カープな毎日

カープファンのひとりごと。

投打かみ合い苦手DeNAに快勝

2018年04月06日 21時32分25秒 | 試合結果
DeNA 100 001 010 3
広島 300 011 20X 7
勝利投手:野村2勝
敗戦投手:石田2敗

 先発の野村は、初回に安打と盗塁に犠打で1死3塁とされると、2死後にロペスに適時内野安打を打たれて先制を許してしまいました。
 しかし、直後の1回裏に連打と四球で無死満塁とすると、エルドレッドが押し出し四球を選んで同点とし、1死後には敵失で2点を貰って勝ち越しに成功しました。
 2回以降は石田を攻めきれず追加点を奪えませんでしたが、5回に四球と盗塁で1死2塁として丸の適時打で待望の追加点を挙げました。 

 野村は2回から5回までDeNA打線を1安打に封じて2塁さえ踏ませない好投でしたが、6回に2塁打などで1死3塁とされ内野ゴロの間に1点を失うも、その裏に連打で1死1,3塁として野村がスクイズを決めて1点を追加し、更に7回には安打と四球で無死1,2塁とし堂林と會澤の適時打で2点を挙げて試合の行方を決めました。
 野村は8回に短長打で1死2,3塁とされ犠飛で1点を失うも、8回を投げて7安打3失点に抑えると、9回は一岡が三者凡退に抑えて、昨季苦手としたDeNAに快勝しました。

 
 初回に早々に先制点を奪われた時には、DeNAペースの試合展開になるかと思いましたが、すぐに石田の乱調に付けこみ、敵失で逆転に成功すると、野村は2回以降丁寧に低めを突いてDeNA打線に付け入る隙を与えませんでした。
 中盤以降は毎回安打を浴びるも、味方の援護もあり大崩れすることなく8回を3失点にまとめてエースとしての役割を果たしました。
 開幕から順調に白星を重ねているものの、先発投手が7回を投げ切れない試合が続いており、リリーフ陣がフル回転していたので、今日の試合で野村が8回を投げ抜いて、今村、ジャクソン、中崎を休ませられたことは大きかったと思います。
 これからも1イニングでも長く投げて、リリーフ陣の負担を軽減させる投球をしてほしいですね。

 打線も初回に石田の乱調に敵失にも助けられて逆転しましたが、2回から4回までは攻め切れませんでした。膠着状態を打破したのはタナキクコンビでした。菊池が四球で出塁し、盗塁で2塁に進むと、丸がきっちりと適時打を放ちました。
 カープらしく機動力を絡めて1安打で1点を奪う攻撃ができたことで、試合の流れをグッと引き寄せて試合の主導権を握り、その後の追加点に繋げました。
 何気ないプレーでしたが、試合の行方を左右する素晴らしい攻撃だったと思います。これからも2人に田中を加えた3人でチームを引っ張っていってもらいたいですね。
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岡田6回3安打2失点で今季初白星

2018年04月05日 21時30分59秒 | 試合結果
広島 000 030 101 5
ヤクルト 000 002 002 4
勝利投手:岡田1勝
敗戦投手:館山1敗
セーブ:中崎3S
本塁打:[広島]丸3号、菊池1号
    [ヤクルト]畠山1号

 打線は、館山に対して毎回走者を出しましたが、4回1死1,2塁で野間が併殺に倒れるなど後続が続かず、4回まで得点を奪えませんでした。しかし、5回に岡田と田中の連打などで2死1,3塁として丸が3点本塁打を放って先制点を挙げました。
 続く6回にも1死1,2塁の得点機を作りましたが、磯村が併殺に倒れて追加点を奪えませんでした。

 先発岡田は、初回に先頭の山田に四球を与えて盗塁で無死2塁のピンチを招くも、後続を断って無失点で凌ぐと、その後は4回まで無安打に抑える好投でした。
 5回に初安打を打たれるも併殺で切り抜けましたが、6回に2四球で2死1,2塁としてバレンティンと青木に連続適時打を浴びて2点を失って、6回3安打2失点でマウンドを降りました。

 1点差に追い上げられた直後の7回に、1死2塁から菊池が安打を放つも本塁を狙った田中がバレンティンの好返球により本塁でアウトになってしまいましたが、丸とエルドレッドが四球を選んで2死満塁として、松山が押し出し四球を選んで貴重な1点を追加しました。
 更に9回には菊池が本塁打を放ってリードを3点に広げました。

