カープな毎日

カープファンのひとりごと。

失策と四球で自滅してまさかの逆転負け

2017年05月17日 21時45分48秒 | 試合結果
DeNA 000 001 003 1 5
広 島 000 000 400 0 4
勝利投手:山崎康1勝1敗2S
敗戦投手:一岡1勝2敗
セーブ:パットン2勝2敗7S
本塁打:[DeNA]ウィーランド1号
    [広島]田中1号


打線は、2回に安打と四球で1死1,2塁とするも、松山が二飛に倒れて、會澤が内野安打で満塁するも、大瀬良が右飛に倒れて無得点に終わりました。続く3回には、安打と四球で無死1,2塁としながら、丸の遊直が併殺となって無得点、5回は2死から田中が3塁打を放つも、菊池が左飛に打ち取られて、ウィーランドから得点を奪えませんでした。

 大瀬良は、5回まで1安打に抑えて2塁さえ踏ませない好投でしたが、6回にウィーランドに本塁打を浴びて先制を許してしまいました。更に2死後に梶谷に2塁打を打たれましたが、ロペスを三飛に抑えて最少失点で切り抜け、7回は三者凡退に抑えました。

 先制された直後の6回には、2死後に安部が2塁打を放つも、エルドレッドが三振に倒れて、ウィーランドを攻略できませんでしたが、7回に2番手三上を攻めて、安打と犠打で1死2塁とすると、代打西川の適時打で同点とし、続く田中の2点本塁打で勝ち越しに成功しました。更に菊池が2塁打で出塁すると、2死後に代わった砂田から鈴木誠が適時打を放って追加点を挙げて、リードを3点に広げました。

 8回からはジャクソンが登板して、1安打無失点に抑えましたが、9回に登板した今村が、1死後に安部の失策と四球で1,2塁としてしまい、宮崎に2点3塁打を浴びてしまい、続く戸柱に適時打を打たれて、同点に追いつかれてしまいました。

 打線は、8回と9回は三者凡退に抑えられてしまい、延長戦に突入しました。

 10回に登板した一岡が四球と自らの失策などで1死2,3塁とされ、梶谷を敬遠して満塁策を取りましたが、ロペスに犠飛を打たれて、無安打で勝ち越しを許してしまいました。
 10回裏は、パットンに丸、鈴木誠、安部が三者凡退に抑えられて、まさかの逆転負けを喫してしまいました。


 今日は、最後の最後で失策と四球が得点に直結して、逃げ切りに失敗し、痛すぎる逆転負けを喫してしまいました。9回は失策後に四球を与えてピンチを拡大し、10回は先頭への四球に失策が絡んでピンチが拡大して、その後の失点に繋がりました。
 打たれての失点であれば仕方ない部分もありますが、失策と無駄な四球は防がないといけません。特に四球は失点に繋がる可能性が高いだけに、試合の流れも悪くしてしまいます。
 先週の阪神戦にしても、無駄な四球が歴史的な逆転負けに繋がっています。今季は与四球が多く、チーム防御率が悪くなった要因の一つであることは間違いないでしょう。
 打たれても良いという気持ちで思い切り投げ込んで、ストライクで勝負してほしいですね。

 また、終盤にリリーフが崩れたことが敗因ですが、序盤で何度も得点機がありながら、ウィーランドから得点を奪えなかった攻撃も、敗因のひとつだったと思います。リリーフ陣だけに敗戦の責任を負わせることはできないですね。
 
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5回に集中打で逆転して快勝

2017年05月16日 21時55分16秒 | 試合結果
DeNA 000 010 000 1
広 島 000 050 05X 10
勝利投手:野村3勝1敗
敗戦投手:濱口2勝3敗


 野村は、初回の1死後に連続短長打で2,3塁のピンチを招きましたが、筒香を三飛、宮崎には四球を与えて満塁とするも、石川を三振に斬って無失点で切り抜けました。
 2回から4回までは1安打無失点に抑えて危なげない投球でしたが、5回にペーニャの失策と犠打で1死2塁とされ、倉本に適時打を浴びて先制点を奪われてしまいました。

