ベトナムに来て既に何人から言われた事か。「北海道なら知っているけど青森?」つまり青森県をベトナム人は全くと言って良いほど知りません。店(店名が青森寿司)で受け答えするベトナム嫁が可哀想です。多分、私が言うのも何なんですが戦略性が少し乏しいのでしょう。もうチャンスがそこまで来ていると言うのにです。何で日本一の青森リンゴを大々的にプッシュしないのでしょう。絵文字リンゴを混ぜるだけでも台湾の半分くらいまで拡大すると思いますよ。ニンニクもそうです。黒ニンニクは直ぐ広まると思います。訪日観光も北海道に全部持って行かれています。雪、海鮮、花、紅葉どれを取っても青森は負けません。むしろ日本一の桜、新幹線、ネブタなどのアドバンテージがあるのに残念です。今日話したベトナム人も青森は全く知りませんでした。「ホタテ釣り」「ヤマメ掴み取り」「イカ様レース」の話に目をパチクリさせていました。いや、嫁の話す体験談にです。先ずFacebookで写真、動画を入れて青森をPRすることですね。ベトナム語で。
今日、ダナンの外国人実習生の派遣機関である日本語教育センターにヒアリングできました。本社はハノイにありホーチミンとダナンに支店があるそうです。5つくらい教室を回ってみました。近くに寮もあるそうです。教室は日本語の段階別になっていて1月に派遣される人も10名ほどおりました。どこで働くのか一人ひとり聞いてみると岐阜、埼玉、神奈川、千葉、兵庫などでした。パン工場、建築現場などに2~3人の小グループで行くようです。概ね3年間のようです。以前当店で働いていた女の子も1月にたぶん館林へ派遣されることが決まったらしく安堵した事でしょう。車とかクーラーの工場のようです。教室でいきなり私から質問されて言葉が出なくなった女の子もいれば、質問して良いですかと自分から手を挙げてきた女の子もおりました。しかしながら質問ではなく「ベトナムで健康に過ごされることを祈っています」と話しました。面白いですね。その後ここの副センター長と1時間くらい話してみて「今はハノイ本社から派遣先の指示がありますが、行く行くはダナン単独で派遣していきたい」という事でした。つまり「派遣要望のある日本の企業があったら是非紹介してほしい」という事でした。日本でもテレビなどで外国人実習生の問題が最近取り上げられていますが、それももちろん良く分かっていて5K(うそをつかない、けんかしない、かけごとしない、ぬすまない、とうぼうしない)を徹底しているとのこと。私も中部ダナンでは比較的悪さをするベトナム人は少ないと感じています。今後介護分野が多くなるでしょうとも言っていました。このような教育機関はハノイが一番多く150か所くらいに急増したそうです。ダナンはいま10か所くらいです。受け入れる日本側も段々と分かってきて今後ダナンの人気が出てくるように思います。