釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

6月8日 朝間詰めの潮

2019年06月09日 | 日記
「強い西風が、吹いてくるかも知れませんね」

前日の雨の後に吹いてくる風を気にして、港を出た。

網に出ると、予想に反して風が、余り吹いていない。

ただ、南東からのウネリは、少々高かった。



ポイントに入って、最初に気づいたのが「ベイト反応が少ない」と、言うことだった。

それでも、ベイト反応の良い処から、流してみることにした。

潮は、緩い下り潮が、沖に払い出している。

塩田さんにアタリが来た。





良型の真鰺が、上がってきた。

最近、好調の真鰺。

目測だが、40センチ近くありそうだ。



この後も、同型の真鰺が、ヒットしてくる。


鰺のアタリの中に「チョット違う気がします」と、言うアタリが来た。



「竿先を叩きますね」

「多分真鯛ですね」



2キロ弱の、良型真鯛が上がってきた。

「朝早くから、真鯛は嬉しいですね」

塩田さんの笑顔が、朝日に輝く。


二流し目に入ると、竿が大きく弧を描いた。



「鰺ではないです」



上がってきたのは、イサキ。

イサキも、最近、好調の魚だ。





ベイト反応が、出たり消えたりしているが、イサキに鰺のアタリは続いた。






ウッカリカサゴやアヤメカサゴのアタリも、ポツポツと出てくる。


しかし、朝間詰めが過ぎると、徐々にアタリが少なくなってきた。

「朝方の潮が良いのかな」

10時を過ぎる頃には、潮の動きが悪くなってきた。

流速が0.ノット前後と、動きが鈍くなってきている。


「ポイントを変えましょう」

ポイントを変えても、ベイト反応は余り良い感じではない。

そんな中に、小さいペイとボールが出てきた。

「来ました」





塩田さんの竿が、大きく撓った。

ドラッグ音が、気持ち良い。

ゆっくりと、仕掛けを巻き上げる。

船から離れたところに、大きな真鯛が浮かんできた。



67センチ、3.3キロの太った真鯛。

御ニューのロッドで、待望の真鯛。

「いやー、嬉しいですね」

塩田さんと、ガッチリと握手する。


午後になって、潮の動きが少しだけ良くなってきた。





潮が動けば、真鰺がヒットしてくる。

だけど、アタリの数は回復してこなかった。


港に帰ると、最干潮だった。