カープな毎日

カープファンのひとりごと。

大瀬良が現状維持で更改

2022年12月07日 21時20分08秒 | オフシーズン

 大瀬良が、契約更改交渉に臨み、3年契約の2年目になる来季は現状維持の年俸1億8,000万円+出来高で更改しました。

 今季は23試合に登板して8勝9敗、防御率4.72はプロ入りワーストでした。4年連続で開幕投手を務め、4月に4勝を挙げて月間MVPに輝いたが、夏場以降は調子を落として2度登録抹消されるなど、後半戦は1勝にとどまりました。

 大瀬良は、エースとして投手陣を引っ張る意識が強かったところに、今季から選手会長に就任し、投手陣だけでなくチーム全体を引っ張る意識が強くなり、シーズン序盤に無理をし過ぎたように思います。

 シーズン序盤は中継ぎ陣が不安定であり、勝ちパターンの投手が登板過多になっていたことから、点差のついた試合でも中継ぎ投手を休ませるため球数が嵩んでしまい、シーズン後半戦は疲労により本来のパフォーマンスを発揮できませんでした。

 責任感の強い大瀬良が無理をするのは仕方ないと思われ、本来であれば監督やコーチが管理すべきところでしたが、首脳陣も大瀬良に頼り過ぎてしまい、結果としてそのしわ寄せが後半戦に出てしまいました。

 来季は新井監督に代わり、しっかりと球数管理が行われると思われるため、今季のような失敗は繰り返さないと思います。来季こそは選手会長としてチームを引っ張ると共に、エースとして成績を残して投手陣を支えてほしいですね。

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秋山、松山、田中広が契約更改

2022年12月02日 20時54分51秒 | オフシーズン

 秋山、松山、田中広が契約交渉を行い、秋山は3年契約の2年目となる来季は現状維持の年俸1億5,000万円、松山は1,000万減の6,500万円+出来高、田中広は2年契約を終えて、新たに1年契約の減額制限を大きく超える1億2,000万円減の3,000万円+出来高で、それぞれ更改しました。

 秋山は、今季のシーズン途中に米国から移籍したことで、環境の変化が大きかったうえに調整期間も短かったため、万全の状態にではなかったところに、へんとう炎などのコンディション不良も重なってしまい、44試合出場で打率.265、5本塁打、26打点と本人も納得のいかない成績に終わりました。

 今オフにはへんとうの摘出手術を受けて身体面での不安が無くなり、オフからしっかりとトレーニングに取り組み、開幕をから逆算して来春キャンプは調整できるので、本領を発揮してくれるはずですね。

 

 松山は、今季の開幕を4番スタメンで迎えるも、マクブルームの昇格後は代打の切り札としての起用が増え、先発出場は27試合にとどまり、打率.213、2本塁打、23打点で、代打成功率.259でした。

 球団は代打としての勝負強さを評価したため微減となったようですが、代打の切り札としては代打成功率が低く、少し物足りない成績でした。

 来季はチーム最年長となりますが、まだまだ打撃技術は素晴らしいと思うので、しっかりと鍛え直して勝負強い打撃を取り戻してほしいですね。

 

 田中広は、今季はプロ入り最少となる41試合の出場で、先発出場は僅か8試合に終わり、打率.200、0本塁打、1打点とプロ入り後ワーストの打撃成績でした。さらに6月下旬に2軍降格してからは、再昇格することなくシーズンを終えて、ほぼ1軍での戦力になれませんでした。

 小園が台頭して遊撃のポジションを奪ったものの打撃成績は不安定であり、まだ絶対的なレギュラーとまでは言い切れません。田中広が復調すれば十分に遊撃のポジションを奪い返すことはできると思います。

 田中広はまだ復活できると思っているので、来季こそはシーズンとおして1軍に帯同して小園と高いレベルでポジションを争ってほしいですね。

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上本、堂林、森浦が大幅増で契約更改

2022年12月01日 21時06分51秒 | 日記

 上本、堂林、森浦がそれぞれ契約更改交渉を行い、上本は1,500万円増の2,900万円で、堂林は1,400万増の5,000万で、1,800万円増の4,000万円でそれぞれ更改しました。

 これまでは守備固めや代走を中心に起用されましたが、10年目の今季は初の開幕スタメンを勝ち取り、開幕6連勝などチームの開幕ダッシュに大きく貢献しました。後半は故障やコロナ感染などで離脱した時期もありましたが、自己最多94試合に出場して打率.307、2本塁打、18打点と打撃3部門全てでキャリアハイをマークしました。また、打撃だけではなく、中堅のほか、三塁、二塁、遊撃、左翼、右翼でもスタメン出場して、苦しいチームを攻守で支えました。

 今季の野手陣ではトップクラスの貢献度であり、もう少しアップしても良いと思うくらいです。

 今季のような好成績を続けていくことが重要であり、来季は進化を問われるシーズンになります。今季の成績に満足せず、もっと上を目指してポジションを奪うくらいも気持ちを持って臨んでほしいですね。

 

 堂林は101試合に出場して、打率.243、8本塁打、28打点の成績で、少し寂しい成績ですが、代打での出場成績は打率.303、3本塁打、8打点と勝負強さを発揮し、勝利打点8は、マクブルームに次ぐチーム2位とチームの勝利に大きく貢献したことから、代打の部分をかなり評価されたようです。

 打撃成績の数字だけを見れば物足りませんが、勝負所での一打が多く、チームにとっては心強い存在だったと思います。ただ、スタメン出場した時は代打の時のような勝負強さが影を潜めてしまい、凡打が目についたのは残念でした。

 実力があることは代打での成績で示したので、来季はスタメン出場した時でも集中力を持って臨み、スタメン時も好結果を残してほしいです、そして、来季こそポジションを掴んでほしいですね。

 

 森浦は51試合に登板して3勝6敗24ホールド、防御率3.30でした。昨季に続いて2年連続でチーム最多登板を記録し、2年連続チーム最多ホールドも記録しました。さらにシーズン終盤には日本記録となる10試合連続登板を果たし、シーズン終了後には侍ジャパンにも選ばれ、充実したシーズンとなりました。

 今季は開幕を2軍で迎えるも、4月下旬に1軍に昇格すると、栗林につなぐセットアッパーとして活躍しましたが、中盤以降は疲れから精彩を欠いた投球が見られて、セットアッパーに定着できませんでした。それでも、中継ぎとして勝ち試合だけでなく、ビハインドの展開でも登板する大車輪の活躍でした。

 ただ、森浦にはセットアッパー定着を期待していたので、シーズン最後までそのポジションを守り切れなかった点だけは残念でした。来季はしっかりとスタミナをつけて、1年間セットアッパーのポジションを守り抜いてほしいですね。

 

 来季から球団アドバイザーに就任する黒田博樹氏が、球団事務所で契約を結びました。

 契約後に取材に応じた黒田氏は取材に応じ、「今、苦しんでいる子、なかなか結果に結びつかない投手に対して、少しでも何か力になれたらという気持ちはあります」と、若手投手を中心に助言を送っていく考えを示しました。

 アドバイザーとして今後の活動予定は未定となっており、2月の春季キャンプから合流するかも分からないようですが、スケジュールの合間を縫って指導に当たるようです。

 1軍での指導というよりは、2軍で伸び悩む若手を中心に指導することになりそうですが、カープには殻を破り切れない有望な若手が多いので、黒田の助言が飛躍へのきっかけになってほしいですね。

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