 打線は、初回に四球とボークで無死2塁のチャンスを貰いましたが、菊池、丸、鈴木誠が凡退して無得点に終わると、4回まで無安打に封じられて濱口を捉えるきっかけさえ掴めませんでした。
 しかし、先制された直後の5回に連続四球と安打で無死満塁として、石原の犠飛で同点とし、四球を挟んで再び満塁となり、田中と菊池の連続適時打、丸の押し出し四球で3点を挙げて濱口をKOしました。
 更に代わった須田から鈴木誠が犠飛を放って、この回5得点を挙げました。
 7回にも菊池の2塁打で1死2塁の追加点機を作りましたが、丸と鈴木誠が凡退して追加点を奪えませんでした。

 野村は6回と7回は走者を背負いましたが、後続を断って、7回を5安打8奪三振で1失点に抑えると、8回はジャクソンが三者凡退に抑えました。

 打線は、8回に振り逃げと2安打で1死満塁として、代打松山の2点適時打、田中の2点適時2塁打で4点を挙げ、更に連続四球で再び満塁とし、2死後に安部が押し出し四球を選んで、この回5得点を挙げて試合を決めました。

 9回はブレイシアが、無安打1四球無失点に抑えて、DeNAに快勝しました。


 今日は、打線が見事な集中力を発揮しました。5回に先制された直後に3安打4四球を選んで5得点を挙げて一気に逆転しました。その中で大きなポイントになったのは、野村の四球でしょう。
 4回までは野村と濱口の緊迫した投手戦でしたが、5回表にDeNAが1点を先制したことで、濱口が1点を守りに入って慎重になったため、制球を乱して得たチャンスで、石原の犠飛で同点としました。
 ここで野村がしっかりとボールを見極めて、四球を選んだことで、濱口はピンチを拡大させて、上位打線に回してしまい、完全に自分を見失ったと思います。
 もし野村が、サイン通り犠打をしていれば、2死となり濱口が落ち着くきっかけを与えてしまい、同点どまりだった可能性があったと思います。
 野村がボール球に手を出さずに、落ち着いて打席に立って球を見極められたということは、打席でも余裕がある証拠ですね。投打にわたって成長しており、エースとしての風格を感じますね。
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鈴木誠の決勝2ランで連勝

2017年05月14日 22時36分00秒 | 試合結果
巨人 100 000 000 1
広島 001 002 23X 8
勝利投手:九里3勝3敗
敗戦投手:田口3勝1敗
本塁打:[広島]鈴木誠8号

 九里は、初回に四球と安打で1死1,3塁のピンチを招くと、阿部は二直に打ち取ったものの、マギーに適時打を浴びて先制を許してしまいました。
 3回には安打と犠打で1死2塁とされましたが、坂本と阿部を右飛に打ち取って追加点を与えませんでした。

 直後の3回裏に1死後、田中が2塁打で出塁すると、菊池の二ゴロが敵失となり、田中の好走塁で同点に追いつきました。

 九里は、4回にも先頭打者への四球を与えるも、次打者の石川を投ゴロ併殺に打ち取ってピンチの芽を摘むと、6回には菊池の失策で無死1塁となり、2死後に連続四球を与えて満塁としてしまいましたが、代打村田を遊ゴロに打ち取って無失点で切り抜けました。

 直後の6回裏に丸の安打と盗塁で1死2塁として、鈴木誠が2点本塁打を放って勝ち越しに成功しました。
 続く7回には、安打と盗塁で1死2塁として、代打松山の適時2塁打で1点を追加し、2死後に四球で1,3塁となり、丸の適時打で1点を挙げ、この回2点を追加しました。
 更に8回には、1死後に連打と暴投で2,3塁とすると、西川の本盗と暴投で2点を挙げ、四球と安打で1死1,2塁とし、2死後に菊池の適時打2塁打が飛び出して、この回3得点で試合の決めました。
 
