カープな毎日

カープファンのひとりごと。

首位と4.5ゲーム差

2015年06月15日 22時43分52秒 | 日記
 交流戦は、まだ1カードの1試合が残っていますが、カープは昨日で交流戦を終えました。毎年苦戦する交流戦を9勝9敗の5割で、失速することなく乗り切ることができました。
 まだ明日の阪神の結果により順位が変わりますが、現在は7位でセ・リーグでは阪神に次いで2位と上々の位置に付けています。
 序盤は苦戦しましたが、最後は最も苦手とする福岡でのソフトバンク戦に勝ち越して、5割に持ち込みました。
 
 5割ということは、リーグ戦終了時と変わらず借金7と低迷しているのですが、DeNAや巨人など上位チームが揃って苦戦したことでゲーム差は縮まり、首位巨人まで4.5ゲーム差と射程圏内に入ってきました。

 普通なら借金7では首位を狙うような状態ではありませんが、今季はまだ十分可能性があります。今年は開幕ダッシュに失敗して低迷しているカープにとっては、上位を狙うにはとても有難い状況になっています。これはまだカープにツキがあるということでしょうか。

 とはいえ借金7の最下位に変わりありませんので、リーグ戦再開からは1つずつ借金を減らして、とりあえず5割復帰が目標となります。
 中継ぎ陣に不安を抱えていますが、打線は状態が上がってきており、どのチームも投手陣に疲労が出てくる時期なので、打線が強力な援護で投手陣を盛りたてていくしかありませんね。
 
 やはりキーマンは丸になるでしょう。丸の復調無くしてチームの浮上はないと思います。今日も休日返上で練習したようですが、良い感触を得て、それを継続していけるようにしてほしいですね。
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福井炎上して交流戦勝ち越しならず

2015年06月14日 22時07分36秒 | 試合結果
広島 100 010 000 2
SB 013 300 00X 7
勝利投手:バンデンハーク1勝
敗戦投手:福井5勝2敗
本塁打:[広島]田中5号
     [ソフトバンク]松田17号


 好調の打線は初回に菊池の安打と盗塁に悪送球も絡んで1死3塁とすると、内野ゴロの間に1点を先制しました。
 2回にも連打と犠打で1死2,3塁の得点機を作りましたが、會澤と木村昇が連続三振に倒れて無得点に終わりました。

 福井は2回に松田に本塁打を浴びて同点に追いつかれると、3回には連続長短打で無死1,3塁とされて、明石と柳田に連続適時打を浴び、更に内川の犠飛でこの回3点を失って勝ち越しを許すと、4回にも連続長短打で無死1,3塁とされ、ボークで1点を失い、1死後に福田に適時2塁打を浴びたところでマウンドを降り、3回1/3を投げて8安打7失点の乱調でした。

 後と継いだ戸田も2死から連打を浴びて1点を失って、この回3失点で点差が6点となってしまいました。
 戸田は6回に1死2塁のピンチを招くも、明石と柳田を凡打に打ち取り無失点で凌ぎました。
 7回からは西原が登板して内川、李浩大、松田を三者連続三振に斬ると、8回は飯田が三者凡退に抑えました。

 打線は3回と4回はバンデンハークに三者凡退に抑えられていましたが、5回に田中が本塁打を放って1点を返しました。しかし、バンデンハークに6回2点に抑えられ、7回からはソフトバンクリリーフ陣に1安打に抑えられて得点を挙げられず、交流戦最終戦を白星で飾ることができず、交流戦の勝ち越しもなりませんでした。
 それでも苦手の交流戦を9勝9敗の5割で乗り切り、何とかペナントレースから脱落せずに済みました。

 
 今日の敗因は2つあり、1つはもちろん福井の乱調で、もうひとつは序盤でバンデンハークを攻略できなかったことでしょう。
 福井は2回に松田に本塁打を打たれたことで、動揺したのではないかと思いました。これまでなら、打たれても次の打者を打ち取ることに集中して、粘り強い投球ができていましたが、今日は守りに入ってしまったことで、勝負ところで球が甘くなったと思います。
 今日の失敗を次の登板に活かしてほしいですね。

