Kite.comの花を探して毎日ブラ散歩!

今日もカメラ片手に、日常の中の非日常を探して彷徨ってます。猫の額でも、ほんの少しですが季節の山野草と戯れています。

利休草は 葉表から花柄を出して花を付ける

2023年05月21日 15時12分20秒 | みんなの花図鑑
 📷2023年5月20日:リキュウソウ
 (利休草:ビャクブ科ビャクブ属の多年草)
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 リキュウソウ(利休草)はビャクブ(百部)とも称し、学名は「Stemona Japonica」という。種小名に「Japonica」とあるが、日本固有の植物ではない。原産地は中国とされる。
「Stemona」は「Stamen(stéɪmən)」と同様、「雄しべ」を意味するという。確かに、リキュウソウの雄しべは見るに値する特異な形状をしている。
 元来、日本には薬草として入ってきたようであるが、昨今、つる性という特性を生かしてアレンジの葉物として人気があるのだという。

 📷2023年5月20日:ほら、リキュウソウは葉の表面から花柄を伸ばす。
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 ハナイカダ(花筏)という小洒落た名前の植物がある。また、アレンジメントなどでよく使われるルスカスという常緑の耐寒性植物もある。そして、スベリヒユ科のウインターパースレイン(クレイトニア)などはサラダなどで供されるという。
 何のことかって? これらは、いずれもが葉っぱに花を付ける植物なのだという。そして、このリキュウソウも、ご覧の通り、葉の表面から花柄を伸ばし特徴のある雄しべをぴょんと突っ立てた四弁花を付けるのだ。

 📷2023年5月20日:驚くほど細い花柄が花茎15ミリほどの花を支えている。
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 📷2023年5月20日
 6号ほどの鉢が2つ、それぞれ5~6本の茎を立ち上がらせている。
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 色鮮やかな葉に埋もれ、花はあまり目立たない。
 それでも、花を見つけると、してやったりと部屋に戻りカメラを携えて鉢へと取って返す。

 📷2023年5月21日:ポテンティラ・クランジーの間から顔を出した地植えのリキュウソウ。
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 📷2023年5月21日:クリスマスローズの陰から顔を出したいのだが、ちょっと深すぎるなぁ~。
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 地植えでもなんとかならんものかと数か所に植えて、事の成り行きを見守っていた。
 上記の2か所は昨年(ポテンティラ・クランジーの間)、一昨年(クリスマスローズの陰)に植えたモノ。
 まだ、花が見られるほどではないが、それでも地植えで越年している。



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