 7回からは一岡が登板して、1安打無失点に抑えると、8回はジャクソン、9回は今村が三者凡退に抑えて、巨人に連日の快勝で3カードぶりの勝ち越しとなりました。


 今日の試合は、試合の分岐点で投打の主役が役割をしっかりと果たしたことで、試合の流れを掴みました。
 ポイントは6回の攻防で、九里は、失策と2四球で2死満塁のピンチを背負いましたが、代打村田を遊ゴロに打ち取って無失点で凌いで、試合の流れを巨人に渡しませんでした。
 一方で6回裏には、1死2塁から鈴木誠が2点本塁打を放って、勝ち越すとともに試合の流れをしっかりと掴み、7回と8回の追加点に繋がりました。
 
 九里は、初回に四球をきっかけに先制点を奪われたものの、その後は気迫を前面に出して、巨人打線を1安打に抑えていましたが、打線が田口を捉えられず、5回まで3安打に封じられ、敵失による1点に抑えられてしまい、試合が膠着状態となっていました。
 6回に試合が動き、失策をきっかけに2四球で招いた2死満塁のピンチで失点していたら、試合の流れは巨人に傾いていたと思いますが、九里が持ちこたえたことで、逆にカープに傾き始め、その流れをしっかりと掴んだのは鈴木誠の本塁打だったと思います。
 試合の流れを左右する場面で、本塁打という最高の結果を出した鈴木誠は、真の4番として役割を十分に果たしており、チームの主軸として申し分ない働きだと思います。
 頼もしい4番打者が出てきたことは、リーグ連覇を目指して戦っていくうえで、大きな意味がありますね。
 
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岡田が7回2失点で悪夢を払拭

2017年05月13日 22時47分10秒 | 試合結果
巨人 000 200 000 2
広島 301 001 06X 11
勝利投手:岡田4勝1敗
敗戦投手:マイコラス4勝2敗
本塁打:[巨人]阿部7号
    [広島]エルドレッド9号、10号


 打線は、初回に連打で無死1,2塁とすると、1死後に鈴木誠が適時打を放って先制すると、更に2死満塁として、松山が2点適時打を放って、マイコラスから3点を奪いました。
 3回にはエルドレッドが本塁打を放って、リードを4点に広げました。

 岡田は、3回まで無安打1四球に抑えていましたが、4回に1死1塁から阿部に2点本塁打を浴びて、2点差に追い上げられてしまいました。6回には先頭の橋本に2塁打を打たれて無死2塁のピンチを招きましたが、坂本を三ゴロ、阿部とマギーを中飛に打ち取って無失点で凌ぎました。

 直後の6回裏に、松山の2塁打で無死2塁とし、犠打を決められず三振、続く岡田も犠打を決められませんでしたが、安打で繋いで1死1,3塁と好機を拡大して、田中の犠飛で1点を追加しました。

 7回は四球と安打で1死1,2塁としながら、エルドレッドと野間が凡退して無得点に終わりましたが、8回に2死無走者から連続四球で1,2塁のチャンスを貰うと、丸の適時打、鈴木誠の四球を挟んで、安部の2点適時打、更にエルドレッドの3点本塁打で、この回6点を挙げて試合を決めました。

 岡田は、7回に安打と四球で1死1,2塁とされましたが、代打脇谷と石川を連続三振に斬って無失点で凌いで、7回2失点で降板しました。
 8回はジャクソンが三者凡退に抑え、9回は一岡が1安打無失点に抑えて、巨人に快勝しました。


 岡田が、7回を投げて5安打2四球8奪三振で2失点の好投で、先週の悪夢を払拭しました。昨日の試合が試合開始直前に雨天中止となり、プロ初のスライド先発で、先週は9点差を逆転されるきっかけを作っただけに、今日の登板がどうなるのか心配しましたが、気合十分の投球で、力強い直球を丁寧に投げていました。
 序盤に4点のリードを貰いましたが、4回に阿部の本塁打で2点を返され、6回には無死2塁で坂本、阿部、マギーを迎えるという最大のピンチを迎えましたが、落ち着いて主軸を凡打に抑えました。
 この6回のピンチを無失点に抑えたのは、試合の行方だけでなく、岡田にとっても大きな意味があったと思います。先週は6回に崩れて大逆転のきっかけになっただけに、無失点に抑えたことで、岡田も吹っ切れたのではないでしょうか。
 更に、6回裏の攻撃では、1死2塁から岡田が安打で繋いで1,3塁として追加点に繋げたことは、試合の行方を決める大きな価値ある一打でした。この安打も何としても勝ちたいという強い思いがあったからこそ生まれたと思います。

