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不可解

2015年06月06日 22時20分52秒 | 試合結果
楽天 030 002 000 5
広島 000 010 110 3
勝利投手:レイ5勝2敗
敗戦投手:ジョンソン4勝3敗
セーブ:松井裕1勝13S
本塁打:[楽天]ウィーラー2号


 ジョンソンは、初回を三者凡退に抑えましたが、2回に四球と2塁打で無死2,3塁とされ、ウィーラーに3点本塁打を浴びて先制を許してしまいました。
 4回にも四球と安打で1死1,2塁とされるも、フェルナンデスを三振に斬って、小関は四球で満塁となり、レイを三振に仕留めて無失点で凌ぎました。
 
 打線は、初回に菊池の2塁打で1死2塁とするも、丸と新井が倒れて無得点に終わると、2回から4回は無安打に抑えられて、攻略の糸口を掴めませんでした。
 ようやく5回に1死から連打で1,2塁とし、石原に代えて代打シアーホルツを送り勝負に出るも、重盗を仕掛けて失敗に終わり、2死2塁とチャンスは潰えたかと思われましたが、シアーホルツが適時打を放って1点を返しました。

 ジョンソンは5回に代打を送られたため、6回からは今村が登板するも、1死から連続四球と安打で満塁とされ、レイの遊ゴロの間に1点、牧田の適時打で1点を失い、痛すぎる2失点となりました。
 7回は今井が登板し、連打で無死1,2塁とされるも、ペーニャ、ウィーラー、フェルナンデスを打ち取り無失点で凌ぐと、7回裏に安打と連続四球で無死満塁の大チャンスを貰い、木村昇の適時打で1点を返してレイをKOしました。
 更に無死満塁のチャンスが続くも、代わった福山に會澤が投ゴロ、代打小窪が併殺に打ち取られて1点止まりでした。
 続く8回にも青山から2死2塁として、新井の適時打で1点を返すも、9回は松井裕に三者三振に抑えられて連勝は成らず、再び借金は最多タイの8に戻りました。


 今日の敗因は投手の無駄な四球が失点に直結していることで、2回の3失点は先頭中川への四球がきっかけとなり、6回の2失点は1死からウィーラーとフェルナンデスに連続四球を与えたことがきっかけになっています。
 無駄な四球を与えてはリズムも悪くなり、失点に繋がったということですが、敗因は他にもあり、それは采配だったと思います。

 5回の攻撃で、1死1,2塁とし、代打シアーホルツを送りながら、なぜリスクの高い重盗を仕掛けたのでしょうか?
 考えられる理由は2つで、1つ目は2,3塁にして単打でも2点は入る状況を作りたかった、2つ目は併殺を避けるため2,3塁したかったということでしょう。
 どちらの理由も分かりますが、4回まで1安打に封じられていたレイに対して、ようやく捉え始めたところだったので、リスクの高い重盗を仕掛ける必要は無かったと思います。
 シアーホルツが適時打を放ったことで、1点は挙げましたが、逆に重盗失敗により、その後のチャンスが拡大せずに1点止まりとなってしまい、試合の流れを掴み損ねたと思います。
 
 代打でシアーホルツを起用して勝負したのであれば、シアーホルツを信頼して、動くことなく、そのまま打たせてほしかったですね、 
  

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