カープな毎日

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大竹38イニング連続無失点

2009年05月25日 23時58分01秒 | 試合結果
西武 000 000 000 0
広島 012 000 00X 3
勝:大竹4勝1敗
セ:永川3敗13S
敗:岸6勝1敗
本:[広島]栗原6号

 31イニング連続無失点中の大竹が先発し、初回はピンチがありましたが、中盤以降は全く危なげない投球で7回を無失点に抑える好投。打線も2回に石原が昨日に続く適時打を放ち先制すると、3回には栗原が貴重な追加点となる2ランを放って、今季負けなしの岸から3点を奪いました。8回はシュルツ、9回は永川が締めて西武に2連勝で、交流戦の成績を3勝3敗の5分に戻しました。
 本拠地マツダスタジアムに戻ってきて、打線が活気付いてきました。攻撃でも今日は3盗塁を決めるなど、本来の攻撃スタイルが戻ってきました。そして投手陣も中継ぎを中心に好投が続いています。この交流戦で調子に乗って、一気に借金返済といきたいところですね。

 大竹が神がかり的になってきました。ついに連続無失点は38イニングにまで達しました。初回は1安打2死四球で2死満塁のピンチを迎えましたが、GG佐藤をスライダーで三振に仕留めてピンチを脱すると、2回以降は3塁を踏ませない素晴らしいピッチングでした。
 球の切れが良いのは当然ですが、ピンチでも動じない強い精神力があるからこそ、この記録が続いているのでしょう。この記録がどこまで続くのか楽しみですが、逆にいつ途切れてしまうのかと心配してしまいます。でも、去年までの心配とは内容が違うので、嬉しい心配ですね。
 また、大竹は5月に4試合先発し、2勝0敗で防御率0.00と完璧な内容です。ローテを考えると今月の登板は無いと思いますが、この成績なら5月の月間MVPも十分可能性がありますね。

 栗原が2試合連続で本塁打を放ちました。それも、昨日は勝ち越し弾、今日は貴重な追加点となる勝ちある一発でした。昨日の本塁打が復調のきっかけとなり、チームも連敗を止めたことで、楽に打席立てて、本来のスイングを取り戻したのでしょう。また、昨日に続き、石原が適時打を放ったことで、自分が決めなければいけないという4番の責任というプレッシャーからも解放されたのかもしれません。
 やはり野球は4番だけでは勝てません。まわりが打って「打線」になることが大切なんですね。
 
   

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