 7回からは今村が登板して三者凡退に抑えると、8回はジャクソンが無安打1四球無失点に抑えて9回を中崎に託すも、2死1塁から畠山に2点本塁打を浴びて1点差に追い上げられてしまいましたが、リードを守り切ってカード勝ち越しを決めました。


 岡田が今季初登板で素晴らしい投球をしました。初回に先頭の山田に四球を与えた時は、四球で崩れる悪癖が心配されましたが、続く山崎を三振に斬ると、バレンティンと青木を凡打に打ち取って波に乗り、力強い直球でヤクルト打線に付け入る隙を与えませんでした。
 しかし、6回に2四球でクリーンアップの前でピンチを招いてしまい、バレンティンと青木に連続適時打を浴びて2点を失ったのは反省点ですが、なおも1,3塁のピンチで坂口を一ゴロに打ち取ってリードを守り切ったのは良かったと思います。
 昨季の岡田は突如制球を乱してしまうと修正ができず失点を重ねていたので、何とか2失点で食い止められたのは成長した証でしょう。ただ、四球でピンチを招く悪癖は変わっていないので、この点はしっかりと修正をしてほしいですね。
 
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高橋昂はプロ初登板初先発は4回5失点で勝敗付かず

2018年04月04日 21時57分10秒 | 試合結果
広島 000 005 000 5
ヤクルト 000 501 02X 8
勝利投手:秋吉1勝
敗戦投手:九里1敗
セーブ:カラシティー2S
本塁打:[広島]磯村1号、エルドレッド3号、松山1号
    [ヤクルト]バレンティン2号

 プロ初登板初先発の高橋昂は、初回に2安打で2死1,3塁のピンチを招くも、坂口を二ゴロに打ち取って無失点で凌ぐと、3回まで毎回走者を背負いながらも無失点に抑えました。しかし、4回に2塁打と犠打で1死3塁とさて中村に適時2塁打を浴びて先制を許すと、更に2死1,2塁で西浦に適時打、バレンティンに3点本塁打を浴びてこの回一挙5点を失ってこの回限りでマウンドを降りました。

 打線は、新外国人のハフの前に5回まで無安打に抑えられていましたが、6回に磯村がソロ本塁打を放って1点を返すと、安打と四球で1,2塁としてエルドレッドが3点本塁打を放ち、続く松山もソロ本塁打を放って同点に追いつきました。

 しかし、5回から登板した九里が、6回に3塁打と四球で無死1,3塁のピンチを招き、西浦に適時打を浴びて1点を失ってしまい、8回には4番手中田が青木の適時打や暴投で2点を失って試合の行方が決まってしまいました。
 打線も7回以降は無安打に封じられて開幕からの連勝は4でストップしました。


 高橋昂は、3回までは走者を出しながらも粘って無失点に抑えていましたが、4回に中村に適時打を浴びるとヤクルト打線の流れを止めることができず、ヤクルト打線の勢い飲み込まれて一気に5点を失ってしまいました。
 1点を失っても気持ちを切り替えて最少失点で凌ぐことができませんでしたが、プロ初登板であったことを考えれば仕方ないかもしれません。今日の投球は良い経験になると思うので次回登板に活かしてほしいですね。
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好走塁で逆転 開幕4連勝

2018年04月03日 22時09分12秒 | 試合結果
広島 200 004 000 6
ヤクルト 102 000 000 3
勝利投手:薮田1勝
敗戦投手:原1敗
セーブ:中崎2S
本塁打:[ヤクルト]バレンティン1号
 

 初回に安打と四球で1死1,2塁とすると、松山の適時打と西川の犠飛で2点を先制しましたが、直後の1回裏に先発薮田が安打と死球で2死1,2塁のピンチを招いて、川端の飛球を西川が落球して1点を返されてしまいました。更に3回には四球と犠打で1死2塁とされ、バレンティンに本塁打を浴びて逆転を許してしまいました。
 その後も薮田は、4回は2死2,3塁、5回は3四球で2死満塁とピンチの連続でしたが、後続を断って追加点を与えませんでした。

