お盆です。約半世紀前のことですがお盆の頃は近くにある鎌田川という源氏蛍の発生地で演芸大会が田んぼの空き地や農道を利用して開かれたものです。
演芸会は、田んぼや農道を利用して急ごしらえの舞台が立てられ『蛍合戦』という青年団主催の素人演芸大会が開かれました。
舞台の屋上からは、数100匹の蛍が放され、それが合図で演芸大会が始まります。
出し物は、田端義男の歌う「帰り船」、「赤城の子守歌」「岸壁の母」だったり、「一本刀土俵入」だったり、その歌に踊りの先生から振り付けてもらって踊って歌ったりしたものです。
テレビなど無かった時代でしたから夜の更けるまで楽しんだものでした。演芸会の終わりには、出演者の中から優勝者が選ばれお米などの賞品が送られたものです。
遠い、とーい昔の話です。