Kite.comの花を探して毎日ブラ散歩!

今日もカメラ片手に、日常の中の非日常を探して彷徨ってます。猫の額でも、ほんの少しですが季節の山野草と戯れています。

貴方は、本当にフジバカマなのかい?

2023年09月17日 15時50分40秒 | みんなの花図鑑

 📸2023年9月17日:つぼみの頭頂部が、少しずつだが赤みを帯びてきたような気がする。
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 みん花の頃、フジバカマだと思って投稿すると、「それは、サワフジバカマである。フジバカマなんぞは、滅多にありゃーしないのさ!」なんてよくご指摘を受けたものである。それだからして、自分で野草を育てるようになってもフジバカマには手を出してこなかった。
 だが、秋の花が手薄だったので、「原種 フジバカマ」というようなキーワードで通販サイトを探したが、ほとんどが売れ切れていた。仕方なく、信頼のおけそうなサイトで、白色とともに通販したのだが・・・。

 📸2023年9月17日:右側が白色、左側が通常のフジバカマなのだが・・・。
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 サワフジバカマはフジバカマとサワヒヨドリの雑種とされ、フジバカマの茎は緑色であるのに対し、こちらは赤みを帯びるという。
「植物の名前を探しやすい デジタル植物写真集」さんによると、フジバカマと間違いやすい植物には次のような違いがあるという。

 ヒヨドリバナ :単葉で裂けず、柄があり、対生する。
 ヨツバヒヨドリ:単葉または3裂し、柄がなく、輪生する。
 サワヒヨドリ :単葉または3裂し、柄がなく、対生する。
 フジバカマ  :下部の葉は3深裂し、柄があり、対生する。
 サワフジバカマ:葉は3深裂し、柄があり、対生する。

 右側の白色フジバカマはともかくとして、左側のフジバカマ(とされるモノ)は茎が赤みを帯びている。ということは、・・・汗

 📸2023年9月17日:遅れてきた変化朝顔・青縮緬笹葉のいま。
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 📸2023年9月17日:葉は面白い。花姿がイマイチ追いついてなかったようだ。
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 遅れてきた変化朝顔、青縮緬笹葉だが、間を置きながらぽつりぽつりと咲いている。
 どうも花の名称がしっくりこない。単なる切れ咲きなのか、采咲きなのか、はたまた一重の笹牡丹なのか、いや、いや、もっと他に相応しい名があるのか、逡巡の最中。
 種もあまり期待できそうにない。ひと夏の思い出として終焉を迎えるのかな?

📸2023年9月17日:谷川コンギクと朝顔が語り合う。
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 📸2023年9月12日:小さな花は愛おしいね。
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 そんな変化朝顔を見つめながら、来年も会いたいものだとタニガワコンギクが囁いている。
 コンギクの仲間は、なかなか屈強だからして年を越すこともできるだろう。種が取れないとなると、悲しいかな、変化朝顔は次代に絆をつなげない。まだチャンスはありそうだ。祈るしかないか。

 📸2023年9月17日:開いたばかりのキキョウは未成熟。花柱は雄しべに護られ、その時を待つ。
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 はち切れそうな花の卵を従えながら、今日もキキョウが咲いている。草丈25㎝に満たない小さなキキョウが咲いている。
 花が終わったら、地に下ろそうと思っている。もし、年を越せたらだけど、マギー審司の「でっかくなる耳のマジック」じゃないが、草丈がどんどんでっかくなっちゃったりして・・・。


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フヨウやら、ルコウソウやら、街を流して撮ってきた!

2023年09月16日 16時35分00秒 | みんなの花図鑑

 📸2023年9月15日:フヨウ(芙蓉:アオイ科フヨウ属の落葉低木)
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 📸2023年9月15日:中華料理屋の駐車場にて。
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 三ヶ月ごとに、付近のクリニックの呼吸器科に通っている。おかしいなと思ったのは三年ほど前のこと、痰だとか、息切れが気になりだした。
 それほど酷いものではなく、一過性のモノかと思ったのだが、いろいろな検査をしていただくと、正常、異常のちょうど臨界点に位置するCOPD(性閉塞性肺疾患:chronic obstructive pulmonary disease)だとの診断が下される。
 おや、おや、確かに職業柄、タバコなどは手放すことができないほどではあったが、三箱まではいかないといった程度。還暦過ぎにはその習慣も断っていた。それでも、やはり年経るとこんなことになる。
 今日がその受診日だったので、この暑さも顧みずウォーキングで往復しようと家を出た。なに、片道20分ほどのブラ散歩なのでそれほど堪えるものではないと高を括っていたのだが・・・。途中、気に入った花を撮りながらのウォーキングなので気楽なものである。今日は検査はなし、いろいろと面談していただき薬を処方して貰って帰途に就いた。
 しかし、往きはよかったものの、帰りにはTシャツをぐっしょりと濡らすほどに汗にまみれて。甘かったな!

