昔、渡辺典子さん主演の「積み木崩し」というおっそろしい映画があった。
なんといっても強烈だったのが、風呂場で猫をピンクに染めたこと。
あの時代のツッパリって今より強烈だったよねえ、と私が言ったら、ママ友が
「うちの中学は人殺し以外なんでもあったよ」
いやいやどんな中学よ( ;∀;)
それを聞いて以来、娘が「私、別に頭ピンクに染めてる子がいる高校でもいいし」と言い出して、いや、ヤンキーだけは阻止したい今日この頃。
夫に言ったら
「なんでそんな『お勉強』のことでうるさく言うんだよ?本人のやりたいことをさせればいいんだよ。
無理やり名門校に行かせたって本人が苦しむだけだよ。
例えばピノコが農家へお嫁に行ったとする。『ピノコちゃん、大根洗って』と言われればそれくらいできるだろ?」
と一蹴された。
成人式でニワトリみたいな頭をした男の子を見て「これはどうなの?」と言ったら
「若いうちはいろいろ楽しむんだよ。その時にしかできないんだから」
ニワトリに袴でも、七三でも白シャツでも、それがやりたいことなら好きにしたらいいのである。
本当にやりたくてやったことなら、後になってもそれはそれでいい思い出になると思う。
ダメなのは、本心はやりたくないのに親の顔色を伺って「心を騙してでもいい子」を見せること。
勉強したい、何か習いたい、進学したいと思っても、親の事情でさせてあげられないこと。
「この二つはやっちゃいけない」
「この二つ以外は、好きなように育てていいよ。任せる」
と夫は言った。
「名前?好きにつけていいよ。任せる」
この言葉で私の育児は始まった。
母子ともに、自由だけは惜しみなく与えられたと思う。
なんといっても強烈だったのが、風呂場で猫をピンクに染めたこと。
あの時代のツッパリって今より強烈だったよねえ、と私が言ったら、ママ友が
「うちの中学は人殺し以外なんでもあったよ」
いやいやどんな中学よ( ;∀;)
それを聞いて以来、娘が「私、別に頭ピンクに染めてる子がいる高校でもいいし」と言い出して、いや、ヤンキーだけは阻止したい今日この頃。
夫に言ったら
「なんでそんな『お勉強』のことでうるさく言うんだよ?本人のやりたいことをさせればいいんだよ。
無理やり名門校に行かせたって本人が苦しむだけだよ。
例えばピノコが農家へお嫁に行ったとする。『ピノコちゃん、大根洗って』と言われればそれくらいできるだろ?」
と一蹴された。
成人式でニワトリみたいな頭をした男の子を見て「これはどうなの?」と言ったら
「若いうちはいろいろ楽しむんだよ。その時にしかできないんだから」
ニワトリに袴でも、七三でも白シャツでも、それがやりたいことなら好きにしたらいいのである。
本当にやりたくてやったことなら、後になってもそれはそれでいい思い出になると思う。
ダメなのは、本心はやりたくないのに親の顔色を伺って「心を騙してでもいい子」を見せること。
勉強したい、何か習いたい、進学したいと思っても、親の事情でさせてあげられないこと。
「この二つはやっちゃいけない」
「この二つ以外は、好きなように育てていいよ。任せる」
と夫は言った。
「名前?好きにつけていいよ。任せる」
この言葉で私の育児は始まった。
母子ともに、自由だけは惜しみなく与えられたと思う。