カープな毎日

カープファンのひとりごと。

投手戦か貧打戦か

2009年05月16日 23時40分02秒 | 試合結果
巨人 000 000 000 000 0
広島 000 000 000 000 0

 両チームの合わせて12人の投手を注ぎ込んだ試合は、共に投手陣が素晴らしい投球で無得点に抑えて、12回引き分けとなりました。
 先発のルイスは走者を出しても併殺で切り抜けるなど、危なげない投球を披露しましたが、貧打線は巨人先発内海を打てず、ほとんどチャンスを作ることができませんでした。中継ぎ陣が無失点で耐えて反撃を待ち、唯一巡ってきたチャンスは11回の1死1,2塁でしたが、赤松、梵が凡退して得点を挙げられませんでした。

 巨人は5安打、カープは3安打で両チームとも3塁すら踏めない投手戦は、シーズンを通しても、めったにあるものではありませんね。これを投手戦としてみれば、カープの投手陣はよく抑えたと思いますが、貧打戦としてみれば、カープ打線がかなり深刻な状態であることを痛感しました。
 
 ルイスは7回を4安打5奪三振とほぼ完璧な投球をすれば、その後を継いだシュルツ、永川、横山、梅津、林は5回を1安打投球でこちらも完璧なリリーフでした。打線が頼りないため、1点でも失うと、即敗戦を意味するので、1点も与えられないというプレッシャーの中で、文句の付けようが無い投球ができたことは、素晴らしいと思います。強力巨人打線を5安打無得点に抑えたのは、賞賛に値するものです。
 今日はルイスの凄さを改めて実感するとともに、今季の中継ぎ陣の充実度を再確認できました。これだけの投球を見せられると、白星を付けてあげたかったと思ってしまいます。

 一方の打線はついに迷宮入りしたかのようなスタメンでした。昨日の敗戦のきっかけを作ったシーボルを外して5番3塁にマクレーンを起用したところまでは、まだ理解できますが、1番右翼に東出、3番2塁に梵、6番遊撃石井と驚きの起用でした。しかし、結果は12回でたったの3安打と全く効果なし。
 東出は2塁で固定するべきで、梵か石井を3塁で起用し、マクレーンはベンチ(本当は登録抹消と言いたいですが)、右翼は昨日初安打を放った末永を起用するのがベストメンバーだと思います。先日のヤクルト戦で敗戦のきっかけとなった失策を犯した梵を懲りずに2塁で起用する意味が理解できません。調子の悪い時に、慣れない守備位置で余分な負担を掛けてはいけないと思います。ブラウン監督の采配が大きく狂いだしたような気がします。
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