ラスコー壁画と資本主義
私たちの生きている現代社会でも、物質的な富の増殖には
高い価値づけがあたえられて、広告産業などをつうじて、
かたちを変えた儀礼やお祭りがおこなわれていますが、人類が
洞窟の中で最初におこなった宗教的な行為が、原初の資本主義
(資本主義というのは、富の増殖を言祝ぐ産業のかたちにほかなり
ません)を思わせる「増殖儀礼」だったことは、なにかとても
意味深長なものが潜んでいるように思えてなりません。
(中沢新一)『芸術人類学』*スッキリしました!
私たちの生きている現代社会でも、物質的な富の増殖には
高い価値づけがあたえられて、広告産業などをつうじて、
かたちを変えた儀礼やお祭りがおこなわれていますが、人類が
洞窟の中で最初におこなった宗教的な行為が、原初の資本主義
(資本主義というのは、富の増殖を言祝ぐ産業のかたちにほかなり
ません)を思わせる「増殖儀礼」だったことは、なにかとても
意味深長なものが潜んでいるように思えてなりません。
(中沢新一)『芸術人類学』*スッキリしました!