2024年の変化朝顔は、公益財団法人遺伝学普及会で求めた6種、おまけで頂戴した1種を加えて7種ということになる。しかし、播種が早過ぎたためか生育はあまり芳しくない。
一般的に、アサガオの生育には、少なくとも20度以上の温度が必要とされる。ところが、今年の播種は5月中旬頃であった。確かに、夏日、真夏日といった日も珍しくなかったが、10度などという低温の日にもしばしば遭遇した。
7種のなかで順調に推移しているのは、上記で示した「青斑入蜻蛉葉木立茶覆輪丸咲」である。この長ったらしい名前は、この変化朝顔の性質を列挙したものである。読みと該当する部位を示すと、以下のようになる。
「あおふいり<葉色> とんぼば<葉質> こだち<つるの性質> ちゃふくりん(花色) まるざき<花の形>)」
ご覧の通り、まだ本葉が数枚出た程度だから、これからどうなるか分かったものではない。生き物の生育にはハプニングが付き物だものね。
他のホトトギスに先駆けて咲いたタマガワホトトギスが花びらを落とした。
すると、花びらと同様、黄色味を帯びた実が出現した。この鞘のなかには1ミリにも満たない種が出来るというが、いままでその種を確認した試しがない。栄養が行き届かないせいだろうか? 今年こそ種を取ってみたいものである。
挿し木にして育ったゲンペイシモツケである。この株には、赤系統の花しか出ない。
一説によると、赤系統の花が咲いた枝を挿し穂にすると赤系統しか出ないとか。源平の名の如く、紅白の変化咲きを求めるのであれば、白系統の枝を指し穂としなければならないという。それほど多くのケースを試したわけではないので、この説が正しいか否かは藪の中。
この時期、花に困るとこの二種に頼ってしまう。
斑入りツユクサと初夏咲きのアネモネであるカナデンシスである。
ともに強靭な生命力を有するが、ご覧の通り、葉や花は愛でるに値する。なかなか得難い草本だと思うのだが・・・・・・。
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