釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

6月24日 変な潮

2019年06月25日 | 日記


動いているのか、動いていないのか。

ハッキリしない潮だった。

潮色は青みがあって、良い感じなのだが…。

潮行きは、南に向かって0.3ノット前後で、流れているように表示されている。



ベイト反応も、良い処と悪い処があって、苦戦する様相を示している。

最初のポイントでは、カマスなどがヒットしてくるのだが、本命と考えているイサキがヒットして来ない。

「何かが食い上げてきますね」

Hさんも、我慢の釣りを強いられているようだ。

時折、竿先がグッと押さえ込まれる、アタリが来る。

しかし、直ぐに針外れに成ってしまう。

近くにいる仲間の船も「アタリが渋いですね」と、苦戦している様子だ。


ポイントを外して、船をゆっくりと走らせながら、ベイトを探す。

時々、凄いベイト反応にが出てくる。

「Hさん、良いですよ」

直ぐに仕掛けを落としていく。

ジグをしゃくり上げると、竿が強く押さえ込まれるアタリが来る。

「来た」

アワセを入れるが、針外れ…。


船の周りで、何かが小さなナブラを起こしている。

Hさんの竿に、アタリが来る。

ヤズの群れだった。

ジグの針が、腹を突き抜けていたモノは、逃がしても死んでしまう。

「煮付けですね」

と、食することにする。


1メートルくらいの、シーラの群れも船の周りに寄ってくる。



活き鰺を餌にして、直ぐに投げ込むが…。

シーラが、活き鰺に見向きもしない。

「シーラも、やる気が無いのかな…」


「どうしたらいいのか」

考えている間に、風が真東に変わってきた。



ウネリも段々と、高くなってきた。

沖からは、漁船が帰ってくるのが見える。

「もう一流し」

そう思って、ベイト反応の良いところを探して流す。

やはり、ググッと竿先を押さえ込むアタリが来るが、針に乗らない。


真東の風のウネリも、高くなってきた。

「口惜しいですけど、出直しますか」

安全第一で、帰港することにした。