 攻撃面では2回の逸機が痛かったです。初登板のバンデンハークを捉える絶好期でしたが、會澤と木村昇が連続三振で得点できず、バンデンハークを乗せてしまいました。
 ここで試合の流れが代わり、直後に福井が同点弾を浴びたことも無関係ではないと思います。
 点は取れるときにしっかりと取らないといけないということですね。
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21安打9得点でソフトバンクに連勝

2015年06月13日 23時26分43秒 | 試合結果
広島 201 103 011 9
SB 000 001 020 3
勝利投手:ジョンソン5勝3敗
敗戦投手:スタンリッジ6勝5敗
本塁打:[広島]シアーホルツ6号、丸7号、8号


 打線は昨日の勢いをそのままに初回から繋がりました。初回は1死3塁からシアーホルツが2点本塁打を放って先制すると、3回には2死から連続短長打で2,3塁として、鈴木誠が適時打を放って1点を追加しました。
 続く4回には丸の本塁打が飛び出して、スタンリッジをこの回でKOしました。

 ジョンソンは、毎回のように走者を背負いましたが、持ち味の低めへの制球が冴えて、ソフトバンク打線に凡打の山を築かせました。
 2回の無死1塁も松田、江川、今宮を打ち取り、5回には安打と捕逸で1死2塁のピンチを背負うも、代打吉村と中村晃を内野ゴロに打ち取って無失点で切り抜けました。
 6回に四球と2塁打で2死2,3塁の場面で、暴投により1点を失うも後続を断って最少失点で切り抜け、7回は三者凡退に抑えて、7回5安打1失点でマウンドを降りました。

 好調な打線は、2番手二保にも襲い掛かり、6回に連打で無死1,3塁として、菊池、シアーホルツ、エルドレッドの3連続適時長短打で3点を挙げました。しかし、無死満塁のチャンスでは、森に鈴木誠と田中が連続三振を喫するなど、得点を奪えませんでした。
 それでも8回に寺原から2安打1四球で1死満塁として、木村昇の適時内野安打で1点を追加し、9回には森福から丸が本塁打を放って9点目を挙げました。

 8回からは大瀬良がマウンドに上がり、梵の失策で無死1塁となるも、柳田と内川を打ち取って2死までこぎつけましたが、李大浩と松田に連続適時長短打を浴びて2点を失ってしまい、更に江川が打球が大瀬良の右臀部を直撃し、大瀬良は降板となりました。
 このピンチは中崎が抑えて2失点で凌ぐと、9回は三者凡退に抑えて、ソフトバンクに連勝して、交流戦の負け越しが無くなりました。


 昨日の良い流れが今日にも続いていました。初回にシアーホルツが先制本塁打を放つと、その後も先発全員安打で毎回安打の21安打を放って、ジョンソンを強力に援護しました。
 ただ快勝したことで忘れられたミスなどもありました。8回の無死1,2塁で鈴木誠が犠打失敗しており、7回無死1塁は丸が併殺に倒れ、2回1死3塁、6回無死満塁、9回1死1,3塁は後続が続かず無得点とチャンスを逸しています。21安打放った割には9得点と少し少なく感じたのは、確実に得点機をモノにできていなかったからではないでしょうか。
 「勝って兜の緒を締めよ」ではありませんが、今日のような大味な試合展開でこそ、反省点を見つけて明日に繋げないといけません。
 
 明日は交流戦最終戦となります。苦手ソフトバンクに、苦手ヤフオクドームで3タテできれば、リーグ戦に向けて勢いが付くと思います。最後も勝って、交流戦を勝ち越しで終えたいですね。
 
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黒田8回無失点で6勝目

2015年06月12日 23時11分27秒 | 試合結果
広島 021 101 001 6
SB 000 000 000 0
勝利投手:黒田6勝2敗
敗戦投手:攝津4勝5敗
本塁打:[広島]田中4号、鈴木誠4号、石原1号


