【📸2024年4月7日:花と果実(袋果)。トウゴクサバノオの名前は、この果実の形状に由来する。】
【📸2024年4月7日:ご覧の通り、なんとも愛らしい花なのである。まさか、鯖に譬えられるとは思わなかったであろう。】
トウゴクサバノオはキンポウゲ科シロカネソウ属の二年草とされ、漢字では「東国鯖の尾」と表記する。
シロカネソウ属は西日本に近縁種が多いとされている。本種は東日本にも分布するあるため「東国」を冠し、さらに、果実が鯖の尾ひれを思わせるところから「鯖の尾」と命名されたとある。
よくよく見ると、鯖の尾というより、竹トンボのようだ。
【📸2024年4月7日:サンインシロカネソウの花と果実(袋果)。鯖の尾よりもっともっと開いているみたい!】
【📸2024年4月7日:花の印象も、大きく異なることはないと思うのだが・・・。】
サンインシロカネソウの果実の写真を見ると、基部で合着した2つの袋果が、成長とともに左右に開いていくのがわかると思う。
この袋果の形状はシロカネソウ属の特徴の一つとされ、トウゴクサバノオやサンインシロカネソウに限ってのことではないようだ。
というか、鯖の尾と比べるとサンインのほうがより水平に開いているように見える。誤差の範囲かもしれないが、サンインは鯖の尾と言うより鮪の尾に似てるかもしれないね。