 📸2023年9月12日:ルコウソウ(縷紅草:ヒルガオ科サツマイモ属の多年草)
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 📸2023年9月13日:最近お気に入りのうどん屋の庭にて。
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📸2023年9月12日:フツーの住宅のよう。
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 📸2023年9月12日:うどん屋だけど蕎麦も美味い。
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 日々、花を求めてブラ散歩していた折り、幾度となくこの辺りの小径を歩いていたのだが、3年ほど前だったか急に宅地造成が始まった。付近には小さな祠があり、秋ともなればシラヤマギクなどを見ることができたのだが、祠こそまだそこに鎮座していたものの、小ざっぱりと美々しくなってしまって、かつての面影はない。
 フツーの住宅が建つのかと思っていたら、外観こそ住宅風であったもののそこに幟が立ち始め、そこがうどん屋だと知れた。蕎麦ならいいが、うどんはね、などと家人と話していたのだが、今年になって、直売所に行った帰りに立ち寄って見ると、十割蕎麦があり、それがなかなか美味い。それ以来、何度となく訪れている。あっ、蕎麦の写真ね、ないのだよ。今度きっと撮ってくる。ご容赦のほどを m(_ _)m

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アオツヅラフジの実が・・・。

2023年09月14日 19時46分31秒 | みんなの花図鑑

 📸2023年9月14日:(画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 ちょっと遠方にあるホームセンターまで、買い物がてらブラ散歩。このところの酷暑に気圧されて、ウォーキングはさぼり気味だった。それでも、投稿する花は自前でなんとか賄えていたので、余計間遠になってしまったのである。
 だから、ちょっとばかり距離が出る買い物であっても、機会を捉えてウォーキングということになる。
 平野の森の北辺の小径に出ると、林縁にはすでにアオツヅラフジが実を蓄えていた。例年であれば、マスカットのようなグリーンが、巨峰のような濃紫へと変わるころ、秋の足音がひそやかに聞こえてくるはずなのだが・・・。


 📸2023年9月13日:(画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 ひと夏を共にした変化朝顔が、まだいく花か咲いてくれている。
 名残りの車咲牡丹、種は取れない。まさに、ひと夏の思い出となるであろう朝顔である。


 📸2023年9月13日:(画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 9月3日にご紹介したクサボタンが開花した。
 開花したって? あまり変化が見られないけど・・・、なんて声も聞こえてきそうだが、下垂する紡錘型の萼片が四裂しているでしょ。これが、クサボタンの開花の姿なんだ。


 📸2023年9月14日:(画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 タニガワコンギクがぽつりぽつりと咲いている。「桃色」とのことだったが、見たところ白に近い色なのだが、最近症状が進んでいる白内障のせいなのか。
 それにしても、花径がとても小さい。1㎝ほどか。どのように仕立てたらいいか、ノーアイディアなのだ。平鉢にひょろひょろと林立する、なんて感じが面白いと思うのだが、技量が伴わないだろうな。
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 📸2023年9月13日:(画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 家人に囁かれて贖ったキキョウが、この日もいくつもの花を付けている。
 たまには人の意見も聞くものだ。夏には夏の、秋には秋の花が身の回りにあることこそ自然というもの。花の種類にこだわることはないのかな。

 📸2023年9月13日:(画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 ハギ・江戸絞りは、タニガワコンギクと共に猫の額にやってきた。
 木本(もくほん)だが、まだそれほど丈がないだけに、やわやわと風にそよぎ、なよやかな花が目の前をよぎる。草本と見紛うばかりのその存在が、見る人にしみじみとした趣を与えはしないだろうか。



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咲き揃うアカバナオケラ、そして、青縮緬笹葉にも花が・・・

2023年09月13日 14時10分10秒 | みんなの花図鑑

 📸2023年9月13日:アカバナオケラが咲き揃う。
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 📸2023年9月13日:減りもせず、増えもせず、年を重ねている。
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 ここ数年、2株が、2株のまま年を重ねている。それでも、今年は花の数は多いように思う。
 このアカバナオケラ、人の目を奪うという花ではないにしろ、その穏やかな桃色の花は夏から秋へと季節が変わることを知らせてくれる(僕にとっての)インディケート・プランツ(indicator plant:指標植物)なのかもしれない。

 📸2023年9月13日:気象庁の「生物季節観測値(生物季節観測累年表)」例。
 (生物季節観測の情報の「生物季節観測の情報」より引用抜粋)
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 あっ、そう、そう、指標植物といえば、気象庁が行っている植物季節観測も、単体の植物を観察することによって季節の進み具合や気候の変化を知ることを目的としている。
 ほら、春の初め、桜の開花に一喜一憂する様が各メディアで報じられるでしょ。これが、植物季節観測の一つの例。この観測は桜だけではなく、梅、紫陽花、ススキ、銀杏(黄葉)、銀杏(落葉)、楓(紅葉)、楓(落葉)などを対象に実施されているという。
 国連のグテーレス事務総長が、「温暖化の時代は終わり、“地球沸騰” の時代が始まった。」とコメントしたのは記憶に新しい。植物季節観察の対象植物も、こんな厄介な時代に生を受けてしまったあはれを嘆き、年ごとにその姿を変えていってしまうのだろうか。

