現役ドラフトで日本ハムから移籍した鈴木健矢が、入団会見を行いました。
会見では、「今は『やってやるぞ』というか、ワクワクしている気持ちです」とマツダスタジアムでの投球を心待ちにするとともに、「強みとしては先発も中継ぎも両方できるのが強みだと思うので、『行け』と言われたら、さまざまな場面で仕事するのがぼくの仕事なので、どんな場面でも対応できるようにという気持ちです。」と役割を厭わず、チームに貢献する姿勢を示しました。
鈴木健は、右下手投げで直球の球速は130km台ながら、カットボール、スライダー、カーブ、シンカー、チェンジアップの多彩な変化球を操り、先発と中継ぎの両方をこなせる万能型の投手です。
カープはもちろん、セ・リーグにもあまりいないタイプの投手であり、今季は8試合の登板で1勝2敗1H、防御率2.74の成績でしたが、昨季は24試合の登板で6勝4敗、防御率2.63の好成績を残しているので、実力があるのは間違いなく、下手投げに変えてから2年しか経っていないので、伸びしろもありそうです。
カープは九里がFA移籍し、矢崎も現役ドラフトで移籍したことから、先発、中継ぎとも1枠空いたので、チャンスも十分あると思います。今回の移籍を機に一気に才能が開花する可能性がありそうで、楽しみな存在になりそうですね。