2021年6月、ぬか漬けをやってみようと、ぬか床のサーチに着手した。
買い物に出掛けようと支度を始めると、必ずと言っていいほど「漬物を買ってきて!」の声が掛かる。一緒にスーパーに出掛けても、大好きな漬物のコーナーからなかなか動こうとしない。
それでは、ぬか漬けを常備しておけばどうだろう。日々のブラ散歩の際の細かな買い物の手間を、いくらかでも省けるのではと思ったのだ。
目を留めたのが、タキイマルシェで見つけた「沢庵漬本舗まごころ庵の石川県の六星さんの米ぬか使用・熟成ぬか床セット」である。
早速購入したのだが、それからというもの、毎朝ぬか床から漬物を引っ張り出し、新たに野菜を漬け込むという作業が加わってしまった。ただでさえ、朝の作業は立て込んでいる。浅はかだったね。そう、これが意外と面倒なのだよ。いまじゃ、スーパーで漬物を買っていた頃が懐かしい 笑
味噌汁の具、これはほぼ毎朝決まっている。ワカメと高野豆腐、そして、味噌を投入し、仕上げにきな粉を大さじ2杯入れる、と言った塩梅だ。
今日は、レタスや蕪の葉も入っている。買ってきたばかりのレタスの外側って、けっこう葉質がこわい場合があるよね。そんな奴は味噌汁の具として使うんだ。意外と葉物って、独特の出汁が出るんだよ。
難消化性タンパク質(レジスタントプロテイン)って、ご存知だろうか?
文字通り、消化されにくいタンパク質のことで、摂取後、そのままの状態で腸まで到達するという。そこで、レジスタントプロテインは油脂類と結合し、消化吸収されることなく体外へと排出してくれる有難いタンパク質なのだとか。まぁ、植物繊維の一種だと考えればわかりやすいかな。いまでは、コレステロール低下作用や抗腫瘍作用にも効果があるとかで、そちらの研究にも熱が入っているんだって。
これが、米、酒粕などを始め、大豆やその加工食品に豊富に含まれている。もちろん、高野豆腐やきな粉にもね。
体に良いということで、なおかつ手軽にできることは何でも摂り入れないとね。そう、そう、もう、いろいろ注意した方がいいお年頃なのだから 笑
きな粉と高野豆腐は、ここ数年、ほぼほぼ不動の銘柄が決まっており、ワカメに関しても今年から不変の定位置にどっしりと座っているのが普代産の商品ということになっている。
数年前、親愛なる伊予国の花ともさんに、トウチクランを頂いた。茶花ホウチャクソウとも言う。なかなか雰囲気のあるチゴユリの仲間である。
着々と株は大きくなっているようなのだが、なかなか花芽をつけてくれない。嫌われちゃったのかな、この風土を。
そこで、朝食後のこと、急に思い立ち、地植えにようと、チョウジソウが植わっている辺りを掘り返し、こんな具合に植え替えてみた。
増えた株の半分は、いままで通り鉢植えとし、リスク分散に怠りはない。
伊予国の花ともさんには、いろいろなお勉強をさせて頂いた。八重や一重のタマカンザシもそうだし、マツムラソウも経験させて頂いた。
あっ、伊予国の特産品などもお送り頂き、僕は狭山茶をお返しにしたこともあったっけ(狭山は、悲しいかな、特産品といえばお茶しかないのだよ 💦)。
閑話休題。
さて、トウチクラン、そして、植え替えられて鉢に収まったチョウジソウ、来年は、どんな姿を見せてくれるのであろうか。