 黒田は、初回に自らの失策に安打と盗塁で1死2,3塁のピンチを招きましたが、内川を遊ゴロに打ち取り、死球を挟んで満塁とするも、松田を遊ゴロに打ち取って無失点で切り抜けると、2回無死1塁では今宮を併殺、4回無死1塁も李大浩を併殺、更に6回1死1,2塁は内川を併殺に打ち取って、強力ソフトバンク打線に得点を与えませんでした。

 新井がスタメンを外れ、4番にはエルドレッドを据えた打線は、2回に2死1塁から田中が2点本塁打を放って先制すると、3回には連打と犠打で1死2,3塁として内野ゴロの間に1点を追加し、続く4回には鈴木誠の本塁打で追加点を挙げました。
 6回には、安打と敵失などで1死1,3塁のチャンスを貰うと、内野ゴロの間に1点を挙げて、攝津から着実に追加点を挙げました。

 黒田は8回も続投して、2死から連打と四球で満塁としてしまいましたが、内川を中飛に打ち取って無失点で凌ぎ、8回を6安打無失点に抑える好投でした。

 9回には石原にも本塁打が出て試合を決めると、その裏を中崎が三者凡退に抑えて、苦手ソフトバンクにヤフオクドームで勝ち、借金を再び7に減らしました。


 黒田の投球に尽きます。初回こそ自らの悪送球をきっかけにピンチを招いてしまいましたが、内川と松田を抑えて無失点で凌ぐと、その後は本領を発揮して7回まで3安打に抑え、更に3併殺を奪ってソフトバンク打線に反撃を許さない貫録の投球でした。
 黒田の投球リズムが良く、これが打線にも好影響を与えて、2回から4回まで毎回得点を挙げて黒田を援護しました。
 
 交流戦首位のソフトバンク相手にカード初戦を理想的な試合展開で勝利したことで、チームも乗って行けると思います。
 最近は一進一退を続けており、なかなか上位との差が縮まりません。今日の白星をきっかけにして、チーム状態が上がることを期待したいですね。
 そのためにも、明日の試合が大切になってきます。ジョンソンが最近は精彩を欠いた投球が続いているので、明日こそは好投して連勝といきたいですね。
 


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必死の継投実らずサヨナラ負け

2015年06月11日 22時37分04秒 | 試合結果
広島 202 000 000 4
西武 300 100 001 5
勝利投手:高橋朋1勝17S
敗戦投手:ヒース3敗4S
本塁打:[広島]エルドレッド5号


 初回から岸を攻めて連打などで1死2,3塁として、新井の犠飛で先制点を挙げると、四球を挟んで鈴木誠の適時打でこの回2点を挙げて、今季初登板初先発の武内を援護しました。
 
 その武内はいきなり連続長短打と四球で無死満塁のピンチを招き、中村の犠飛とメヒアと森に連続適時打を浴びて3点を失って、あっさりと逆転を許してしまいました。
 
 しかし打線が3回に2死1塁からエルドレッドが2点本塁打を放って逆転に成功しました。
 武内は2回と3回も走者を背負いながら無失点で凌いでいましたが、4回に2死2塁で栗山に適時打を浴びて、同点に追いつかれてしまい、この回限りでマウンドを降りました。

 中盤以降は繋がりを欠き、5回の1死1,3塁では新井が投ゴロ併殺、7回1死2塁では丸と菊池が倒れて、8回2死1,2塁は田中が三振と、あと1本が出ずに勝ち越せませんでした。

 5回からは今井が登板し、5回、6回と三者凡退に抑えると、7回は無死2塁のピンチで、栗山、浅村、中村の上位打線を内野ゴロに打ち取って無失点で切り抜けました。
 8回からはヒースを投入して無失点に抑えるも、9回も続投したヒースが無死1塁とされたところで、戸田に交代をするも、内野ゴロと四球で1死1,2塁とピンチが拡大してしまったところで、中田に交代しました。
 中田は浅村を遊ゴロに打ち取り、併殺でピンチ脱出かと思われましたが、打球が2塁走者に当たったため守備妨害で2死1,2塁となり、四球を与えて満塁としてしまい、メヒアに適時打を浴びて、サヨナラ負けを喫して、借金は再び8に逆戻りとなりました。