 先発投手の崩壊は、岡田の乱調から始まったので、今日の岡田の好投から、良い流れを続けてほしいですね。
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福井7失点で投壊止まらず

2017年05月11日 21時38分56秒 | オフシーズン
広島 001 100 010 3
ヤクルト 011 203 05X 12
勝利投手:石川3勝3敗
敗戦投手:福井1勝1敗
本塁打:[広島]エルドレッド8号

 福井は、2回に連打などで1死1,3塁とされると、大引の投ゴロを送球エラーして先制点を与えてしまいました。更に犠打と四球で2死満塁とピンチを拡大させましたが、藤井を遊ゴロに打ち取って追加点を与えませんでした。
  
 打線は、2回まで1安打に封じられていましたが、3回に無死1塁で福井が犠打失敗するも、田中が適時2塁打を放って同点に追いつきましたが、その後を菊池と丸が抑えらえて勝ち越しはなりませんでした。
 
 しかし、3回裏に安打と盗塁などで1死3塁とされ、遊ゴロの間に1点を失って、勝ち越しを許してしまうも、4回にはエルドレッドが本塁打を放って再び同点に追いつきました
 ところが、福井は続く4回裏に、死球と安打で2死1,3塁とされ、藤井と山田に連続適時打を浴びて2点を失いました。
 5回の無死1塁は併殺で切り抜けると、打線が6回に1死後2塁打と四球で1死1,2塁として石川をKOしましたが、代わった近藤にエルドレッドと新井が抑えられて無得点に終わりました。
 直後の6回裏に福井は、1死後連続四球を与え、ペーニャの失策により2死1,3塁とされ、山田と雄平に連続適時短長打を浴びて3点を失い、試合の行方を決定づけられてしまいました。

 7回から登板した高橋樹は、7回は1安打無失点に抑えるも、続投した8回に安打と敬遠などで1死1,2塁とされ、雄平に2点適時2塁打を浴び、2死後には武内の適時打、四球を挟んで大引に2点2塁打を浴びて、この回5点を失いました。

 打線は、8回に1死2塁として2死後にエルドレッドが適時2塁打を放ちましたが、9回は秋吉に三者凡退に抑えられて、ヤクルトに大敗を喫して、2カード連続で負け越しとなりました。 


 福井が先発するも、6回を投げて10安打7失点と、先発炎上が止まりませんでした。この1週間で野村以外は、先発としての役割を果たすことができておらず、先発崩壊は深刻な状況となっています。
 福井は、毎回安打を浴びており、三者凡退が一度もないどころか、2回から5回まで毎回先頭打者を出塁させており、これでは野手のリズムが悪くなって、攻撃のリズムも悪くなってしまいます。1回と9回を除いて毎回走者を出しながらも、3得点に終わったことに繋がっていると思います。
 また、失点のタイミングも悪く、見方が2度同点においつきながら、どちらも直後に失点して勝ち越しを許してしまいました。これでは、試合の流れもヤクルトに傾いてしまいます。
 リズムが悪く、試合の流れも掴めなくては、大敗を喫するのも当然といえます。

 若い先発陣が多いこともあり、経験豊富で実力もある福井への期待が大きいだけに、今日の投球内容は残念な結果となってしまいました。次回登板のチャンスがあるかどうか分かりませんが、チャンスを与えられたら、次こそは期待に応える投球をして、福井の存在感を示してほしいですね。

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延長12回サヨナラ負けで4連敗

2017年05月09日 21時11分38秒 | 試合結果
広島 010 000 010 000 2
ヤクルト 000 200 000 001 3
勝利投手:近藤1勝
敗戦投手:中田2勝1敗
本塁打:[広島]エルドレッド7号
    [ヤクルト]大松1号


