甲州街道を歩く12回
黒野田~石和 2日目
10月21日
この日も秋晴れ街道歩き日和でした
柏尾橋
1863年 近藤勇ら新選組を中心とする隊が
板垣退助率いる西軍との間で戦闘が行われた場所
大砲の打ち合いになったが近藤勇は退去し江戸に逃げ帰っている
なんだかかわいい感じの近藤勇像です
8:30 大善寺
創建は奈良時代
鎌倉以降は代々将軍や武田氏の祈願所
1582年 岩殿城を目指す勝頼一行がこの寺に
泊まり武田家再興を祈願するために
薬師堂に1泊した記録があるそうです
山門
大善寺 本堂 (薬師堂)
薬師三尊像を安置している
薬師如来像は5年に1度御開帳のみ
そのお姿を見ることができるそうです
ここの薬師如来像は手に葡萄を持っているそうです
建物は関東周辺で最も古いそうです
勝沼甲州葡萄の発祥の寺で
中国から運ばれてきた葡萄の種を薬草として
植えたことが始まりで
この地に伝わったそうで
ぶどう寺とも呼ばれている
ぶどう寺とも呼ばれている
寺の展望台から
甲府盆地を眺めることができました
甲府盆地を眺めることができました
寺では今でも葡萄を育てており
ワインやジュースをいただくことができます
縦に切るとハート型に見える
マイハートという品種だそう
講師の先生がこの寺のぶどうジュースお勧めでしたので
いただいてみました
1杯300円
葡萄発祥の地のジュース
美味い・・・気がした
講師の先生葡萄付きで喜んでいました
これまではジュースのみで
ぶどう付いてなかったって言ってました
この寺で収穫したブドウで造られたワインが
売られていましたので、買いました
一升瓶送ってもらいました
勝沼宿
本陣 1軒
脇本陣2
軒旅籠 23軒
甲府盆地の東に位置し江戸からの玄関口として賑わいを見せていた
勝沼氏館跡
信玄の叔父の館
勝沼氏は武田軍団のご親類衆として
活躍していましたが
信玄によって滅ぼされたようです
親戚と言えども不穏な動きがあったら潰されるのよね
戦国時代は・・・
10:00 槍掛け松
本陣跡の前にある松
大名一行が泊まった時
この枝に槍を立てかけておいたところ
旧田中銀行社屋
国登録有形文化財
旧田中銀行の社屋とレンガ造りの土蔵は大正時代の
洋風建築を伝えています
無料で入ることができました
洋風建物ではありますが建てたのは
日本の大工さんだそうです
かつてこの辺りに高札場があったそうです
日本最古のぶどうの木
樹齢100年
今も健在です。もう少し早い時期なら
葡萄の実をつけているところが見られたかもね
10:40 諏訪神社
葡萄畑に囲まれた街道を歩きます
葡萄が実っているときに歩いてみたいです
途中ここでトイレ休憩
山梨県と言ったらこのケーキ屋さんですよね
安くておいしいケーキとアイスがあります
山梨市
栗原宿
本陣 1軒
脇本陣 1軒
旅籠 20軒
宿場の面影を残すものは何も残っていない
11:40 大翁寺
栗原氏の館跡
11:50 大宮五所神社
江戸時代は栗原筋55か所の総鎮守
建物は歌舞伎造りで、社殿の前が舞台となり
甲府に行く前の役者たちはここで芝居をして
評判を確かめていたそうです
12:10 お昼ご飯
ぶどう農園見晴らし園
蕎麦がおいしかったです
歩き疲れた身体はちょっと塩分が欲しくなるのかも
汁まで美味かった・・・
見晴らし園というだけあって
とても見晴らしの良い所での昼食でした
そんで、葡萄のお買い物・・・
もう10月ですから
葡萄の時期も終わりですかね
シャインマスカットのセール品が並んでましたわ
セール品といえども
1房3500円
高いじゃろ・・・
大善寺で買った1升瓶のワイン
3300円だったわ
葡萄1房よりワイン1升を選んでしまう
飲んべいかかあ天下ですわ
お腹もいっぱいになり
再び街道を歩きます
笛吹市に入りました
笛吹川の土手を西に向かって歩きます
この甲州街道を歩く12回は9月9日に予約を
していたのですが
富士山登山直後にて
とても街道歩きはできないと
キャンセルしてました
峠越えにこの西日に向かってひたすら歩く
この12回は9月に歩くには
暑くて厳しかったと思います
10月で良かったです
14:10 笛吹川にかかる笛吹橋を渡ります
14:25 笛吹権三郎の像
笛の上手な少年の母親が洪水で流され
亡くなりました
少年は笛を吹きながら母を探しましたが
力尽き
自分も川に落ちて亡くなったそうです
その後この川の流れる音が
少年の吹く笛のように聞こえたことから
誰とはなしに笛吹川というようになったそうです
うん うん
お話を聞くと
川の名前も忘れんわ
像
15:10 遠妙寺
山門をくぐると正面に仁王門
本堂へと続く・・・
「鵜飼」という能の演目で有名な寺だって
能は遥か昔、1度観たことがありますが
正直、よくわからなくて、つまんなぁ~~かった
八田家書院
八田家は武田家の蔵前奉行をしていて
のちに徳川家に属していたそうです
屋敷は1601年の建築だそうで
庭がとても綺麗でした
石和宿
本陣 1軒
脇本陣 2軒
旅籠 18軒
甲斐の国の文化や経済の重要な拠点として栄えた
鎌倉街道の起点でもあり甲州街道が東西に
通ていて石和宿は賑わっていました
15:15 石和本陣跡
説明板と石評の前くらい
フェンスを外せ・・・つうの
私有地なんかね???
