日米首脳会談が終わり、日米共同声明が発表されました。その中で、農林水産品について「過去の経済連携協定で約束した市場アクセスの譲許内容が最大限である」言っていますが、ミニマムアクセス米の事が頭に浮かびました。
なぜか、以前にカリホルニア産コシヒカリが日本産の3分の一の価格で、しかも美味しいと言う事でアメリカは輸出しようとしたことが有ります。その時に出て来たのがミマムアクセスと言って日本のコメの生産を縮小しながら、輸入米を抑える最低の約束をしたのです。
それを、自動車の輸出の関税引き上げを行わないという条件と交換に、農林水産品の輸出を行おうしているように思えます。
今でさえ、国内の食糧需給率は38%と低く、私たちの胃袋を満たせないのです。先進主要国は100%以上の生産力を持ち、特にアメリカはすべての農産品生産力は100%を大幅に超えています。日本が標的にされるのは当たり前です。日本人の食糧は日本の大地からを国是としなければ、独立国家にはなれないと思います。