『亜細亜紀』吉田一穂 2016-09-01 11:30:08 | Weblog 非心 元始の流れ。 黄土を潜り、のたうつ生きもの。 流沙の東。 亜細亜の地霊は渇く。 崑崙の咒(まじない)、哈蜜(ごうみつ)の隊商、楼蘭の「絹の道」 新月が消えてゆく…… 半眼微笑の石佛(ほとけ)たち。 (吉田一穂)『亜細亜紀』より