月~09年3月の間、半年から最大で5年6か月、同工場で働いたが、派遣会社との契約の更新などが行われず、08年11月~09年3月の間に雇い止めされた。
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