明日からオープン戦

　今日は練習休みでした。そして、明日からはオープン戦が始まりますね。初戦はサンマリン宮崎で巨人と対戦します。
　オープン戦の開幕戦の先発は今村が起用されるようです。今村は先日の日本ハムとの練習試合でも先発しており、2回を無失点に抑える好投でした。ブルペンの投球練習でもキレのある球を投げているようで、首脳陣の評価が上がってきています。野村監督もチャンスを多く与える考えのようですから、明日の結果次第で、2軍落ちということも無いと思われますので、今村には力まずに思い切って自分の球を投げて欲しいですね。
　今村がローテ争いに加われば、先発陣の層も厚くなりますから、前田健の2年目のように飛躍の年にしてほしいですね。

エースと守護神フリー打撃に登場

　今日は午前中の雨で予定されていた紅白戦が中止となってしまいました。午後からは雨が上がり、前田健と永川が揃ってフリー打撃に登板したました。

　前田健は前田、石井、石原、倉の4人を相手に合計50球を投げて、安打性の当たりは13本でした。しかし、今日は直球とカーブのみの投球だったことから、打者へ投げる感覚を確かめる程度の投球だったのでしょう。本人も感触が良かったとコメントしていることから、調整は順調と見て良いでしょう。
　前田健は3月25日の開幕に合わせて調整をしていけば良いので、これから実戦を通して調子を上げていけば問題ないでしょう。

　永川も前田、石井、石原、倉の4人を相手に合計50球を投げて、安打性の当たりは8本とまずまずの投球でした。直球の最速は142㎞でしたが、制球を乱す場面もあったようです。ケガからの復活を目指す永川も打者相手に投げられてことで、復活へ一歩前進したと考えて良いでしょう。
　今季は守護神の座が安泰とは言えない状況ですから、オープン戦などの実戦で結果を出すことが求められると思われますが、無理をしてケガの再発だけはしてほしくないですね。

今キャンプ初の紅白戦

　今キャンプ初の紅白戦が行われました。ルーキーの岩見が1回を1安打無失点に、新外国人サファテも1回を1安打無失点に抑える好投を披露しました。また、中村恭は1回を4安打3失点と打ち込まれてしまいました。

　岩見は左打者3人に対して内角を突く投球できっちりと打ち取り、対左打者へのリリーフとして起用できそうな気がします。また、テイクバックが小さい独特のフォームも、打者から見ると打ち辛い感じがするので、制球さえ乱さなければ1軍で通用しそうですね。

　サファテは最速148㎞を計測するなど、直球の球威は素晴らしいです。今でもこれだけ投げられるということは、開幕までには150㎞後半の速球が見られそうですね。リリーフはシュルツがいるので、サファテの1軍は苦しいかと思っていましたが、これは予想以上に使えそうな気がしてきました。シュルツも安泰ではありませんね。

　中村恭は打たれだしたら止まらないといった感じでした。初の実戦登板ということで気持ちが高ぶり、力んでしまったのかもしれませんね。まだチャンスはあると思うので、次回は結果を出してほしいですね。

　野手では岩本が好調を維持しており、4打数3安打2打点の大当たりでした。このままなら主軸も期待できますが、今の時期にあまり良すぎると、シーズンで打てなくなるのではと心配になりますね。

日南2次キャンプ始まる

　今日から日南2次キャンプが天福球場で始まりました。心配された新燃岳の降灰の影響もなく、順調に練習メニューを消化しました。また、今日からは日南で調整を続けていた前田が合流して、ようやく1軍のメンバーが揃いました。ランチ特打では97スイング中、安打性の打球が44本と見事な打撃を見せて、調整が順調に進んでいることを印象付けました。
　前田は体調を維持できれば十分できるはずです。今季も貴重な戦力として期待できそうですね。
　
　そして、昨年に続いて野茂が臨時投手コーチとして、22日まで指導を行う予定となっています。早速初日からブルペンにこもって、投球したすべての投手をチェックしたようで、青木高や今村にアドバイスをしたました。
　野茂臨時投手コーチは、昨年よりもレベルアップしているように見えると成長を感じたようでした。
　若手・中堅投手は元メジャーの技術やメンタルを吸収して、ワンランク上の投球ができるようになってほしいですね。


　

沖縄キャンプ打ち上げ

　今日で沖縄での1次キャンプを打ち上げました。練習後には選手会長の石原の一本締めで締めました。その後、日南に移動して15日からの2次キャンプに備えました。

　沖縄キャンプでは新外国人選手と新人に注目が集まり、実力の一端を確認できたことで、今後の2次キャンプやオープン戦に向けて期待を持たせてくれました。一方で、昨日の練習試合では青木高、今井、大島と飛躍を期待した投手が打ち込まれてしまい、今後に課題を残す結果となってしまいました。
　
　野手ではトレーシーが期待通りの打撃を披露すれば、岩本も練習試合で本塁打を放つなど成長の跡を見せてくれるなど期待を持たせてくれました。しかし、2人に続く選手の名前が上がってこないのは残念なところですね。

