釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

6月19日 悩める天気

2019年06月19日 | 日記
早朝5時前に、湾岸道路から立石海岸に向けて、車を走らせた。

天気予報で、東風が吹いて来ることは、分かっている。

「行けそうなら、行きたい」

だけど、時化たら…、雷が鳴り出したら…などと考え出したら、行く決断が出来なかった。



船着き場に行って、雨の降り方を見ていた。

チョット激しかったり、小粒の雨になったりしている。

裸バエアタリの岩場には、波飛沫が立っていなかった。

沖の方も、白波は出ていない。


(今日の写真ではありません)

スマホで。天気の最終確認。

「やっぱり、東風が強くなる」

そう判断して、お客様にラインで連絡。

「今日の出船は、中止したいと思います」

「了解しました。また、お願いします」

と、返事が返ってきた。

一人のお客様は、午前6時に船着き場に来られた。

「明日は休みだし、私も朝6時に船着き場に行きます」

と、言われていた通りに来られた。

「ごめんなさい。今日は、中止します」

「了解です。また、出てきます」

快く、了解を頂いた。


午後から、北東の風が強くなってきた。

「やっぱり、中止して良かったかな」

船仲間からも連絡が来て、風が出てきたねと話していた。


最近の釣りの状況で感じることは「ベイトの居る場所が変わってきた」と、言うこと。

下り潮が速い頃は、潟と平行に潮が流れていた。

上り潮に変わってからは、潮が沖に出始めた。

この流れの変化が、ベイトに影響しているのだろうか。

ベイトの種類も、時には「イワシ」「子鯖」「小アジ」が混じっている事もあるようだ。

固まって出てくるベイト反応が、大きく乱れるような反応も最近は多い。

これは、私の推測でしかないのだが、青物(ブリ、カンパチ、シーラ)が突っ込んでいるのではないだろうか。

大島アタリでは、イワシボールにシーラがナブラを立てていた、との話も聞いている。

これからのシーズンは、青物がナブラを立てるシーズンになっていく。

そんな時に、ベイトの位置が頼りになってくる筈。


でも今は、良型の鰺、イサキ等々にトライしたい。

天気の変化が、毎日気になる。

6月18日 渋い中の104センチ

2019年06月19日 | 日記
期待に反して、アタリの少ない、渋い一日となった。

朝間詰めの、ベイト反応が少ない。

アタリが来ても、針外れ…。

いつもとは、違うところにベイトが集まっていた。





黒原さんにアタリが来た。

「鰺だと思います」





真鰺に、イサキが続けて当たってきた。



東原さんに、アタリが来た。

「今度は、外れるなよ」

ラインを巻き上げながら、ヒットした獲物に向かって声掛けする。



良型の真鰺だ。



持冨さんにも、アタリが来た。

慌てずに、ゆっくりとラインを巻き上げていく。

口の弱い真鰺の、口切れを防ぐ。



良型の真鰺が来た。


朝間詰めに、パタパタとヒットした後が続かない。


ポイントを変えてみた。

大きなベイト反応が出てくる。

ベイトの正体は、イワシに小アジ、鯖子だった。

針掛かりした、ベイトをそのまま落とし込んでいく。

「落とし込み、やってみます」

黒原さんが、仕掛けを落としていく。

暫くして、いきなり竿先が突っ込んだ。





強烈な引きにドラッグ調整して、対応している。

何度も、突っ込んでいる。

「ゆっくり行きますよ。黒原さん、頑張って」

端で応援する。

ブリの姿が見えてきた。





104センチ、9.4キロの、見事なブリが上がってきた。

「やりましたね。おめでとうございます」

「初めて、ブリを釣りました」

大喜びの黒原さんと、ガッチリと祝福の握手。

血抜きをして、内臓を出して後処理をする。


この後、ポイントを移動する。

東原さんに、アタリが来た。

 

アカハタが、ヒットしてきた。

 

持冨さんにも、アタリが来た。

良型の、イトヨリダイがヒットしてきた。




今日の海は、風も弱くべた凪ぎ。

昼過ぎになって、色々なアタリがポツポツと出始めた。



その中でも「今日は、カサゴ祭りみたい」と、思うほどアヤメカサゴにウッカリカサゴがヒットしてくる。


黒原さんに、強いアタリが来た。



「真鯛だと思います」

このアタリの前に、走りが止まらない大物にやられているだけに、巻き上げは慎重になる。

やがて、真鯛の姿が見えてきた。



56センチ、2.3キロの真鯛。

「来ましたね。粘り勝ちですね」

「息子に真鯛を釣ってきてと言われていました。約束が守れました」

息子さんを思う笑顔が、輝いている。


持冨さんに、アタリが連発。





38センチの、良型真鰺が来た。



良型のカサゴも来た。


納竿間際になって、漸くアタリが連続し始めた。

東原さんが良型真鰺を掛ければ、黒原さんにもヒットしてくる。

持冨さんにも、真鰺がヒットしてくる。

納竿間際の連発を終えて、帰港した。