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九州電力 原発無しでも連日「安定的な需給状況」  極一瞬のピーク時以外は8割ほど

2012-01-16 17:55:34 | 政治
2012年1月16日(月)

 九電の原発が全て停止した後の先週は、

今シーズンで一番寒い日が続きましたが、九電の『電気予報』では、

この間も「比較的安定した受給状況」であることが解りました。



    (2012年1月前半の電力需給実績:9割超は1/12のみで91%)

 九州電力の 【ピーク時供給力】に対する【実績最大電力】が

90%を越したのは、12月に2日間、1月はこれまでで1日だけ。 

それもピーク時間帯(午後6時-7時)1回だけで、

その際の使用率も、僅か91-93%程度の9割前半。 

そのピークも午後6時-7時に亘って、ずっと継続した訳ではなく、

その1時間の内の極一瞬だけだろうから、相当な余裕があるはず。

連日「安定的な需給状況」(九電広報をNHKが毎日報道)です。


    (2011年12月の電力需給実績:9割超は12/26;91%,12/27;93%のみ)

 上表のピーク時間帯以外では、おそらく6-7割台の使用率と思わます。

 すなわち、消費者が節電にちょっと心がければ、

原発無しでも充分にやって行けることが証明された
訳です。

 大体、需要状況に応じて供給レベルを調整することが簡単な火力発電とは

違って、大幅な調整が不可能な原発の余剰電力を深夜も消費させるために

「オール電化」で、電力大量消費社会を煽ってきたのが電力業界です。

 その上、「オール電化」による『需要拡大』と「総括原価方式」によって

電力会社は『ボロ儲け』を続けて来たのです。

 そういう構造を改めれば、原発なんかは初めから無用の長物なのです。

 この需給実績も活用して、九電や他の全国の電力会社が「原発再稼働」を

強行する口実を奪い取りましょう。

 誰でもできる簡単な行動として、可能な限り節電して電気代を削減し、

すなわち電力会社の収入を引き下げ、一方で国民がライフスタイルを

ちょっとまとまな状況に戻せば、原発なしで充分生活できることを証明

しましょう!

 節電は、なにも電力会社に協力するのではなく、生活防衛であり、

ライフスタイルの良い方への見直しであり、地球環境維持にも貢献する

行動です。 遠慮なく行いましょう!



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【九州電力 Top Page:本日のでんき予報掲載】
 http://www.kyuden.co.jp/



【九州電力:過去の電力使用実績データ】

2011年12月 最大値:1,386万kW (91%)12/26 18:00 - 19:00
http://www.kyuden.co.jp/power_usages/history201112.html

2012年1月 最大使用率:1,363万kW (91%)1/12 18:00 - 19:00 http://www.kyuden.co.jp/power_usages/history201201.html





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