 先発が今季初登板の武内ということで、ある程度の失点は覚悟していましたが、いきなり初回に無死満塁のピンチを招いて、連続適時打などで3点を失って逆転を許したのはいけませんでした。
 味方が2点を先制したことで守りに入ってしまい、更に先頭の秋山に2塁打を浴びたことで、リズムに乗れなかったように思います。
 それでも味方が逆転して初回の3失点を消してくれたにも関わらず、4回に2死2塁から秋山に適時打を浴びたのはもったいなかったです。こういった場面で無失点で凌げるようにならないと1軍で先発ローテに入るのは難しいと思います。
 武内は2軍では結果を残しているにも関わらず、1軍で結果を残せないのはメンタル面の問題かもしれないですね。ピンチでも焦らず、自分の投球ができる投手になってほしいですね。

 
 打線も、中盤以降は押し気味になっていましたが、あと一押しができなかったツケが、最後に出てしまいました。
 一番痛かったのは5回の1死1,3塁で新井が併殺に倒れてところでしょう。ここで1点でも取れていれば、試合展開は大きく変わっていたように思います。
 新井本人が一番悔しい思いをしていると思うので、明日からの奮起に期待したいですね。 
 

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延長10回新井が決める

2015年06月10日 22時47分06秒 | 試合結果
広島 000 103 000 4 8
西武 000 200 020 0 4
勝利投手:中田1勝
敗戦投手:増田1勝3敗
本塁打:[広島]菊池5号


 丸を1番に昇格させ、田中を7番に降格させた打線は、野上に対して3回までパーフェクトに抑えられましたが、4回に菊池が本塁打を放って先制点を挙げました。更に2死後に連続四球で1,2塁の得点機を作るも、松山が三振に倒れて追加点は挙げられませんでした。

 野村は、2回に1死1,2塁のピンチを招くも、後続を断って無失点で切り抜けましたが、先制した直後の4回に1死後に四球を与えると2死後に安打を浴びて1,3塁とされ、セラテリに2点3塁打を浴びて逆転を許してしまいました。
 5回にも2死から安打と四球で1,2塁のピンチを背負うも、中村を三振に斬って追加点を与えませんでした。

 5回まで2安打に封じられていた打線は、6回に3四球で2死満塁のチャンスを貰うと、田中が2番手武隈から3点2塁打を放って逆転に成功しました。
 7回は1死2塁のチャンスを作るも、菊池とシアーホルツが倒れて追加点を奪えませんでした。

 野村は6回まで投げて6安打7奪三振で2失点でマウンドを降り、7回からはプロ初リリーフの大瀬良が登板しました。
 7回は1死1,2塁のピンチを招くも後続を打ち取り無失点で凌ぐも、8回にメヒアと森に連続2塁打を浴びて1点を失うと、更に1死1,2塁から會澤の捕逸で1,3塁となり、代打脇谷の適時打で同点の追いつかれてしまいました。
 9回は中田が登板し、連打で無死1,2塁のピンチを迎えましたが、犠打失敗による併殺に助けられて無失点で凌ぐと、延長に突入した10回に増田から2安打で1死1,3塁として、新井の適時打で1点を勝ち越し、更に2死満塁と攻め立てると、田中が3点2塁打を放ってこの回4点を奪いました。
 10回裏は中崎が三者凡退に抑えて、連敗を免れて、借金を7に減らしました。


 今日は新井に助けられました。野村は毎回のように走者を背負いながらも4回の2失点で持ちこたえ、打線は好投の野上から松山の本塁打で先制して、逆転された後には、野上からもらったチャンスで田中が逆転打を放つという理想的な展開でした。
 ここでプロ初リリーフの大瀬良をマウンドに送りましたが、7回は危ないながらも無失点で凌いで、辛うじて成功したかと思いましたが、まさか8回も続投させました。
 
