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森下を単独指名で交渉権獲得

2019年10月17日 23時42分11秒 | オフシーズン
 ドラフト会議が行われ、カープはドラフト1位指名で大学No.1右腕の明大・森下暢仁投手の交渉権を獲得しました。指名後には佐々岡監督が明大を訪問して早速指名の挨拶を行い、佐々岡監督が現役時代に背負った背番号18を付けさせる考えがあることを語りました。
 また森下は、会見で1年目からローテ入りして新人王を目指す意気込みを語り、将来的には前田健のようにエースとして勝てる投手を目指すことを語りました。
 
 森下は、今ドラフトでは星稜・奥川、大船渡・佐々木と並んで注目を集めていたことから、競合は必至と思われていましたが、まさかの単独指名となり、最初は驚いて信じらませんでした。
 奥川や佐々木ほどの競合は無いものの、DeNAが森下を指名すると思っていたので、2球団の一騎打ちになると予想していましたが、嬉しい肩透かしとなりました。

 森下は、最速155㎞の直球に加えて、カットボール、カーブ、チェンジアップなど変化球も多彩で、今春はリーグ優勝、全日本大学野球選手権でも優勝へ導き、即戦力と期待されています。
 伸びしろという面では、奥川や佐々木の方が大きいかもしれませんが、1年目から1軍で活躍することは間違いないと思われ、来季開幕時にローテに入っていてもおかしくなく、そうなれば来季の先発ローテは頼もしくなります。森下のコメントどおり新人王を目指して頑張ってほしいですね。

 また、3位で指名した鈴木は最速148㎞の速球とキレのあるスライダーが武器で、今夏はエースとして霞ケ浦高を4年ぶりの甲子園出場に導きました。4位で指名した韮澤は、夏の甲子園に3度出場しており、今夏の甲子園の後にはU-18日本代表にも選ばれています。

 今ドラフトでは、2位以下も会心の指名となったようで、苑田スカウト統括部長は「欲しい選手がみんな取れた。200点のドラフト」と完璧なドラフトとなったようです。森下を指名できた時点で100点ドラフトだと思っていましたが、その後も投手、捕手、内野手、外野手とバランス良く指名できたことで、会心のドラフトとなりました。
 ここ数年のカープはドラフトが成功しており、スカウティング力の高さを示していますね。



1位:森下 暢仁 投手 明治大
2位:宇草 孔基 外野 法政大
3位:鈴木 寛人 投手 霞ヶ浦高
4位:韮澤 雄也 内野 花咲徳栄高
5位:石原 貴規 捕手 天理大
6位:玉村 昇悟 投手 丹生高

育成
1位:持丸 泰輝 捕手 旭川大学高
2位:木下 元秀 外野 敦賀気比高
3位:畝 章真  投手 香川オリーブガイナ―ズ

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