終戦まもなくの頃、我が家の裏庭では、焼酎の密造が行われ、蒸留したアルコールを冷やし、焼酎にする時に冷却するために使われた水(ほどよく暖まった)を木製のたらいに入れて、その周りを葦簀で囲み『行水』したものでした。
屋外でしたから外気のひんやり感もあって、とても気持ちいいものでした。今では想像できない光景です。
そうだ、社会人になった私が山登りが好きで、美ヶ原高原のロッジに泊まった時も屋外の五右衛門風呂で美しい月を見たことを思い出しました。今では露天温泉が主流でしょうか。
自然の中での行水、五右衛門風呂、気持ちよかったことを思い出しています。
この極暑中で汗をびっちりかいた後、行水をしたら気持ちいいだろうなー。