珈琲一杯分の話

2018年2月26日スタートのただのボヤキカフェです。
毒とユーモアを楽しんで頂ければ幸いでございます。

カモの喧嘩

2025-01-22 | 精神世界
政治家も官僚もメディアも、要は日本人が憎くてたまらないのはよくわかった。
一切がこれに尽きる。
365日、24時間、一分一秒憎悪が止まらず、日本人を苛めるアイデアなら無尽蔵。
それが彼らの生きるモチベーションであり、そのためなら火の玉になって労を惜しまない。
表に出そうが出すまいが、思想の中核はこれ。
断固たる柱はこれ。

でなければここまでのことを、何十年もかけて周到にやってのけられない。

憎しみというのは感情の中で群を抜いて強いゆえ、この憎しみの正体を知る必要がある。
私が知る限り、ここまで愉快・痛快に暴いてみせたのは、ぶっちぎりでエックハルト・トールである。

結論から言って「憎悪しているのは自分ではない」
ワタシの思考、ワタシの判断、ワタシのアイデンティティからの叫び、ワタシの鉄槌…と可愛くてたまらない「ワタシ」などというものは幻で、憎悪という超低周波を栄養にして生きる寄生獣に、まんまと奴隷にされていると知った時、人生何十回目くらいの「今まで信じていたことが間違いであったゆえ、ブン投げて訂正する」を、史上最上クラスのルンルンでやった。
(いやー毎度、生きるか死ぬかくらいの興奮があって楽しいですね🤣

「私は考える」というのは「私は消化する」とか「私は血液を循環する」と同じで、文章として成り立っていない。
消化「が」起こり、循環「が」起こり、思考「が」起こるのだ。
これに気づいていないのは、愚かしいニンゲンだけで、例えばカモでさえ、そんなことはとっくに知っている。
水面で2羽のカモが喧嘩したとして、争いは決して長く続かず、すぐに別れてそれぞれ別の方向に泳ぎ去る。
それから2羽は何回か激しく羽ばたいて、喧嘩の間に積み上げられた余分はエネルギーを放出する。
そのあとは羽をたたみ、何ごともなかったようにのんびりと水に浮かんでいる。

なぜカモはそんなことができるのだろうか?
これだけでもう説明はいらないんじゃないかと私は思ったが、エビデンスは?論拠は?と納得するまで追いかけたい人は以下をどうぞ。

憎悪する正当化に、国家の威信だとかアイデンティティだとかを百万遍語られたとしても、私にはこの解説の前に説得力はなかった。
我々はカモにさえ、敵わない。
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2 コメント

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Unknown ()
2025-01-22 20:48:46
いわゆるご意見番もインフルエンサーも「思考や感情やアイデンティティなどワタシと思っているものは幻です」なんて言わない。
そういう、人間とは生命とは魂とはみたいな話は一切しないのにやたら「眠ってないで覚醒しよう」と言う。
むしろそういう探求を「カルト」みたいに浅いことを言って、逆に不安定でもっと危なっかしくなってしまう。

私は本当の覚醒って何?とむさぼるように彼の著を読んだけど、「闇を知る」とか「不正を暴く」よりはるかに面白かった。
正体はもっとシンプルなものだった。
「今にある」ことを知らずに、思考と自分を一体化してしまう…まさに。
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Unknown ()
2025-01-22 21:09:21
私はこれからの時代を生きるには、精神世界を知らずにいるのは無理があるという結論に達しました。
社会的な仕組みも大事だけど、それは二次的なもので、まずもっと大きな仕組みをしらなければ。

エックハルトの言う通り、女の方が本質を失っていないんですよ。
セミナー会場に行っても集まっているのは殆どが女性。
岩戸を開くのはやはり女性。
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