イラク特措法ににもとづいてイラクに派遣された自衛官のうち、帰国後自殺した人が26人に達したそうです。
これは、日本共産党の赤嶺政賢衆議院議員に防衛省が明らかにしたものだそうです。
それによると派遣された陸上自衛官19人、航空自衛官7人、陸上自衛官の場合04年~06年まで約5、600人が派遣され、自殺率は295人1人となります。これは陸上自衛隊員の自殺率2,551人に1人を大幅に上回る数字です。
イラクやアフガニスタンから帰還した兵士の自殺は各国でも深刻化しています。米国では国防総省が過去最悪となる349人が自殺したと明らかにしています。
その原因として、戦闘体験や心的外傷後のストレス障害(PTSD)、薬物の乱用などが指摘されているそうです。
自衛隊は結果的に戦場での死者は1も出ていませんが、これだけの自殺者が出ていることに政府は対策を講じるべきで海外派兵が自衛官に何をもたらしているのか詳細を明らかにすべきだと赤嶺政賢衆議院は言っています。
戦場で死ねば戦死者、帰国後の死は病死?なんて。