かづの駄日記  ~ kadzuno・da・nikki ~

秋田県鹿角市から気ままに綴る、名も無き田舎者の喜怒哀楽、一期一会。

旬・安全安心・地産地消を考える

2009-05-14 08:15:28 | インポート
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昨日は風が強かったですね、それに寒くて暖房機にスイッチを入れました。

今朝も風がありますし、気温は冬型の気圧配置とかで昨日よりも下がりそうとか、なんか毎年田んぼに水が入ると一度はこんな寒い数日を過ごす事になる様な・・・皆様ご自愛下さい。

この時期になると山菜の話題が聞かれます。名も無き田舎者も少し前までは「タケノコ(姫タケ)」を採りに毎年出かけていたり「ミズ」や「ワラビ」等春の山のものを採って歩くのが楽しみでした。

それが、2年続けてタケノコ山で迷ってしまったり、ミズ採り場所にクマが出没したりでジグナシ・・いや命懸けてまで行くことないと決めました。食べたきゃスーパーで大体のものは手に入るご時世ですし・・・

スーパーといえば、山菜はまだしも野菜・果物から最近は魚貝類まで「旬」とは無縁に列んでいます。

「飽食」時代の中で見失った当たり前の「安全・安心」を、いまさらの様に「価値」として食べ物に付けていることが不自然とは思いませんか?

季節を問わず、スーパーが安く大量に消費者へ野菜や生鮮物を供給してくれるかげで、地場生産者や街の小売り店が地域に続けていた「安全」や「安心」が、価格競争に敗れ消え続けています。

大型小売り業界がなし崩しにして来た「安全・安心」を今彼らは一番の「売り」にして生き延びようとしています。

旬の物を年中同じような価格で買う事ができたのを「ありがたい」としてきた私たち、それが「不自然な事」だったと気付くことが、地産地消運動が拡がる消費者側の条件と考える名も無田舎者です。