 体調不良によりスタメン落ちしていた菊池が2番2塁でスタメン復帰し、5番に安部、6番にエルドレッドを起用しました。
 2回に2死からエルドレッドが本塁打を放って先制点を挙げました。

 野村は、2回に無死2塁のピンチを招くも、後続を断って無失点で凌ぐと、3回まで1安打無失点に抑えました。しかし、4回に無死2塁から山田に適時打を浴びて同点に追いつかれ、丸の送球エラーも絡んで再び無死2塁となり、雄平に適時2塁打を浴びて勝ち越しを許してしまいました。更に1死後の四球を与えて1,2塁としてしまい、2死後には谷内に右前安打を打たれましたが、鈴木誠の好返球により2走雄平を本塁で刺して、追加点を与えませんでした。
 その後の5回から7回まではパーフェクトに抑える好投でヤクルト打線を無得点に封じました。

 3回から7回まではブキャナンに散発2安打に抑えられて2塁さえ踏めませんでしたが、8回に四球と犠打で1死2塁とすると、2死後に菊池が適時2塁打を放って同点に追いつきました。更に丸も安打で続いて1,3塁と勝ち越し機を作りましたが、鈴木誠が代わったルーキに三振に抑えられて勝ち越しはなりませんでした。
 8回からはジャクソンが登板し、1四球を与えるも3人で抑えるました。

 9回は秋吉に三者凡退に抑えられ、9回裏は今村が2四球で1死1,2塁のサヨナラ機を作ってしまいましたが、竹内と中村を連続三振に斬って延長戦に突入しました。
 10回と11回は三者凡退に抑えられ、12回は先頭安部が四球で出塁するも、後続のエルドレッド、野間、代打新井が凡退して勝ち越すことができませんでした。
 10回は一岡が登板して、無安打1四球無失点に抑え、11回は薮田が先頭山田に四球を与え、2死後に會澤の打撃妨害で1,2塁のピンチを招きましたが、中村を遊ゴロに打ち取って無失点で凌ぎました。
 しかし、12回に登板した中田が先頭の代打大松に本塁打を浴びてサヨナラ負けを喫してしまい、チームの連敗は4に延びてしまいました。


 チームの歯車が上手くかみ合いません。阪神戦では打線が打ちましたが、投手が炎上してしまいましたが、今度は投手が抑えながら打線が12回で5安打と沈黙してしまい、野村を援護できませんでした。
 阪神戦では、菊池がスタメンから外れて、試合にも出場しなかったこともあり、投打にともに不安定な戦いとなっていましたが、今日から菊池が復帰しながら、状態が上向く気配を感じませんでした。
 特に上位打線が元気なく、田中、丸、鈴木誠の3人がそれぞれ3三振を喫していては、打線が機能するはずがありません。
 
 菊池の復帰が打線の回復の切り札と思っていただけに、今日の様子を見る限り、チーム状態はとても苦しい状況と言わざるを得ません。唯一の救いは、投手陣が6四球を与えながらも、12回を3失点に抑えたことくらいでしょうか。
 誰かこの窮地を救ってくれるラッキーボーイが現れてくれないかと願うか、雨天中止を願うしかありませんね。 
 
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今季初の同一カード3連敗

2017年05月07日 21時07分04秒 | 試合結果
広島 000 000 000 0
阪神 000 203 01X 6
勝利投手:能見1勝2敗
敗戦投手:九里2勝3敗


 打線は、能見対策として2番左翼で堂林、6番三塁でペーニャを初スタメンで起用しました。初回に安打と連続四球で1死満塁の先制機を作りましたが、新井とペーニャが連続三振に倒れて無得点に終わると、2回と3回は三者凡退に抑えられてしまいました。
 4回には無死1塁で鈴木誠が盗塁死して、2死後にペーニャが2塁打を放つなど、繋がりを欠いて能見から得点を奪えませんでした。

