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逆転負けでCS敗退

2013年10月18日 22時42分20秒 | 試合結果
広島 100 000 000 1
巨人 001 110 00X 3
勝利投手:杉内1勝
セーブ:西村2S
敗戦投手:野村1敗

 後が無くなり絶対に負けられない大事な試合の先発はCS初登板の野村で、巨人は杉内でした。
 2試合連続で元気の無い打線は、3番に梵、4番キラ、6番エルドレッドとファーストステージの打順に組み替えました。これが成功し、初回に1死2塁とすると、梵の適時打で幸先良く先制しました。
 3回には丸の2塁打で1死2塁と追加点のチャンスを作りましたが、期待の菊池と梵が連続三振に倒れて得点を奪えませんでした。

 野村は丁寧な投球で2回まで無失点に抑えていましたが、3回2死から連打で1,2塁とされると、阿部に適時打を浴びて同点に追いつかれてしまいました。
 続く4回には1死から四球を与えて、坂本に適時2塁打を浴びて勝ち越し点を奪われてしまいました。
 野村は5回の攻撃で代打を送られ、4回5安打2失点で降板となってしまいました。

 5回は横山をマウンドに送るも1死2塁とされ、代わった久本が阿部に適時打を打たれて、痛すぎる3点目を失ってしまいました。
 6回からは今井が登板し、1死2塁のピンチを招くも、坂本と亀井を打ち取り得点を与えず、7回には三者連続三振を奪う力投を見せました。
 更に8回には永川勝を投入し、三者凡退に抑えて味方の援護を待ちました。

 しかし肝心の打線が、中盤以降立ち直った杉内に翻弄され3回から7回までパーフェクトに抑えられてしまい反撃の糸口を掴むことさえできませんでした。
 8回には代わったマシソンに対して、松山、岩本、天谷の代打攻勢をかけるも不発に終わり、9回は西村に菊池、梵、キラの上位打線が三者凡退に抑えられ、巨人の継投の前に散発3安打に封じられてしまいました。

 これで3連敗となり、対戦成績は0勝4敗でCSの敗退が決まり、今季が終了しました。


 今日も初戦と同様に巨人戦での典型的な負けパターンでした。序盤で調子の上がらない杉内を攻略しきれず立ち直らせしまい、中盤以降は手が出せなくなりました。
 先発は中盤以降に巨人重量打線に捕まり、失点を重ねて逆転を許してしまい、終盤は巨人の強力リリーフ陣に封じられました。
 この試合展開は今季何度も見せられています。得点できる時にしっかりと得点しないと、巨人のような強いチームには勝てません。勝負強い打線になることが、打倒巨人に向けて来季の大きな課題ですね。
 また、最少得点差を守り切るためには、リリーフ陣の強化も必要です。これは今村が復調すれば解決できるはずです。来季こそは今村に期待したいですね。


 ファイナルステージで1勝もできなかったことは残念でしたが、選手たちは9月からずっと負けられない試合が続き、体力的にも限界に達していたと思いますが、それでもここまで這い上がってきたことは凄いことだと思います。この時期まで熱い戦いを見せてくれた選手たちには感謝したいです。本当にありがとうございました。

 とは言え、敗れたことは悔しいです。選手たちはもっと悔しいと思っていることでしょう。今年の経験とこの悔しさを来季に繋げてくれると信じています。
 今季はCS進出という一つの目標を達成したので、来季は更に上を目指して、リーグ優勝という大きな目標を目指してほしいです。
 
 
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