春一番バレンタインに吹き来たり神は嘉(よみ)する日本民族
高橋巌著『現代の神秘学』より
「言葉に意識を集中する」
私がたとえば毎晩、夜の十時に「光の波立つ海」
という言葉に意識を集中することをくりかえし
行ってゆくと、その言葉の背後に、その言葉を
生み出しているような存在の働きが感じられる
ことがあるのです。今までは言葉と自分とがひとつで
あろうと努力し、そのことに自分を集中させていたの
ですけれども、言葉を生み出す力が背後に、かすかに
でも働いているような感じが出てくるのです。
神秘学で「沈黙の力」とか、「黄金の沈黙」とか、
「声なき声」と呼んでいる部分です。言葉の背後に、
ある種の目に見えない力が存在している、という
感じです。
「言葉に意識を集中する」
私がたとえば毎晩、夜の十時に「光の波立つ海」
という言葉に意識を集中することをくりかえし
行ってゆくと、その言葉の背後に、その言葉を
生み出しているような存在の働きが感じられる
ことがあるのです。今までは言葉と自分とがひとつで
あろうと努力し、そのことに自分を集中させていたの
ですけれども、言葉を生み出す力が背後に、かすかに
でも働いているような感じが出てくるのです。
神秘学で「沈黙の力」とか、「黄金の沈黙」とか、
「声なき声」と呼んでいる部分です。言葉の背後に、
ある種の目に見えない力が存在している、という
感じです。
官僚への予言
官僚よ…思い知るがいい。
自殺者の無念の想いは、
お前らを死後ブラックホール程の威力で、
地獄へと引きづり込むだろう。
業火に焼かれよ!
死ね…
官僚よ…思い知るがいい。
自殺者の無念の想いは、
お前らを死後ブラックホール程の威力で、
地獄へと引きづり込むだろう。
業火に焼かれよ!
死ね…
高橋巌著『現代の神秘学』より
「集中的メディテーション」
そこでシュタイナーはあるとき、こんなことを言いました。
二つのコップが目の前にあり、ひとつのコップは空で、
片方のコップには半分水が入っているとします。
その半分水の入っているコップを空のコップに注ぎますと、
空のコップに水が全部移ってしまった時点で、片方が半分に
なり、片方が空になるはずなのですけれど、半分水のはいった
コップの水を空のコップにあけたとたんに、気がつくと、
もともと半分はいっていったコップのほうにも、水がいっぱい
満たされていて、空のほうのコップには水が半分たまっていたのです。
こういうイメージに心を集中することによって、本質的な
メディテーションができるのです。
「集中的メディテーション」
そこでシュタイナーはあるとき、こんなことを言いました。
二つのコップが目の前にあり、ひとつのコップは空で、
片方のコップには半分水が入っているとします。
その半分水の入っているコップを空のコップに注ぎますと、
空のコップに水が全部移ってしまった時点で、片方が半分に
なり、片方が空になるはずなのですけれど、半分水のはいった
コップの水を空のコップにあけたとたんに、気がつくと、
もともと半分はいっていったコップのほうにも、水がいっぱい
満たされていて、空のほうのコップには水が半分たまっていたのです。
こういうイメージに心を集中することによって、本質的な
メディテーションができるのです。
高橋巌著『現代の神秘学』より
井戸の水というのは、いつも一定の水量しかないように
見えながら、どんどんかい出すと、水が減るのではなく、
逆に増えるのだというのは、生活における愛情の比喩に
なっています。ものを誰かに分けてあげるという行為は、
そのことだけを唯物的にとりあげれば、自分からなにかが
減ってゆくことなのですけれども、目に見えないところでは、
その人自身を豊かにしているのです。
井戸の水というのは、いつも一定の水量しかないように
見えながら、どんどんかい出すと、水が減るのではなく、
逆に増えるのだというのは、生活における愛情の比喩に
なっています。ものを誰かに分けてあげるという行為は、
そのことだけを唯物的にとりあげれば、自分からなにかが
減ってゆくことなのですけれども、目に見えないところでは、
その人自身を豊かにしているのです。
高橋巌著『現代の神秘学』より
朝、目が覚めてから夜、眠るまでの私たちというのは、
肉体という道具を使って、それぞれ限定された生活空間
の中で、ミクロコスモスとして生きているのですが、夜、
眠りについてから、朝、目覚めるまでの私たちの魂は、
肉体に閉じ込められていません。肉体の外に広がっていき、
マクロコスモスとしての生活をいとなむのです。
朝、目が覚めてから夜、眠るまでの私たちというのは、
肉体という道具を使って、それぞれ限定された生活空間
の中で、ミクロコスモスとして生きているのですが、夜、
眠りについてから、朝、目覚めるまでの私たちの魂は、
肉体に閉じ込められていません。肉体の外に広がっていき、
マクロコスモスとしての生活をいとなむのです。