 九里は、3回まで無安打1四球無失点に抑える好投でしたが、4回に四球と安打などで1死2,3塁のピンチを招き、2死後に鳥谷に2点適時打を浴びて先制を許してしまいました。
 直後の5回には安打と死球で1死1,2塁の得点機を作りながら、堂林が三振、丸が一ゴロに倒れてしまうと、6回にも2塁打と四球で無死1,2塁の得点機を作りましたが、ペーニャ、安部、會澤が凡退して無得点に終わりました。

 6回には、安打と四球で無死1,2塁とされ、福留に適時打を浴びると、1死後に鳥谷に2点適時打を浴びて、マウンドをオスカルに譲りました。オスカルは、後続を断ち追加点を与えませんでした。
 7回からは高橋樹が登板し、2イニング目の8回に2安打と四球で無死満塁のピンチを招きましたが、鳥谷の犠飛による1失点で凌ぎました。
 
 しかし打線が、7回は三者凡退に抑えられ、8回、9回と走者を出すも後続が続かず、阪神に零封されて、今季初の同一カード3連敗となってしまいました。


 昨日の悪夢のような敗戦を払拭するためには、今日は絶対に勝ちたい試合でしたが、逆に投打とも阪神に力の差を見せつけられてしまっての完敗でした。
 今日の試合は、初回の攻撃で勝敗が決してしまったように感じました。初回に安打と連続四球で1死満塁の大チャンスを貰い、打席には新井という最高の場面でありながら三振に倒れてしまい、続く能見対策として起用したペーニャも三振で得点を奪えませんでした。
 これ以降は能見が完全に立ち直ってしまい、更にカープの攻撃は上手くかみ合わず試合の流れを失うと、必死に耐えていた九里が持ちこたえられず、4回に四球から失点してしまいました。
 初回に1点でも取れていれば、流れも変わっていたと思いますが、初回の攻防で昨日の流れを断ち切れず、そのまま大きな波に飲み込まれたといったところでしょうか。
 このままズルズルと落ちていくわけにはいかないので、幸いにも明日は移動日で試合が無いことから、気分を入れ替えて今の負の状態を断ち切ってほしいですね。
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9点のリードを守れず2位後退

2017年05月06日 21時36分47秒 | 試合結果
広島 220 230 000 9
阪神 000 017 31X 12
勝利投手:高橋1勝1S
敗戦投手:薮田1勝1敗
セーブ:ドリス2敗12S
本塁打:[広島]丸5号


 初回に田中が四球で出塁すると、安部の適時2塁打で先制し、更に四球と捕逸で2,3塁として鈴木誠の犠飛で2点を先制しました。続く2回には2死から安部の安打と丸の2点本塁打で追加点を奪いました。
 3回は3安打を放ちながらもエルドレッドの併殺もあり無得点に終わりましたが、4回に安打と敵失などで1死1,3塁として鈴木誠が適時打を放ち、2死後にエルドレッドも適時内野安打を放って2点を追加しました。
 5回には2安打などで1死1,3塁として安部の適時打と敵失、更に丸の適時2塁打により3点を挙げて、9点のリードを奪いました。
 6回は四球と敵失で無死1,2塁のチャンスを貰いましたが、後続が続かず追加点を奪えませんでした。

 岡田は、4回まで1安打無失点に抑えていましたが、5回に先頭鳥谷への四球とボークなどでにより1死3塁とされ、梅野に適時打を浴びて1点を失いました。
 6回は四球と2塁打で無死2,3塁とされ、内野ゴロの間に1点を失い、2死後に死球で1,3塁となり、鳥谷の適時内野安打で1失点、四球に暴投で1失点、更に四球を与えて満塁としたところで岡田はマウンドを降りました。
 代わった中田は、押し出し四球を与え、高山には3点3塁打を浴びて1死も取れず、薮田にマウンドを譲り、薮田は北條を抑えましたが、この回7点を失ってしまいました。
 更に7回には、薮田が1死から連打で1,2塁とされ、鳥谷の二ゴロを西川が弾き、バックアップの田中が本塁で2走江越を刺して失点を防ぐも、続く糸原と梅野に連続適時短長打を浴びて3点を失って、逆転を許してしまいました。
 8回にはオスカルも1点を失ってしまい3点差となってしまい、打線も7回以降は走者を出しても得点に繋がらず、9点のリードを守り切れず、痛恨の2試合連続逆転負けを喫して、阪神と入れ替わって2位に後退しました。


