今から103年前「パンと権利と平和」を掲げ闘いの日としてつくられたのが国際女性デーです。日本では始められてから90年になります。
現在では、時々の女性の願いとたたかいを結集し発展させる日となっています。
国連は「国際女性デー」として、『男女平等のために、女性たちの社会参加と社会変革を求める幾世紀にもわたるたたかいに根ざした』日と位置づけて、「女性への差別の撤廃、社会開発への完全で平等な参加に向けた環境整備に貢献する」ことを各国に呼びかけています。
そこで日本の現状はと言うと、経済や政治分野の男女平等度は世界135カ国中101位だそうです。
世界の国々が『国連女性差別撤廃条約』もとずき男女の賃金格差是正、正規雇用と非正規雇用の均等待遇、昇進・昇格差別是正、男女がともに仕事と家庭を両立させるなどの改善をはかる中で、異常な「ルールなき」社会となっている日本は世界の『例外国家』だそうです。
たとえば、女性の55%が非正規雇用で働き、年収は200万円以下非正規雇用労働者の8割近くが女性だそうです。
安倍首相は施政方針演説の中で『女性が輝く日本』を強調していますが本当なんでしょうか。
真に女性が輝く日本にするために男女を問わず声を上げようではありませんか。