中山道歩き3日目、この日も晴天
街道歩き日和でした
国道19号線沿いを西に向かいます
先月の街道歩きでは
ピンクの山桜がとても綺麗でしたが
今回の街道歩きは
山フジが綺麗でした
新緑も美しく黄緑色に輝いていました
上松宿
本陣 1軒
脇本陣 1軒
旅籠 35軒
木曽路の中で一番長い宿間
明治以降の度重なる大火で
当時の街並みを残しているのは
上町のみ
十王堂の石仏群
上松宿の入り口に石仏群が置かれています
洪水で流された石仏を集めてここで地域の人達が
お世話をしているそうです
玉林寺
木曽家16代目玉林が創建したと言う玉林寺
1766年造営の山門
木曽氏館跡
木曽氏館跡
わずかに石垣が館跡を思わせるのみ・・・
街道沿いにあった古民家の和菓子屋さん
街道沿いにあった古民家の和菓子屋さん
重厚なたたずまいのお菓子屋さんでした
焼き大福ってのが有名らしいけど
ツアーの皆さん
大勢で押しかけたので
あっという間に売り切れた
私は最後方に並んでいたので
焼き大福どころか
他の木曽名物らしきお菓子も売り切れてました
ツアー会社の方
大勢で立ち寄ること
お知らせしておかなくちゃですよねぇ~~
脇本陣跡・・・
今は一般の方のお宅
本陣跡
今は歯科医院・・・
横から見るとわずかに蔵の作りが
残っていました
上松駅
上松宿は木曽檜の集散地として栄えた宿場町らしく
駅にも木のオブジェが・・・
木1本、首一つと言われたほど
厳しい管理であったそうです
上松は御嶽海の出身地で町のあちこちに
御嶽海ののぼりやポスターが張られて
いました
義仲も御嶽海も
この木曽の山々に育てられて
強くなったのかな???
諏訪神社
諏訪神社
鳥居のみ道路にあって
神社は学校の校内との事
この鳥居の前が
尾張藩上松材木役所御陣屋跡があります
尾張藩が木曽の山林を管理するために
設けていた役所だそうです
今は、民家になってました
寝覚集落に入りました
道の両側に立場茶屋だった「たせや」と
蕎麦屋だった越前屋の2軒が並びます
二軒の古民家の間の坂を下ると「寝覚めの床」
寝覚めの床
木曽路の中でもっとも有名な景勝地
巨石が長年にわたり木曽川の激流に浸食され
見事な造形を作っている
国の名勝史跡天然記念物
中央の岩の上には
浦島太郎が弁財天像を残したと言われる
浦島堂が立ち
徒歩で行くことができます
こんな綺麗に滝が流れている遊歩道を歩いて
行きますが
ここからは、大小さまざまな形の石ころを
越えて、浦島堂まで行きます
片道15分位かかったかな~~
今回の3日間の街道歩きの中で
最大の難所だった
講師の先生・・・
行ける方だけでよいです
無理しないように・・・
と、おっしゃってくれましたが
18名参加のうち
15名が、ここ浦島堂までやってきました
行きは夢中で石を越えて行きましたが
帰りも、大変でした
転ばぬように、滑らぬように・・・です
私よりお年を召した方が
多くいらっしゃいましたが
みなさん、健脚で、恐れいります
中山道の旅
私の参加するツアーは
全行程33回です
お江戸の日本橋をスタートして
京、三条大橋でゴールの予定ですが
諸事情で、宿場の順番通りに
歩くことができず、
途中の宿場でゴール・・・
という方も
いらっしゃいます
今回はおよそ4年間かけて
ここで、ゴールという方がいらっしゃいました
この先のコースはすでに歩かれたようです
講師の先生と添乗員さんがゴールテープを持ってくれて
ゴール~~です
青空の元
完歩賞授与式・・・
もうすぐ80歳・・・って
おっしゃってました
街道途中での完歩も
なんか、感動的でしたよ
私は、東海道完歩した時
京都で完歩賞をいただきました
中山道の完歩はまだまだ先になりそうです
次回は、6月
街道はまたまた戻りますが
いよいよ和田峠越えです
梅雨に入り
雨の峠越えにならなければいいがなぁ~~と
思っています