 昨日に続き2試合連続で逆転負けを喫してしまいました。昨日は4点差であり、先発が加藤だったことから、仕方ないところもありますが、今日は5回を終えて9点をリードし、先発の岡田は4回まで素晴らしい投球をしていただけに、誰もが楽勝と思っていただけに、この逆転負けはかなりショックが大きいです。
 原因は、当然ながら中継ぎ投手ということになります。ここまで支えてきた薮田の状態が良くないことは明らかで、最近5試合の登板で4試合は失点しており、リードしている場面での起用は厳しい状況です。とはいえ、代わりになる投手が不在であることから、今日のように先発が6回持たず降板すると、苦しい戦いになると思います。
 中継ぎにも中村祐のような投手が出てきてほしいですが、ある程度経験も必要なポジションなので簡単には出てこないでしょうね。 
 
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4点差をひっくり返して逆転勝利

2017年05月04日 21時43分21秒 | 試合結果
中日 000 402 100 7
広島 000 411 02X 8
勝利投手:ブレイシア2勝1S
敗戦投手:三ツ間2勝1敗
セーブ:今村1敗6S
本塁打:[中日]ゲレーロ4号
    [広島]丸4号、西川2号

 打線は、又吉対策として、5番安部、6番西川、7番野間を起用して左打者を並べました。
 初回は、安打と四球で1死1,2塁で鈴木誠が併殺、2回は無死1塁で二直併殺、3回には無死1塁で犠打失敗後、1,2塁としながら菊池が併殺と、3回連続で併殺によりチャンスを潰してしまいました。

 大瀬良は、3回まで無安打無失点に抑えていましたが、4回に四球と菊池の野選などで1死2,3塁とすると、ビシエドの犠飛により無安打で先制を許しました。更に四球で1,2塁として、ゲレーロには3点本塁打を浴びて、この回4点を失ってしまいました。

 4回に先頭の丸が本塁打を放って反撃を開始すると、1死1塁から西川の適時2塁打で1点を挙げ、四球で1,2塁なり會澤の適時打で1点、更に内野安打で満塁として、田中の犠飛で同点に追いつきました。
 続く5回には四球と安打で1死1,3塁とすると、安部の秘儀で勝ち越しに成功しました。

 しかし、大瀬良は6回に四球と安打で無死1,2塁とされ、1死後に安打を打たれて満塁となったところでマウンドを降りました。
 2番手中田は、2死後、代打井領に2点2塁打を浴びて逆転を許してしまいました。

 粘る打線は、6回に安打と犠打で1死2塁として、2死後に田中の適時3塁打で再び同点に追いつきました。
 
 ところが、7回に登板した薮田が、四球で先頭打者を出すと、大島に適時2塁打を浴びて勝ち越しを許してしまいました。更に1死1,3塁のピンチを迎えましたが、高橋とゲレーロを打ち取って追加点は与えませんでした。
 8回はブレイシアが三者凡退に抑えると、直後の8回裏に西川がソロ本塁打を放って同点に追いつき、更に四球と犠打で1死2塁として、代打新井が適時2塁打を放って、再び逆転に成功しました。
 9回は、今村が1安打無失点に抑えて、中日に逆転勝ちを収めて、同一カード3連勝としました。


 打線が驚異の粘りと発揮しました。3回までは毎回併殺でチャンスを潰してしまい、悪い流れを作ってしまうと、大瀬良が4点を失ってしまいました。相手がリーグ1位の防御率を誇る又吉であることを考えると、かなり苦しい状況でしたが、ここで打線が奮起しました。
 丸の本塁打で1点を返し、続く鈴木誠が四球を選び、安部が安打で続くという素晴らしい展開でしたが、ここで鈴木誠が3塁を狙ってアウトになってしまい、反撃ムードが萎んだかと思われました。そんな状況で西川が適時2塁を放って、再び流れを呼び込んで同点に追いつきました。
 その後は、勝ち越しても逆転され、追いついても勝ち越されてしまうも、追いつき、ついには8回に勝ち越して打撃戦を制しました。

