森下が、契約更改交渉に臨み、3,500万円増の年俸1億1,000万円で更改しました。入団4年目での1億円突破は前田健と田中広の入団5年目を上回り、球団史上最速となりました。
今季は27試合に先発して投球回178回2/3はともにリーグトップで、開幕からチームで唯一、1年間先発ローテーションを守って10勝8敗、防御率3.17の成績を残して、初のゴールデングラブ賞を獲得しました。
前半戦の登板過多による蓄積疲労もあり、シーズン終盤は調子を落としてしまい、本来の投球ができず白星が伸びませんでしたが、ローテを守り続けて崩壊状態だった先発陣の中で奮闘したことが高く評価されたと思われます。
ただ10勝止まりだったことは少し物足りず、森下本人も不満だったようですが、ローテの柱として先発陣を支えたことを考えれば、この高評価は当然であり、入団から3年間ローテを守っていることも加味すれば、球団史上最速での1億円突破は不思議ではありません。
10月下旬には「右肘関節鏡視下骨棘切除、右肘関節内滑膜切除」の手術を受けて、現在はリハビリ中ですが、軽いキャッチボールもできる状況にまで回復しており、来季の開幕までには間に合うようです。
来季を万全の状態で迎えることができそうなので、来季も1年間ローテを守り、チームに勝利をもたらす投球をして、チームを優勝に導くとともに、自身は最多勝、最優秀防御率、最高勝率などの投手タイトルを狙ってほしいです。森下の実力であれば絶対にできるはずですね。