 初救援であり、2点リードとあまり余裕がない状況なので、1回で交代させてほしかったです。大瀬良にとっても無失点で乗り切ることで自信が付いて、今の乗りきれない状況を変えられるでしょうが、失敗しては意味がないと思います。
 これでチームが敗戦していたら、大瀬良は責任を感じていたでしょうが、新井が勝ち越し打を放って白星を挙げたことで救われたと思います。
 新井は4番としてチームを救っただけでなく、大瀬良も救った大きな一打だったと思います。頼りになる4番がいて良かったですね。


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前田健8回に力尽きる

2015年06月09日 21時56分19秒 | 試合結果
広島 010 100 000 2
西武 011 000 02X 4
勝利投手:増田1勝2敗
敗戦投手:前田健4勝5敗
セーブ:高橋朋17S
本塁打:[広島]松山3号、シアーホルツ5号


 丸が7番でスタメン復帰した打線は、十亀に初回は三者凡退、2回も新井とエルドレッドが連続三振と攻略のきっかけが掴めませんでしたが、2回2死から松山が本塁打を放って先制点を挙げました。

 先発前田健は、制球が安定せず苦しい投球となりました。初回は連打で無死1,2塁のピンチを招くも、浅村、中村、メヒアの主軸を打ち取って無失点で切り抜けましたが、先制した直後の2回に連続長短打で無死1,3塁とされ、炭谷の適時打を同点の追いつかれました。しかし、その後のピンチは、秋山を併殺に打ち取って勝ち越しは許しませんでした。
 しかし、3回に2死2塁からメヒアに適時2塁打を浴びて勝ち越し点を与えてしまいました。更に田中の失策で2死1,3塁となるも、セラテリを三振に斬って1失点で切り抜けました。

 打線は、十亀に3回まで松山の本塁打のみに抑えられていましたが、今後は4回にシアーホルツが本塁打を放って同点に追い付きました。
 続く5回には無死1塁と初めて先頭打者を出しながら、會澤の併殺で潰してしまうと、7回には四球と盗塁などで2死3塁のチャンスを作るも、松山は勝負を避けられて1,3塁となり、丸がニゴロに倒れて勝ち越すことができませんでした。
 更に8回には2番手増田から1死2塁のチャンスを作るも、田中と菊池が凡退して、またも勝ち越せませんでした。

 なかなか立ち直るきっかけが掴めない前田健は、4回に2塁打と野選で1死1,2塁とされながらも、栗山と浅村を打ち取りました。続く5回は2死から連続四球で1,2塁としてしまうも炭谷をニゴロに打ち取って無失点で凌ぎました。
 6回は初めて三者凡退に抑えると、7回も死球を与えたものの併殺で切り抜けて、粘りの投球で2失点で踏ん張りました。
 しかし、8回に1死1塁から牽制悪送球で2塁に進塁を許すと、安打と四球で1死満塁としてしまい、秋山に2点2塁打を浴びてしまい、ここでマウンドを降りました。
 リリーフした戸田は四球を与えて再び満塁としてしまうも、中田が後続を断って追加点は与えず9回の攻撃に望みを繋ぐも、9回は高橋朋にシアーホルツ、新井、エルドレッドが三者凡退に抑えられて、エースで初戦を落としてしまい、再び借金が今季最多タイの8に逆戻りしてしまいました。

 
 前田健は、先制直後に失点するなど決して良い点の取られ方ではありませんでしたが、悪いなりに7回まで8安打を浴びて3四死球を与えながら2失点で耐えて試合は作りました。8回は球数が120球を越えており、好調西武打線に捕まったのは仕方ないと思います。

 打線も序盤は十亀を捉えられず、2本塁打いよる得点のみでした。しかし5回以降はカープに流れが傾きかけていたように感じました。
 ところが5回は併殺で潰し、6回は2四球で2死1,3塁の得点機で丸が凡退、8回も2死3塁で菊池が凡退と、あと1本が出ずに流れを失ったように感じました。
 特に7回は、1塁の松山に代走野間を送りながら、不調の丸をそのまま打席に送ったのは疑問を感じました。今日、唯一複数安打を放っていた松山を下げるよりも、先ずは1点を奪うために適時打を打つ確率の高い選手として、小窪を送るべきだったと思います。

