『魂のこよみ』シュタイナー 2017-05-10 20:44:56 | Weblog 『魂のこよみ』ルドルフ シュタイナー 高橋 巖訳 第14週 感覚の開示に帰依した私は 自分自身の衝動を失った。 思考は 私をめくらませ 私自身を 私から奪い去るように見えた。 けれども すでに感覚の仮象(かしょう)の中で 宇宙感覚が 私に近寄り 私を 目覚めさせようとする。
朝日の海 2017-05-10 15:10:07 | Weblog リーフの音が聞えて水中の生物たちが そっと内海でゆめを織っている 気泡が上がる波が寄せて 白い珊瑚の砂浜をなめるように 海水がはしる 海風が頬を撫でる 朝の太陽光は特別綺麗 何にも犯されていない処女光 濃いサングラスをかけて太陽を見て この胸いっぱいに 光を食する
闘いの前に(ある瞑想) 2017-05-10 10:57:52 | Weblog 鏡を地上に置いて映り込む空と大気に 不可思議な自分の顔に不敵の微笑みが浮かぶ 太陽光を全身に浴びて深い息を続けると 白い雲間に天使らが飛翔するのが見える 身体は羽根のように軽くなり 青空へと吸い込まれてゆく 雲間の天使たちと心ゆくまで戯れ 私の身体は光に溶けていった
地獄に堕ちた官僚ども 2017-05-10 10:43:07 | Weblog 錆び付いた扉を開け ガラス張りの地下階段を見ると 地獄の業火で真っ赤に焼け爛れた苦痛の顔 亡者らが 悪う御座いました と罪を詫びている