 野手の粘りと集中力は素晴らしいですが、その中でも西川が素晴らしい活躍だったと思います。4回に鈴木誠が走塁死した直後に適時2塁打を放って、再び打線に勢いを付け、8回には起死回生の同点本塁打を放って、新井の決勝打を呼び込みました。
 三塁は、右投手の時には安部がスタメン起用されていますが、これからは西川もスタメンで起用してほしいと思わせる選手です。しかし安部も打撃好調で、新井も状態が上がってきただけに、誰をスタメンとして起用するのか悩ましいところです。緒方監督としては嬉しい悩みでしょうね。
 
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中村祐がプロ初登板初先発で初勝利

2017年05月03日 21時27分02秒 | 試合結果
中日 110 010 001 4
広島 000 222 10X 7
勝利投手:中村祐1勝
敗戦投手:吉見4敗
本塁打:[中日]京田1号、ゲレーロ3号
    [広島]新井5号、會澤1号

 プロ初登板で初先発の中村祐は、初回にいきなり先頭の京田に2塁打を打たれると、犠打と四球で1死1,3塁とされ、内野ゴロの間に1点を失いました。続く2回には安打と盗塁で1死2塁とされ、松井雅に適時打を浴びて追加点を奪われました。
 3回は三者凡退に抑え、4回は2死後に2塁打と敬遠で1,2塁のピンチを招きましたが、吉見を三振に斬って無失点で切り抜けました。

 5番に新井を起用した新打線は、2回に1死後に連打で1,2塁のチャンスを作りながら、エルドレッドと會澤が凡退して無得点に終わるなど、3回まで得点を挙げられませんでした。
 しかし、4回に1死1塁から新井が2点本塁打を放って同点に追いつきました。

 中村祐は、直後の5回表に京田に本塁打を浴びて勝ち越しを許してしまいました。
 それでも5回裏に、中日の連続失策により同点に追いつくと、四球と犠打で1死2,3塁として、丸の適時打で1点を勝ち越しました。
 続く6回は、安打と盗塁で1死2塁として會澤の2点本塁打で、吉見をKOしてリードを3点に広げ、更に7回には連打で1死1,3塁として、エルドレッドの適時打で試合の行方を決定付けました。

 6回からは中田が登板して三者凡退に抑えると、7回は一岡が1安打無失点に、8回はジャクソンが三者凡退に抑えました。9回は今村がゲレーロに本塁打を浴びて1点を失うも、後続を断って2試合連続で中日に逆転勝ちしました。


 中村祐が、5回を投げて5安打3失点でプロ初勝利を挙げました。初回は、いきなり2塁打を浴びてしまい、動揺したかもしれませんが、1死1,3塁のピンチで4番平田を遊ゴロに打ち取り、ビシエドは三振に斬って、最少失点で切り抜けました。
 2回も安打と盗塁で揺さぶられましたが、適時打により1点を失った後の2死2塁のピンチは京田を投ゴロに打ち取って1失点で凌ぎました。
 同点に追いついた直後の5回には、プロ初本塁打を浴びてしまい、気落ちしてもおかしくない場面でしたが、その後は、荒木、大島、平田の主軸をしっかりと抑えました。 
 プロ初登板でいきなり失点すると、力んだりして本来の球が投げられなくなってしまいそうですが、中村祐は焦ることなく、落ち着いて後続を断って、1失点づつで踏ん張りました。
 これは、精神面が強い証拠だと思います。余計な失点をしなかったことが、5回の逆転を呼び込み、初勝利に繋がったことは間違いないでしょう。とても楽しみな選手が出てきましたね。
 初勝利を大きな自信にして、次回は先発としてもっと長い回を投げられるようになってほしいですね。
  

 
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