 📸2023年9月13日:見当違い ⁉ まったく想定外のつるから開化が始まっていた。
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 📸2023年9月13日:隣り合わせたつぼみが、シンクロして咲いたのだろうか。
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 📸2023年9月13日:「青縮緬笹葉白采咲」とでも言うのだろうか?
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 迂闊だった! 先日、つぼみを発見したという日記をあげたばかりだった変化朝顔の「青縮緬笹葉」のことである。
 いつもの通り、朝一番で猫の額の花をチェックしていたら、あろうことか鉢からこぼれたまったく別のつるの先に花が二輪咲いているのを発見した。
 そう、目星をつけていたつぼみではない。まったく別のつるなのだ。「お前の目は節穴か!」--仰る通り、何の抗弁もできませぬ 汗

 それにしても、もう少し複雑な態様を想定し、期待は破裂せんばかりに膨らんでいたのだが、それを見た瞬間、本当に萎え萎んでしまったのだよ。切れ咲きというか、采咲きといおうか、すぐ近くに咲いている牡丹咲きと似たり寄ったりのモノだったのだ。
 よくよく花を観察してみると、しべが見える、ようなのだが・・・。で、あれば、ひょっとして種が取れるかもしれない。いや、取れて欲しい、と熱望する。
 ここまで来ると、花が咲くだけでは我慢できなくなってしまったよ。リチャレンジとは言わないが、この系統のさらなる不思議を探求してみたくなったのだ。


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ツルボが咲く頃に、新顔の変化朝顔に変化が・・・

2023年09月11日 14時28分00秒 | みんなの花図鑑
小さな淡紫色の総状花序を穂状に

 📸2023年9月11日:ツルボ(蔓穂:キジカクシ科ツルボ属の多年草)
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 昨年、地植えから鉢上げしたチョウジソウを株分けし、ひと月ほど前に、その一部を小庭に再度地植えにした。強い草だから、鉢物も地植え組も元気なようである。
 チョウジソウを地植えにした辺り、ここには毎年ツルボの花が出る。ツルボの領土を侵食しなかったか心配していたが、上手いこと領土分割がなされたようである。
 しかし、ツルボはおかしな草本であることよ。春先、ひょろひょろとニラのような葉を伸ばすのだが、その折り、花茎は姿を見せない。秋の声を聞く頃、思い出したように花茎を伸ばし、「ほら、可憐に咲いたでしょ!」とばかりに澄まし顔なのである。

 📸2023年9月10日:変化朝顔「青縮緬笹(あお ちりめん ざさ)」に焦がれた変化が!
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 📸2023年9月10日
 米粒よりほんの少し大きいくらいのつぼみを発見!
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 みんなの趣味の園芸にて葉の名前を質問した変化朝顔、レプトさんが変化朝顔研究会の方々とご面談いただき「青縮緬笹(あお ちりめん ざさ)」という立派なお名前を頂戴したのですが・・・。
 そう、それが7月末のことだったのだが、以後も一向に大きくなることはなく、つぼみさえ育つ気配もなかった。う~ん、花など期待できそうにないと諦めかけていた。そうこうするうちにカレンダーも1枚、2枚とめくられ、はや9月も中旬に差し掛かろうかという頃、見えたのだよ、明らかにつぼみではなかろうかという形状のナニモノかが。花咲くのかな? つぼみだよね、本当につぼみなんだよね⁉ 気を揉ませ、期待させて、ポロリ、なんてことにならないよね ⁉ もうしばらくは、息を潜めて見守ることにしようか。

 📸2023年9月10日:昨年と同様の台咲きが出た。「黄縮緬笹葉淡水色地藤紫吹雪台咲」ってやつだ。
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「青縮緬笹(あおちりめんざさ)」につぼみらしきものを認めた日、昨年とは比べ物にならぬほど小輪の「黄縮緬笹葉淡水色地藤紫吹雪台咲」が咲いていた。まるで、まだ海の物とも山の物ともつかぬ「青縮緬笹」のつぼみを寿ぐように。

 📸2023年9月10日:フジバカマ(藤袴:キク科ヒヨドリバナ属の多年草)
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 何度も言う。「今年の夏は散々だった!」と。夏から秋に期待したいくつかの山野草が、酷暑のせいか、あるいは主の至らぬ世話のせいか、露と消えていった。
 あれっ、そう言えば、まだカリガネソウもまだのような気がする。あれほど頑強な草本であるのに。。。
 諸般のことどもを見据えて取り寄せた数種の秋の花、その中の一つがフジバカマであった。ほどなく秋分という声を聞き、それとわかるほどにつぼみが膨らんできた。
 当地では、まだまだ猛暑日に近い日が数日続くという。安心はできないだろうが、こちらも期待しつつ注視していこうと思う。


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