【📸2024年4月1日:タツタソウ(竜田草:メギ科タツタソウ属の多年草)の二輪目である。】
【📸2024年4月1日:薄紫の色は、人を優しくする力があるのかもしれない。】
【📸2024年4月1日:今朝、イワウチワ(岩団扇:イワウメ科イワウチワ属の多年草)が咲いた。薄桃色に染まって。】
【📸2024年4月1日:キバナイカリソウ(黄花碇草:メギ科イカリソウ属の常緑多年草)が先んじた。】
【📸2024年4月1日:先んずれば即ち人を制し、後るれば則ち人の制せらるる所と為る。】
【📸2024年4月1日:こちらはイカリソウ。キバナと異なり落葉性の多年草となる。キバナに後ると雖も恥にあらず。】
【📸2024年4月1日:今年もユキザサ(雪笹:ユリ科マイヅルソウ属の多年草)の芽がたくさん出てくれたよ。】
ある人は言う。春はあけぼのなのだと。
それを否定するわけではないのだけれど、やはり、僕にとっての春というのは、花びらに薄く染められた桃色であったり、薄紫であったりするわけで。
もちろん、花ばかりではなく、花に先んじて地上部に現れた双葉のあえかな姿であったり、花後に萌えいずるあまりにも瑞々しい若草色の葉であったりもするのだ。
ほら、ほら、見てごらん。たまさかの暖かさに浮かれて、にょき、にょきっと萌え出たユキザサの芽を見ても、さて、これからどんなパフォーマンスをしてくれるのかと思っただけで、やはり春の訪れというのは素晴らしいものなのだと思ってしまう。