新戦力期待大

　何かと話題の多いフェルナンデス投手が、シート打撃に初登板し、32球を投げ、うち25球程度がナックルでした。打席には井生が立ち、空振りすることなく、何とか打ち返しましたが、バットの芯に当たらず、凡打ばかりでした。
　井生は、ナックルボールの感想を球の分身が見えて、どれを打って良いか分からないとコメントするなど、揺れと落差に驚いていました。
　ブラウン監督によると、ナックルは大振りのバッターに対して効果的とのこと。井生はコンパクトに当ててくるため、何とか打ち返すことができたのでしょう。

　３人の新人投手もそろって登場。宮崎が中東のバットを、上野が大須賀のバットを、そして青木高は上村のバットをそれぞれ折るなど、昨日登板した投手とは対照的に、調整が順調に進んでいるようです。

　前評判とおり、ナックルが打者のタイミングを外すのに有効であることが分かってきました。最初は通用するか心配していましたが、これは使えるような気がしてきました。ただ、打者もまだ調整不足の段階なので、これから始るオープン戦などでの結果が大切ですね。

　また、青木高のペローン投法を初めて見ました。確かに独特な腕の振りなので、こちらも打者がタイミングを取り辛いようです。
　フェルナンデス、宮崎、上野、青木高と今季の新戦力は期待できそうです。