　まだキャンプは半分を終えたところです。開幕までは1カ月近くありますから、個々の課題を克服して、開幕では100%の力を出せるように、15日からの日南2次キャンプを過ごして欲しいですね。

今村2回無失点も課題残る

　今日は今季初の対外試合となる日本ハムと練習試合が行われ、飛躍が期待される今村が先発しました。2回を投げて2安打無失点と好投しましたが、2回には2死1,3塁のピンチを招くも中島を打ち取り、何とか無失点に抑えることができたという感じでした。また、直球のコントロールが安定せず、今後に課題を残す投球でした。
　しかし、今季初の試合で先発を任され、結果を残したことは成長の跡が感じられて良かったと思います。まだ1軍への壁は高く、もう一回りのレベルアップが必要と思われますが、今村なら乗り越えられるはずです。前田健のように2年目の飛躍を期待したいですね。

　練習試合は、青木高と今井が日本ハムの4番に入った中田に2打席連続本塁打を浴びるなど、10点を失ってしまい、5－10で大敗となってしまいました。今季も初戦から投手陣が打ち込まれたのは気になりますが、まだキャンプ中盤の練習試合ですから、これから調子が上がってくれば大丈夫だと信じたいですね。

新戦力の評価アップ

　今日は雨模様でしたが、先発ローテの一角として期待されるバリントンフリー打撃に登板しました。キレのある直球とカーブ、スライダーなどを交えて40球を投げました。安打性の当たりはたったの３本と触れ込み通りの実力を見せてくれました。
　
　対戦した倉と石井がまだ調整段階とはいえ、両ベテラン選手を抑えたのですから、実力がある証拠だと思います。サファテとともに期待が高まるばかりですね。これからシート打撃などの実戦での投球が楽しみです。

　またベテランの豊田もフリー打撃に登板し、石原らに39球を投げて、9本の安打性の当たりを打たれました。ただ、豊田はベテランですから、開幕を目標に調整をしており、今の時期では打者に投げられるだけでも、十分順調に仕上がっていると考えて良いと思います。
　豊田も日に日に評価が上がっているので、今季は救援陣の層が厚くなりそうで、終盤を安心して見ていられるかもしれませんね。

福井初ブルペン

　ようやく福井が、今キャンプで初めてブルペン入りしました。当初はブルペンに入る予定ではなかようですが、状態が良かったということで首脳陣に志願してのブルペン入りでした。捕手を立たせて20球を投げただけで、久々の投球の感触を確かめたというところでしょうか。
　これからは投げ込みを行うなど、調整ペースを上げるようです。他の即戦力ルーキーたちより遅れているので、ここから一気に追い上げて1軍枠争いに加わってほしいですね。

　福井以外のルーキーたち4人は揃ってフリーバッティングに初登板しました。特に中村恭と岩見は球のキレが良かったようで、今後に期待が膨らみました。

　また練習では今キャンプ初めてシート打撃も行われ、実戦的な練習が増えてきました。ここでの投球が1軍に生き残れるかを決めると思われますので、気合が入った投球になるでしょうね。大野投手チーフコーチが頭を悩ませるような状態になると嬉しいですね。

明日から第3クール

　明日からはいよいよ沖縄キャンプ最終クールとなります。12日には日本ハムとの練習試合も予定されており、実戦練習が増えてきます。
　15日からは日南2次キャンプが始まりますので、ここで1軍と2軍の入れ替えが行われる可能性もあるので、各選手とも実戦でのアピールが激しくなるのでしょうね。

　日本ハムとの練習試合ということで、最初は斎藤と福井の投げ合いなどがあるかもしれないと思われましたが、福井が第2クールで別メニュー調整となったことで、12日の登板はないと思われるので、話題性十分の対決はお預けとなるでしょうね。ちょっと残念ですが、こればかりは仕方ありません。

　福井は第3クールから通常メニューに戻り、ブルペン入りもする予定ですから、ようやく期待の大型ルーキーの投球が見られそうです。どんな球を投げるのか楽しみですね。

早くも151㎞をマーク

　サファテ投手がシート打撃に登板して、来日後初めて打者を相手に投げました。石原と倉の両捕手に対して、力のある直球と、カーブ、スライダーを織り交ぜて計40球を投げたのですが、自慢の直球はなんと最速151㎞をマークしました。
　安打性の打球はたったの3本で全て変化球を打たれたもので、武器の直球はほとんどファールになっていました。

　まだ第2クールで紅白戦などの実戦も始まっていないのに、早くも150㎞を超える球を投げるのは凄いですね。1年目ということで張り切っているのもあるでしょうが、1軍枠の争い、そして1軍の外国人枠争いが共に激しくなっているので、首脳陣に早くアピールしたいという意識があるのでしょうね。
　このまま順調に調子を上げて、160㎞を超える直球を投げてくれれば良いのですが、飛ばし過ぎで、開幕時に調子を落とすのではないかと心配してしまいます。

　今日で第2クールが終わりました。ここまでは福井を筆頭に投手陣の話題が大半を占めていますね。明後日からの第3クールでは、実戦形式の練習も増えてくるでしょうから、野手陣も目立つ選手が出てくるでしょうね。