ウォーホール左派

今日も作詩、明日もまた、本格詩人のブログ。

夢は

2017-10-23 09:50:59 | Weblog
明るい空に小鳥の鳴き止まぬところで
ベランダに椅子をしつらえ読み散らかした本に目を落とす


夢を一つ街角に置き忘れて空を舞う光に
しだいに溶け込む夢はもう自然の環境の一部だ

島風は春一番のよう

2017-10-22 13:28:17 | Weblog
台風の余波で風が強い
まるで本州の春一番のような
暖かな風が吹いている

ノースリーブのティーシャツ
半ズボンで過ごせる陽気だ

昔 書き綴った詩文を投稿しているが
今2013年のメモを貼り付けている
歳をとると一年が早いもう4年たつ…

そんな感慨に浸りながら
窓から吹き付ける
暖かな風に
この身を晒す

亡き友を偲んで(アフォリズム)

2017-10-22 10:30:08 | Weblog
神の声聴ける程に祈ってもやはり沈黙
太古の預言者ではないが内奥の声神の声として聴く


不思議なんだ此の世から人がいなくなる事 死
なぜ死ぬのだなぜ行ってしまうのだ愛する人よ


愛の革命に情熱を燃やしている爽やかな一陣の風
正しき道に正しい友有って今日も日が沈む

島の日常

2017-10-20 10:57:05 | Weblog
常緑樹が揺れる神の激しい情熱を帯びて
風の強い快晴の日に詩文を密にしたためている


風は一日騒いで 僕は静かに読書にふける
明るい部屋で陽光の中で希望を見つけた
神は必ずそこにいる その息ずかいが聴こえた


風の街角で遠いあなたを待っている
ゴーゴーと電線が鳴って郷愁の旅始まる午後

『虹の理論』中沢新一

2017-10-17 13:43:12 | Weblog
こうやって口をついて出てくる簡単なリズムとメロディー
でできた歌が、恐怖をおしのけ、追いはらってくれるように
感じられるのだ。音楽が底なしのカオスから彼をジャンプさせ、
そこにひとつの秩序を作り出してくれているのである。
(中沢新一)『虹の理論』