 1塁走者を野間に代えたということは、長打が出れば2点目を挙げることを想定していたと思いますが、先ずは目の前の1点を奪うことを第一に考えるべきだと思います。
 確実に得点を挙げる手堅い攻撃が、緒方監督が目指す野球だったと思います。その考え方を忘れずに戦ってほしいですね。
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福井の力投でカード勝ち越し

2015年06月07日 19時36分08秒 | 試合結果
楽天 000 100 000 1
広島 000 102 00X 3
勝利投手:福井5勝1敗
敗戦投手:則本3勝5敗
セーブ:中崎4敗7S
本塁打:[広島]エルドレッド4号

 福井は、力のある速球と切れの良いフォークで楽天打線を翻弄し、3回までパーフェクト投球でしたが、4回に1死から初安打を浴びると2死2塁とされ、連続暴投で先制点を与えてしまいました。更に四球と安打と暴投で2死2,3塁のピンチを招くも、ウィーラーを三振に斬って最少失点で凌ぎました。

 緒方監督は、打線のテコ入れとして不振の丸をスタメンから外し、3番にはシアーホルツを起用しました。
 2回に連打で無死1,2塁とするも、鈴木誠が併殺に倒れて無得点に終わり、3回にも2安打で2死1,3塁としながらシアーホルツが三振して先制することができませんでした。
 しかし、4回に2四球で2死1,2塁のチャンスを貰うと、會澤の適時打で1点を挙げて試合を振り出しに戻しました。
 更に6回には新井が四球を選んで無死1塁の場面で、エルドレッドが2点本塁打を放って勝ち越しに成功しました。
 続く7回にも敵失をきっかけに1死満塁の大チャンスを作りながら、エルドレッドが三振、代打丸が三ゴロに倒れてリードを広げることができませんでした。

 福井は7回まで投げて3安打1失点の好投でマウンドを降りると、8回はヒースが登板し、四球と安打で1死1,2塁のピンチを招きながら、後続を連続三振に斬って無失点で凌ぎ、9回は中崎が三者凡退に抑えて、カードの勝ち越しを決めて、借金を7に減らしました。


 福井が粘り強い投球で、楽天打線を1失点に抑えて、借金9となる寸前でチームを引き戻すと共に、自身も黒田と並びチームトップタイの5勝目を挙げました。
 いまでは前田健、黒田に次ぐ安定感で信頼を得てきました。5勝したことは、フロックでは無く、福井本人の実力で勝ち取ったものだと思います。
 これからは、自信を持ってマウンドに上がり、今の投球を続けて、2ケタ勝利を挙げてほしいですね。
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不可解

2015年06月06日 22時20分52秒 | 試合結果
楽天 030 002 000 5
広島 000 010 110 3
勝利投手:レイ5勝2敗
敗戦投手:ジョンソン4勝3敗
セーブ:松井裕1勝13S
本塁打:[楽天]ウィーラー2号


 ジョンソンは、初回を三者凡退に抑えましたが、2回に四球と2塁打で無死2,3塁とされ、ウィーラーに3点本塁打を浴びて先制を許してしまいました。
 4回にも四球と安打で1死1,2塁とされるも、フェルナンデスを三振に斬って、小関は四球で満塁となり、レイを三振に仕留めて無失点で凌ぎました。
 
 打線は、初回に菊池の2塁打で1死2塁とするも、丸と新井が倒れて無得点に終わると、2回から4回は無安打に抑えられて、攻略の糸口を掴めませんでした。
 ようやく5回に1死から連打で1,2塁とし、石原に代えて代打シアーホルツを送り勝負に出るも、重盗を仕掛けて失敗に終わり、2死2塁とチャンスは潰えたかと思われましたが、シアーホルツが適時打を放って1点を返しました。

