カープな毎日

カープファンのひとりごと。

佐々岡新監督が就任

2019年10月07日 21時14分24秒 | オフシーズン
 広島は、佐々岡投手コーチが来季の監督に就任することを発表しました。1年契約で年俸7,000万円、背番号は今季と同じ88に決まりました。カープで投手出身の監督は、67年の長谷川監督以来53年ぶりとのことです。
 
 佐々岡新監督は、マツダスタジアムで記者会見を行い、「今年の経験を反省して、来季V奪回、そして日本一を目指して全身全霊を込めて務めさせていただきます。」と所信表明をしました。また、会見では理想のチームとして、「悔しさがあれば表に出す。勝つ喜びというのも出す。グラウンドに出ているレギュラー陣、ベンチにいる選手の一体感。コーチも含めて明るさもあり、厳しさもありというところ」とし、首脳陣や選手らのコミュニケーションを重視して優勝に向けて一丸となるチーム作りを目指すとのことでした。
 
 佐々岡新監督については、内部昇格ということで最初は少し残念な感じがしましたが、監督就任要請後、その人柄や人望の厚さを知り、これまでの緒方監督とは違い、チーム一丸となって投手と野手がそれぞれ助け合うカープらしいチームができるのではないかと期待が膨らんできました。
 実際に今日の就任会見での受け答えを見る限り、人柄の良さを感じられましたので、新たなチーム作りは良い方向に向かうという期待を持てました。

 そして、何より、佐々岡新監督は、既に監督としてのチーム作りに向けて動きだしており、今季国内FA権を取得した菊池涼、野村、會澤に対して電話で残留要請を行っていました。
 FAの交渉はフロント主導であり、これまでの監督が直接残留要請をしたことは公には聞いたことがありません。なぜFA宣言後の交渉では、他球団の監督が交渉に出馬するのに、カープの監督は残留要請をしないのか疑問に思っていましたが、佐々岡新監督は、早速その不満を解消してくれました。
 監督が直接本人に思いを伝えることで、選手も意気に感じると思うので、佐々岡新監督のコミュニケーション力が発揮されて、3人とも残留してくれることを願いたいですね。
コメント