📷2022年5月26日:山紫陽花 藍姫である。26日10時26分の撮影であるが、まだ、真花(両性花)の開花は見られない。
📷2022年5月28日:28日13時55分に気づいたのだが、真花(両性花)が開き始めていた。
アジサイの季節である。
鎌倉の紫陽花寺と称される明月院を訪れたのはいつのことだったか。
思い出すことも儚いほどの昔となってしまったようだ。
そりゃ~、かの寺とは比ぶべくもないが、それでも季節が来れば、猫の額のアジサイたちもほころび始めてくれる。
な~に、広角で撮れば話は別だが、寄って撮ればアジサイはアジサイとしてそこに存在し、まさにアジサイとしてカメラのメモリカードに記録されることとなる。
生まれたばかりの真花は、すでに固いつぼみの状態でこれから咲こうとする色の片りんをここかしこに魅せている。
次に、装飾花に変化が見えてくる。そう、真花に見られたその色を、己が花びらにも滲ませてくるのだ。
いくつかのプロセスを経て、今度は真花が真の花の本領を魅せてくれる。
かぱっと開いた五弁花には雄しべ、雌しべ(花柱)が見えている。だが、花びらと見えるのは萼片だ。
雄しべの数は定まらず、例えば、8~10とさまざまのようだ。花柱でさえも2~3と複数見られる。不思議な花だね。
ちなみに、結実する個体もあるようだが、ほとんどが不稔花のようである。
📷2022年5月26日:トキワツユクサに幸あれ!
26日投稿のブログの心残り、トキワツユクサをアップするの忘れてた。
樹肌に寄り添うように咲くその姿、とてもいい雰囲気なのだけど、その性向、きわめて暴力的。
それもそのはずで、国立環境研究所の侵入生物データベースによると、「ノハカタカラクサ(野博多唐草)」の名称で「要注意外来生物(外来生物法)」との記述がある。
花たちは花としてそこにあり、精一杯咲いているのに、可愛いからそれでいいというものでもないようだ。
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