 ジョンソンは5回に代打を送られたため、6回からは今村が登板するも、1死から連続四球と安打で満塁とされ、レイの遊ゴロの間に1点、牧田の適時打で1点を失い、痛すぎる2失点となりました。
 7回は今井が登板し、連打で無死1,2塁とされるも、ペーニャ、ウィーラー、フェルナンデスを打ち取り無失点で凌ぐと、7回裏に安打と連続四球で無死満塁の大チャンスを貰い、木村昇の適時打で1点を返してレイをKOしました。
 更に無死満塁のチャンスが続くも、代わった福山に會澤が投ゴロ、代打小窪が併殺に打ち取られて1点止まりでした。
 続く8回にも青山から2死2塁として、新井の適時打で1点を返すも、9回は松井裕に三者三振に抑えられて連勝は成らず、再び借金は最多タイの8に戻りました。


 今日の敗因は投手の無駄な四球が失点に直結していることで、2回の3失点は先頭中川への四球がきっかけとなり、6回の2失点は1死からウィーラーとフェルナンデスに連続四球を与えたことがきっかけになっています。
 無駄な四球を与えてはリズムも悪くなり、失点に繋がったということですが、敗因は他にもあり、それは采配だったと思います。

 5回の攻撃で、1死1,2塁とし、代打シアーホルツを送りながら、なぜリスクの高い重盗を仕掛けたのでしょうか?
 考えられる理由は2つで、1つ目は2,3塁にして単打でも2点は入る状況を作りたかった、2つ目は併殺を避けるため2,3塁したかったということでしょう。
 どちらの理由も分かりますが、4回まで1安打に封じられていたレイに対して、ようやく捉え始めたところだったので、リスクの高い重盗を仕掛ける必要は無かったと思います。
 シアーホルツが適時打を放ったことで、1点は挙げましたが、逆に重盗失敗により、その後のチャンスが拡大せずに1点止まりとなってしまい、試合の流れを掴み損ねたと思います。
 
 代打でシアーホルツを起用して勝負したのであれば、シアーホルツを信頼して、動くことなく、そのまま打たせてほしかったですね、 
  

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新井の好守が流れを呼び込み連敗ストップ

2015年06月05日 23時58分08秒 | 試合結果
楽天 000 000 010 1
広島 000 002 00X 2
勝利投手:黒田5勝2敗
敗戦投手:辛島2勝1敗
セーブ:中崎4敗6S
本塁打:[楽天]藤田3号


 黒田は、初回に2死2塁とされるも、中川を右飛に打ち取り無失点で切り抜けると、2回から4回まで無安打投球で楽天打線を寄せ付けませんでした。
 5回は1安打1四球で2死1,2塁とするも、辛島を三振に斬ってピンチを脱しました。続く6回には、連打などで1死2,3塁の大ピンチを迎え、中川を三ゴロに打ち取るも、後藤に四球を与えて、2死満塁としてしまいました。伊志嶺の一二塁間の当たりを新井が好捕して無失点で凌ぎました。

 打線は辛島に対して、初回に1死2塁の先制機を作るも、丸と新井が凡退して無得点に終わると、2回から5回まで無安打に封じられてしまいました。
 しかし、6回に2四球と安打で1死満塁として、2死後に鈴木誠が2点2塁打を放って、待望の先制点を挙げました。

 黒田は7回を三者凡退に抑えて、7回を投げて4安打無失点に抑えて降板しました。
 8回からはヒースが登板するも、藤田に本塁打を浴びて1点差に追い上げられてしまいましたが、9回は戸田と中崎の継投で楽天を無得点に抑えて、連敗を3で止めました。


 両チームとも初回のチャンスを逃すと、黒田と辛島両投手に投手戦となりました。この緊迫した展開で、最初にチャンスを作ったのは楽天でしたが、新井の好捕により無得点で凌ぎ、流れをカープに引き寄せました。
 そして、打線も直後のワンチャンスで、鈴木誠がきっちりと適時打を放って得点を挙げました。
 少ないチャンスで結果を残した鈴木誠も素晴らしいですが、それ以上に今日の最大の殊勲者は新井の守備だったと思います。
 打点を挙げてチームに貢献するだけでなく、守備でも白星に貢献する姿は素晴らしく、若手の手本になりますね。
 
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