No.2 OSAWA Naoko, "L-walking" in 1st round of 2014 Japan Open. (Bodyfitness)
続いては、エントリー番号2番の大澤直子選手(東京)の「Lウォーキング」をご覧いただきましょう。
大澤選手もまたご存知のとおり、ボディビルで名を成した選手です。
特に、日本選手権においても2006年・2013年と2度も表彰台(3位)に上がっている実績を誇っています。
ジャパンオープンも、ボディビルでは2006年にすでに優勝しているため、現在は出ることはできません。
しかし、まさかボディフィットネスの選手という形で、再度ジャパンオープンで姿を見ることになるとは思いませんでした(爆)。
ただ、秋山選手同様「ボディフィットネスでも、世界で戦うためにはボディビルダー並みの筋肉が必要だ」という、私の持論にこれほど適う選手もいないと思います。
ボディビルの選手でもある両選手がそろってピックアップを通過したことで、私自身ますますその思いを強くした次第です。
ご覧のとおり、ボディフィットネス特有の動きやポーズにも、しっかり対応していましたね。
No.1 AKIYAMA Chikako, "L-walking" in 1st round of 2014 Japan Open. (Bodyfitness)
こんばんは。
それではいよいよ今日からは、初めて新スタイルの審査が行われた2014年ジャパンオープンでのボディフィットネスの、第1ラウンドの模様をお送りしてまいりましょう。
前にお伝えしたピックアップ審査でも新たに「ラウンドウォーク」が行われましたが、12人に絞られた「本選」に入るとさらにご覧の「Lウォーキング」が加わります。
この「Lウォーキング」の詳しい説明については、(公社)日本ボディビル・フィットネス連盟の「JBBF主催選手権大会」から、「第25回ジャパンオープンボディビル選手権大会」における「フィットネスルール」から、そっくりそのまま引用させていただきましょう。
--------------------------------------------------------------------------------
MCからコールされた選手は、舞台下手から登場して挨拶の1ポーズをとってからステージ中央へ進み右クォーターターンをしてフロントスタンスで静止する。その位置から前方に進み、決められた位置まできたらフロントスタンスで静止してか
ら1ポーズをとる。次に、バックターンをして審査員にバックスタンスをみせてからバックの1ポーズをとったあとステージ後方の自分の立ち位置に移動してラインナップの状態をとる。※このウォーキングをLウォーキングと云う
--------------------------------------------------------------------------------
これを、12人の選手がエントリー番号順に1人づつ行うというものです。
このため、今まで1人づつのご紹介が難しかったボディフィットネスでも、ここで各選手個別のご紹介ができることになりました。
ではさっそく、ご紹介を始めましょう。
まずはエントリー番号1番の秋山千香子選手(東京)からです。
ご存知のとおり本来ボディビルの選手で、7月6日に行われた日本クラス別選手権でも46kg級で2位に入賞しています。
2012年の日本選手権を最後に引退した旨表明していたのですが、この日本クラス別で復帰して早くも結果を出したわけです。
しかし、まさかボディフィットネスにまで参戦するとは思いませんでしたね。
ただ、私の持論に適うことでもあるので、どれほどの活躍を見せてくれるのか楽しみでもありました。