まぁね~~
何の表示もない本陣とかもあるし
石評があるだけでいいのかぁ~~
私みたいにブログとか書いてる人
多いからねフェンスでおおわれた石和宿本陣跡は
たくさんの画像が残ってしまいますわ
ここから少し歩き甲運橋を渡ったところまでが石和宿で
ここから甲府市に入ります
今回の甲州街道を歩く12回
黒野田~石和までの1泊2日の街道歩きは終了です
15:30 お楽しみワイナリーでの
お買い物タイム・・・
ワインの試飲もありましたが
最寄駅から車の運転がありますので
試飲は我慢です
皆さんが美味しいと言っていた
新種の白ワインを買ってきました
16:10 バスに乗車です
秋晴れの行楽日和の日曜日の夕方
中央道渋滞は覚悟のうえです
途中談合坂サービスエリア
小川サービスエリアに寄り
新宿駅まで3時間30分かかり
19:45 新宿駅に着きました
さてここからまた群馬までの列車の旅が
始まります
3時間30分、バスの中で爆睡してきましたので
体力回復してます
20:24 高崎線乗車です。
ちょっと贅沢してグリーン車に乗りました
グリーン券800円なんで満員電車に乗らなくてよいので楽ちんです
22:00 最寄駅着 ここから車で自宅まで・・・
22:30 自宅着
最近父ちゃんが学習して風呂を沸かしておいてくれるようになりました
ありがたや・・・
いやー石和宿まで行きましたね!ブラーボッ!ブラーボッ!
スーパー等で並ぶのは市場を通しての値段なので、
卸値が高過の黄緑葡萄バブルやろ!
1升ワインなら納得です!大正解ですよ
綿雲ポッカリ浮かぶ景色の中を西に歩く美女軍団!
その進む街道ガールズの姿!霊所回りのお遍路さんと
ダブりましたよ。いや大した体力です。
9月だったら救急車出動だったかも、10月正解でしたね。
いい天気に恵まれた”街道おかか様が行く”街道の旅
良かったですね! 乗り物移動も体力回復に使われOK
旦那さんもお疲れでした~('◇')ゞ
気が付いたのですがこの甲府盆地に8市には驚きです
山梨は子供の頃行きましたがほとんど覚えてなくて、ほうとう食べた覚えはあるけど。
あの葡萄何千円も出して食べるほど
美味しいと思わないのですが
味音痴なだけでしょうか
歩く中毒
ある中ばばあ・じじい達は
甲州街道ゴール
下諏訪を目指して
ひたすら西に進みます
いつも応援ありがとうございます
後半は武田信玄のゆかりの地巡りです
歴史にまったく
うとかった私が
東海道で家康・信長話
中山道で木曽の義仲話
甲州街道で武田信玄話
少しづつ歩いて聞いてるうちに
なんとなく理解できるようになり
今まで、大河ドラマなどまったく
興味なかったのに
最近楽しみに見ています
たいぴろさんの高野山の旅ブログ
ゆっくり読ませてもらおうと
思ってます
街道友達に高野山話も熱く語られているので
興味はあります
公衆勝沼といえば 近藤勇先生^^
幕末ファンとしてはぜひとも足を延ばしたい街道です
鎌倉からだとそんなに遠くないので いつか行ってみよう!
それにしてもシャインマスカット 高級ですね~(汗)
新選組話が多く
山梨県に入ったら
信玄話ばかりです
歴史好きには
楽しい街道だと思います
山梨には葡萄の時期にぜひもう1度
来たみたいと思いました