いつ頃のことであったか、底知れぬ恐怖に慄いたことがある。そう、ある冬の日の早朝、なんの気なしに犬走りに置いておいた木材の一枚を持ち上げたところ、そこには冬越しのてんとう虫の集団がこれでもかとばかりにこびりついていた。
怖気を震うとは、まさにこのようなことを言うのだろう。もぞもぞと蠢く数限りない小さなつぶつぶ――それは決して見てはいけない光景を見てしまった者へ、怨念の谺となって浴びせられる波動の如きもの。
トライポフォビア――集合体(ブツブツ)恐怖症などと通称され、小さな穴や斑点などの集合体に対する恐怖症のことを指すが、意外と身近にその元凶は存在するものなのである。
だから、“だらけ”なのだが、この花々たちの“だらけ”であれば許してやってもいい。
スミレイワギリソウの花だらけ、膨らんできたイソギクのつぼみだらけ、そして、今春初めて入手したアケボノソウの圧倒的な花の数も“だらけ”に該当するのだろう。
怖気を震うとは、まさにこのようなことを言うのだろう。もぞもぞと蠢く数限りない小さなつぶつぶ――それは決して見てはいけない光景を見てしまった者へ、怨念の谺となって浴びせられる波動の如きもの。
トライポフォビア――集合体(ブツブツ)恐怖症などと通称され、小さな穴や斑点などの集合体に対する恐怖症のことを指すが、意外と身近にその元凶は存在するものなのである。
だから、“だらけ”なのだが、この花々たちの“だらけ”であれば許してやってもいい。
スミレイワギリソウの花だらけ、膨らんできたイソギクのつぼみだらけ、そして、今春初めて入手したアケボノソウの圧倒的な花の数も“だらけ”に該当するのだろう。
🌼 花の名前: | スミレイワギリソウ | 📸 撮 影 日: | 2021/10/12 11:00 | |
🌱 科 目 名: | イワタバコ科ペトロコスメア属 | 📅 投 稿 日: | 2021/10/26 | |
📝コメント: |
伊予国からお輿入れいただいた。ちょっとセントポーリアに似てないかな。雰囲気が。花はスミレだけどね。 |
⛺️ 撮 影 地: | 自宅ベランダ |
🌼 花の名前: | イソギク | 📸 撮 影 日: | 2021/10/26 9:37 | |
🌱 科 目 名: | キク科キク属に分類される多年草の海浜植物 | 📅 投 稿 日: | 2021/10/26 | |
📝コメント: |
海辺でよく見かける。そう、だからこその名であるという。古い和名として、岩菊、泡菊などもある。 |
⛺️ 撮 影 地: | 自邸の小庭 |
🌼 花の名前: | アケボノソウ | 📸 撮 影 日: | 2021/10/26 9:28 | |
🌱 科 目 名: | リンドウ科センブリ属に分類される二年草の一種 | 📅 投 稿 日: | 2021/10/26 | |
📝コメント: |
"花被片に印された黒い斑点の下、2つ並んだ黄色の蜜腺が印象的である。なにが曙なのか? どうも、この黒い斑点を夜明けの星空に見立てたことに由来するらしい。 |
⛺️ 撮 影 地: | 自宅ベランダ |
こちらに来られるのは久しぶりですね~
ますます素敵なお庭になっていますね!
アケボノソウは今年あちこちで探していますが、望遠で米粒サイズにしか見えないほど遠くの1本しか見つけられませんでした。
ベランダで育てられるんですね。
私は片っ端から枯らす名人なので、コツがあったら伺いたいです。
点々模様が可愛いですね!
「だらけ」は私もとても苦手です。
これまで見た「だらけ」で一番恐怖だったのは、夏の夜、宇治川畔の自動販売機にびっしりとたかったオオシマトビゲラ。
飲料の見本が見えないほどでした。
それと自宅のナンキンハゼの葉の裏一面のイラガの孵化したての幼虫・・・
今思い出しても、ぞーっとします。
なかなか趣味園の方に行けないので、よかったらFBかこちらに来てくださいね!
ごめんm(_ _)m 見逃してた 汗
そう、そう、慣れませんで大失態です。ご容赦くださいませ。
集合体(ブツブツ)恐怖症、意外と多いように聞いています。
症状のひどい方は、イソギクの花を接写してさえ怖気が立つとか、立たないとか(fakeかな)。
オオシマトビゲラ、検索しちゃいましたよ。
うわっ、見なきゃよかった。。。
って、ナンキンハゼにもそんなことが!?
実は、ナンキンハゼの種を摘んできて播種、今年三年になった幼木が2本ほどありまして、🍁がきれいなので育てていこうと思っていたのですが・・・(ノll゚Д゚llヽ)
ってなわけで、結構、種の取り蒔きでも楽しんでます。
これからは、たまにですがこちらにも立ち寄りますのでよろしくです。
コメント有難うございました<m(_ _)m>