 打線は2回から5回まで原の前に散発2安打に封じられて得点を挙げることができませんでしたが、6回に2四球で1死1,2塁のチャンスをもらうと、西川の一ゴロが敵失となって2点を貰い逆転に成功しました。更に野間と代打メヒアの適時打で2点を追加してリードを3点に広げました。

 6回からは一岡が登板して三者凡退に抑え、7回は今村が危険球退場となりましたが、緊急登板した中田が後続を断って無失点で切り抜けると、8回はジャクソン、9回は中崎が無失点に抑えて、逆転勝ちを収めて開幕からの連勝を4に伸ばしました。


 隙の無い攻撃を存分に見せつけた試合でした。初回こそ立ち上がりが不安定だった原を捉えて2点を奪うも、その後は追加点を奪えず攻略の糸口が掴めませんでしたが、6回に2四球でチャンスも貰い、敵失で2塁走者だけでなく1塁走者の安部も一気に生還して逆転に成功しました。
 この好走塁で流れがカープに傾き、野間とメヒアの適時打に繋がりました。開幕から相手守備を隙を突く好走塁が勝負所で随所で見られて、勝利に繋がっています。
 開幕4連勝は打線に注目が集まっていますが、隙を突く好走塁が出来ていることが大きいと思います。河田コーチの退団の影響は無さそうですね。
 
 
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打線の組替えが成功して開幕3連勝

2018年04月01日 21時34分41秒 | 試合結果
中日 000 200 010 3
広島 010 120 40X 8
勝利投手:大瀬良1勝
敗戦投手:笠原1敗
本塁打:[中日]ビシエド1号、2号、平田1号
    [広島]下水流1号、丸2号、エルドレッド2号

 鈴木誠が、試合前練習で下半身の張りを訴えたため大事を取ってベンチスタートとなったため、4番はエルドレッド、右翼には6番で下水流がスタメン出場すると、2回の2死後に下水流が本塁打を放って1点を先制しました。

 先発の大瀬良は立ち上がりから球の切れが良く、3回までに6奪三振無失点に抑える素晴らしい投球でした。しかし、4回にビシエドと平田にそれぞれ本塁打を浴びて2点を失って逆転を許してしまいました。

 それでも打線が直後の3回裏に丸の本塁打で同点に追いつき、続く5回には下水流と磯村の安打などで1死1,3塁として、2死後に田中の2点適時2塁打で勝ち越しに成功しました。

 大瀬良は6回に1死を取ったところで足がつったため降緊急板となって中田に交代しました。中田は後続を抑えて無失点に抑えました。
 7回からは今村が登板して、安部の失策などで1死3塁のピンチを迎えるも、代打藤井を三振、大島を一ゴロに打ち取って無失点で切り抜けると、直後の7回に1死2塁から菊池の適時2塁打とエルドレッドの3点本塁打でこの回4点を挙げて試合を決めました。
 8回にジャクソンがビシエドに本塁打を浴びて1点を失うも、9回は九里が三者凡退に斬って、中日に3試合連続で逆転勝ちして、チームは13年ぶりに開幕3連勝を飾りました。

 
 スタメン発表された時は、鈴木誠の名前が無く、何かアクシデントがあったのかと心配されましたが、下半身の張りで大事を取っての欠場ということで一安心でした。
 鈴木誠の欠場により、代役で4番に入ったのはエルドレッド、右翼は下水流、またスタメンマスクはオープン戦で大瀬良を好投に導いた磯村と、前2試合から大幅にメンバーを変えてきましたが、その選手たちが素晴らしい働きをしました。
 下水流は2回の先制本塁打に続き、同点に追いついた直後の5回には安打で出塁して勝ち越し機を作り、磯村も5回に安打を放って好機拡大に貢献しました。
 そしてエルドレッドは、7回に3点本塁打を放って試合を決定付ける価値ある一発を放って4番としての役割を果たしました。
 下水流と磯村は今季初出場でチームの勝利に貢献する打撃をみせ、更に磯村は好リードで大瀬良を好投に導きました。エルドレッドは打順が変わっただけですが、3人とも与えられた役割をしっかりと果たしており、鈴木誠の欠場による戦力ダウンを感じさせませんでした。
 ベンチ入り選手全員が結果を残すことができるというのは、チームとして戦力の底上げが出来ている証拠ですね。今季も新しい戦力がどんどん出てきそうで楽しみですね。
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