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黒田6失点で今季初黒星

2016年04月16日 21時50分44秒 | 試合結果
広島 013 100 000 5
巨人 311 010 00X 6
勝利投手:田原誠1勝
敗戦投手:黒田2勝1敗
セーブ:澤村3勝4S
本塁打:[巨人]村田1号、クルーズ4号


 打線は、初回に2安打で1死1,3塁としながら、ルナが併殺に倒れて先制機を逃すと、その裏に黒田が、安打と四球で2死1,2塁とされ、クルーズと亀井に連続適時打を浴びて3点の先制を許してしまいました。
 それでも打線は、2回に四球と2塁打で1死2,3塁として石原の適時打で1点を返しました。
 ところが、その裏に黒田が、1死2塁とされて2死後にギャレットに適時2塁打を浴びて再び3点差にされてしまいました。

 好調な打線は、3回に安打と四球で無死1,2塁としてルナの適時打で1点を返し、更に死球を挟んで満塁すると、新井の2点適時打で同点に追いつきました。
 しかし、その裏に黒田が村田に本塁打を浴びて勝ち越しを許してしまいましたが、4回に2死から連続四球で1,2塁として田口をKOすると、代わった田原誠からエルドレッドが適時打を放って再び同点に追いつきました。

 黒田は、4回を無失点に抑えて立ち直ったかと思われましたが、5回にクルーズに本塁打を浴びて、再び勝ち越しを許してしまい、5回8安打6失点でマウンドを降りました。
 6回からは横山がプロ初のリリーフ登板すると、6回に1死2塁のピンチを招きながらも後続を断って失点を防ぐと、2回を無失点に抑える好リリーフでした。
 
 打線は、同点に追いついた後の5回から7回まで巨人リリーフ陣に無安打に封じられてしまいましたが、8回にマシソンを攻めて2安打と悪送球も絡んで1死2,3塁の同点機を作りましたが、代わった山口の前に田中が二ゴロ、菊池が遊ゴロに倒れて無得点に終わってしまいました。

 8回は永川が1安打無失点に抑えて9回に望みをつなぎましたが、9回は澤村に三者凡退に抑えられて、巨人に惜敗して連勝が4で止まり、2位に後退し、黒田が今季初黒星を喫しました。


 今日の黒田は、明らかに制球が甘く、球の切れも悪かったと思います。初回のギャレットの適時打は不運な当たりで、5回のクルーズの本塁打は上手く打たれましたが、それ以外の失点は尽く高めに浮いた球を痛打されました。
 いつもの黒田なら、試合中に修正して徐々に余計な失点はしないのですが、今日は最後まで修正が出来なかったように思います。もしかしたら、前回登板時に左足首に受けた影響があるのかもしれません。
 黒田であれば、次回登板で今日の借りを返す快投を見せてくれると信じています。


 打線の序盤の粘りは素晴らしかったです。突き放されても、直ぐに反撃して試合の流れを巨人に渡しませんでした。しかし、全て同点止まりで勝ち越せなかったことが、最後まで響きました。
 そして8回の攻撃で、無死1塁の場面で代打天谷が普通に打って左飛に倒れた後に、代打松山が安打を放ちました。なぜあの場面でそのまま打たせたのか疑問が残ります。終盤で1点を追う展開であれば、送ってまずは同点にすることを考える場面だと思います。
 もし送っていれば…。と思ってしまいました。結果的に8回の無得点が試合の勝敗に直結してしまいました。好調な打線に頼り切った采配に見えてしまいました。
 確実に1点を挙げる野球を目指していることを忘れてほしくないですね。 

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