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猪瀬都知事五輪招致でイスラムを批判 IOC行動規範違反の疑いで慌てて弁明! 

2013-04-30 12:37:00 | 国際関係
2013年4月30日(火)

 言葉の使い方に極めて敏感なはずの作家・都知事・猪瀬直樹が

トンデモ失言をやらかして、東京五輪招致に大きな障害を自ら構築した。

ニューヨーク・タイムズでのインタビュー(4月中旬)で出た暴言。

猪瀬知事「イスラムはけんかばかり」
 IOCが注意喚起

 (産経新聞) - 2013年4月29日(月)22:46


 それによると、発言の要旨は下記。 

【「イスラム諸国で人々が共有しているのは唯一、アラーだけ。けんかばかりしている」などと発言したほか、日本の平均年齢などを引き合いに「トルコの人々が長生きしたいと思うのなら、日本のような文化を持つべきだ」などと語ったとしている。

 また、猪瀬知事は「アスリートにとって、最高の開催地はどこか。インフラや洗練された競技施設が完成していない、他の2国と比べてほしい」などと、イスタンブールのほか、スペイン・マドリードも念頭に述べたとしている。】



 私は、五輪招致など反対なので、頓挫するのは結構な話であるが、

イスラムを馬鹿にした発言は国際人の常識として許されるものではない。

 IOCは、行動規範に反するとして猪瀬氏に注意喚起したとのこと。

 猪瀬氏は、報道に慌てて、「真意ではない」と、この種の失言がバレた

時に皆さん使う『常套文句』で言い逃れしたようだが、作家とは思えない

語彙の不足と表現力の欠如!

猪瀬都知事「真意伝わらず」
 =他候補批判報道でコメント

 (時事通信) - 2013年4月29日(月)23:23


 この発言を掲載したニューヨーク・タイムズは、記事の内容には

確信を持っている、と猪瀬発言が弁解の余地の無いものであることを

念押ししている。

米紙「記事に絶対の自信」
 五輪招致巡る都知事の反論に

 (朝日新聞) - 2013年4月30日(火)02:12


 それによると、

 インタビューをした記者は2人とも日本語を話すうえ、猪瀬知事はインタビューのために自ら通訳を用意した。記事で引用した言葉はその通訳が話した内容で、録音もされている

    とのこと。

 ニューヨーク・タイムズの報道は4月26日(日本時間27日)付けと

云うが、何故二日も経ってから日本のメディアが追いかけたのかも不思議。

 報道管制が一時引かれていたが、一部メディアがTwitterなどで話題になる

前にスクープしようとしたのかも知れない。(これは私の想像です。)

 どうして、東京都知事にはこうも国際感覚がなく排外主義者ばかりが

就任するのであろうか? 猪瀬を持ち上げたメディアの責任も大きいと思う。

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猪瀬知事「イスラムはけんかばかり」
 IOCが注意喚起

 (産経新聞) - 2013年4月29日(月)22:46
 

 2020年五輪招致を目指す東京都の猪瀬直樹知事が今月の米国出張中、ニューヨーク・タイムズ紙の取材に対し、ライバルとされるトルコ・イスタンブールを批判したと疑われる発言をし、国際オリンピック委員会(IOC)が候補都市に注意喚起する事態となったことが29日、分かった。IOCは行動規範で他の候補都市との比較を禁止しており、トルコ側も閣僚がツイッターで「発言はオリンピック精神に反し、残念」とコメントした。

 猪瀬知事は今月14~18日、米ニューヨークへの出張中に同紙のインタビューに応じ、同紙が27日付でその内容を報じた。

 同紙によると、猪瀬知事は「イスラム諸国で人々が共有しているのは唯一、アラーだけ。けんかばかりしている」などと発言したほか、日本の平均年齢などを引き合いに「トルコの人々が長生きしたいと思うのなら、日本のような文化を持つべきだ」などと語ったとしている。

 また、猪瀬知事は「アスリートにとって、最高の開催地はどこか。インフラや洗練された競技施設が完成していない、他の2国と比べてほしい」などと、イスタンブールのほか、スペイン・マドリードも念頭に述べたとしている。

 同紙の記事は、立候補資格を失う可能性は低いとしながらも、IOCからの信用や信頼が揺らぐなど、東京の招致活動に影響する可能性を指摘した。

 猪瀬知事の発言に絡み、IOCは候補都市に対して、行動規範を順守するように求めた。

 一方、トルコのスアト・クルチ青少年・スポーツ相はツイッターで発言について、「悲しいことだ」などとした上で、「イスタンブールはこれまでに他の立候補都市に対して否定的なことを言ったことはない」などとした。


猪瀬都知事、他候補を批判
 =20年五輪招致への影響も―米紙

 (時事通信) - 2013年4月29日(月)21:17

【ニューヨーク時事】
 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は26日付で、2020年夏季五輪招致を目指す東京の猪瀬直樹都知事が他の立候補都市を批判する趣旨の発言をしたと報じた。国際オリンピック委員会(IOC)は招致活動において、他の候補都市のイメージを損なう行為や発言を禁じており、知事の発言が五輪招致に影響を及ぼす可能性もある。

 同紙によると、猪瀬知事は「選手にとってどの都市で開催するのが最高か? 社会基盤や洗練された施設が整備されていない他の二つの国と(東京を)比べてください」と話した。また、「イスラム諸国が共有しているのはアラーの神だけで、彼らは互いに争っている。彼らの国には階級がある」とし、イスラム圏初の五輪開催を目指すイスタンブール(トルコ)を意識した発言をした。

 IOCは「翻訳(された記事)であるため知事の発言の真意は定かではないが、全ての立候補都市は招致活動における規則を思い出してほしい」との声明を出した。 



猪瀬都知事「真意伝わらず」
 =他候補批判報道でコメント

 (時事通信) - 2013年4月29日(月)23:23

 2020年夏季五輪招致に関連し、猪瀬直樹東京都知事が他の立候補都市を批判したと米紙ニューヨーク・タイムズが報じた問題で同知事は29日、「記事の焦点が、あたかも東京が他都市を批判したとされているが、私の真意が正しく伝わっていない」とのコメントを発表した。

 国際オリンピック委員会(IOC)は招致活動に関する行動規範で「候補都市は他の都市の名誉を汚す言動は控えなければならない。他都市との比較は固く禁じる」と規定。猪瀬知事はこれを「十分理解しており、順守してきている」とした上で、「イスタンブールは個人的にも好きな都市。他の立候補都市を批判する意図は全くなく、このようなインタビューの文脈と異なる記事が出たことは非常に残念だ」との見解を示した。
 



米紙「記事に絶対の自信」
 五輪招致巡る都知事の反論に

 (朝日新聞) - 2013年4月30日(火)02:12
 

【ニューヨーク=中井大助】
 2020年の夏季五輪招致に関する猪瀬直樹・東京都知事の発言を掲載したニューヨーク・タイムズの記事で、猪瀬知事が「真意が正しく伝わっていない」と反論したことに対し、同紙のジェイソン・スタルマン・スポーツ・エディターは29日、「記事の取材に絶対の自信を持っている」とコメントした。

 スタルマン氏によると、インタビューをした記者は2人とも日本語を話すうえ、猪瀬知事はインタビューのために自ら通訳を用意した。記事で引用した言葉はその通訳が話した内容で、録音もされているという。  



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