太陽はただ一人
その光を生きとし生けるものに
与え続けて日がな 一日
小さな集落の古びた家にも陽光を分かつ
風が木々を揺らしながら
葉擦れの音は郷愁を誘うから
夢見る少年は緑色のパステルで
無心に描き続けた
あるべき世界を
風に乗せて呟く
秘かな呟きは
空気を揺らし
やがて風に乗り
世界中を回る
その光を生きとし生けるものに
与え続けて日がな 一日
小さな集落の古びた家にも陽光を分かつ
風が木々を揺らしながら
葉擦れの音は郷愁を誘うから
夢見る少年は緑色のパステルで
無心に描き続けた
あるべき世界を
風に乗せて呟く
秘かな呟きは
空気を揺らし
やがて風に乗り
世界中を回る