脳内の嵐

脳内 脳髄を白光する流動体が翔けめぐる
それは烈風に似ていて
何の前触れもなくめぐり来る

始めの言葉を？
規定する？定義する？

それはピアノの調べに似て
脳内を静かに歩むように流れて
白光の疾風を呼びつける
それは言葉を産み落とし
消えた…

打つ音は

「パーカスすること、なにかを打つことは、世界から
精霊を解き放とうとする行為だ」
映画作家 オスカー・ フォン・フィッシンガー

夢一つ

やわらかな風になって
紺碧の海の色に染まる
サワサワと波が寄せて
サンゴの砕けた白い海
貝殻を探すように
言葉を拾っていた

微睡みの夢の中で
海辺の風に吹かれて
微かにピアノの曲が流れて
空気を震わせて過ぎる

大空をたたんで胸に入れて
大きく息をして吐いて
夢一つ

安倍晋三へ

『日本霊異記』より

富と地位の盛んな時は、その名は国内にとどろき
わたるが、災難が身に降りかかると、身のよりどころ
もない。一朝にして滅びてしまう。<中略>仏教の守護者
が顔をしかめ、仏教を守る善神が憎みきらいなさった
のである。

奇蹟もない革命もない(遠藤遼一)

群衆がいっせいに蜂起する「革命」のエネルギーは、
ROCKコンサートやスポーツ観戦の熱気に代わり。
世界は秩序だった平和的な普通選挙にその運命を
委ねた。「革命」は、起こらない。局地戦と選挙で
我々の乗った船は行方を決定する。コンサート、
スポーツ、映画。悲しい局地戦。それが全て…

ホロスコープに聴け

心の中に鎌 口の中に斧持って生まれて来た我は
社会不正を聖書を元に告発し権力者を切り裂く

我が身のホロスコープが凶々しいサインを示す
産まれた日の夜は闘争の火星のみ空を赤々と染め
他の星々は赤い星に力を集中していたまるでレンズ

エゴいスティクな自我を破壊し不正者のカルマ的末路
ハッキリさせよう悪行の為アメリカ産肉牛に生まれ変わる
官僚たち来世 家庭内暴力で殺される死の商人マケイン
終わらない苦しみの生死今度はお前らだお前の為したこと