正月朔日、戸締まりをしようと玄関に出た。何気なしに宅配ボックスが置いてある右手を見ると、何か、ふわりとした小さな物体が目に飛び込んできた。
おや、おや、糸屑か、紙屑でも枝に絡んでいるのかと凝視すると、どうもそのようではない。花ではないのか? つんつんとした数本のシベが、小さな花被片から飛び出しているのがわかった。おい、おい、ニワウメが開花したのかい !?
一般的には、開花時期は4月頃とされている。たったひと粒、ふた粒に過ぎないけれど、正月元旦に、その姿を視界に捉えるなんて、僥倖と言えまいか、なんてちょっと大袈裟に過ぎるかな。
その他には、これといって目新しい花はなく、再掲、再再掲といったものばかり。
いまだ咲き続けているゼラニウムと、最後の一輪となった西洋マツムシソウ(スカビオサ)を、画面の賑やかしに貼り付けておこうか。
あっ、ご挨拶遅くなりましたが、皆々様、今年もよろしくお願いいたしますm(_ _)m